このブログではめったにないタイプの記事です。
私たちのグルメの記事といえば、
ハンガリー時代のこんなのとか
ブルガリアのABURAが際立つうまいものの話とか
オーストリアの素敵過ぎる朝食とか
もちろんロシアの料理についてあつく語っている会もあるのですが、
どちらかというとお酒に関するレポートの数々が輝いています。
で!
今回は今までにないグルメ度合いなんですが、
これはもううちになかなか起きないことなので
(一部の友達の要望もあり)記録として残しておきます。
尚、ふだんほぼ一切外食できないことは感動を倍増させます。
さてさて、そもそも2年前から本当に予約してたのか?
って話ですが、答えは
まさか!
です。
2年前といえば、長男と一緒にベルリンのスパイミュージアムに潜入したり
ノルウェー人との同棲を楽しんだりと日本のレストランとか地平線の彼方
というかんじでした。
今回いけたのはひとえに旦那さんの会社の超グルメな副社長さんのおかげです。
たまたまいけなくなったのを瞬時の挙手onインターネットで
権利を譲っていただいたものでございます。
※権利を譲る時は事前にメールなどで許可を得る必要があるみたいです。
当日はベビーシッターの予定を抑えれなかったので
急遽妹夫婦にきて頂きました。(そうそう、あのクレイジーウエディングの人たちです)
大大大感謝
そんなすごいレストランに行くには何を着ていけばいいんだろうかと
暫し悩み、なんとなくおっけーそうなものを選んでいざ出陣。
(きちっとしているとしていないとの間ぐらい)
着いてみたらそこは普通の住宅街。予想とちと違う。
しかも、お店はマンションの一室、的な。
なんか、逆に、っぽいやつ?
そして通されたのはこんな狭めのカウンターにオシャレなジンのパッケージが。
こういうとこで食べるんや~
劇場型ってきいていたし、マスターがバー越しに語りかけてくるんや~
とかいう謎の納得としていたら
それは超初心者でしたゎ。
時間になったらちゃんと食事スペースに通されました。
自分の小さくまとまってる感を痛感。
遠くに見えているのは料理人の方たち。
目の前のメニューを読み込んでみますが、ぜんぜん頭に入ってきません。
頭に入ってこないけど、なんだかとりあえずとんでもなくおいしそう。
(そして日付でいかに執筆が滞ったかが一目瞭然…。うおー)
そして目の前のこの箱。中に何かサプライズがあるのかなーとか思っていたら
(ぱこっとあけたらおっ?みたいな)
なんと、繊細なお皿を載せる「台」なのでした。
またもや素人野郎でした。
予想外と言えば、食事の道具も。よくみれば、ピンセットが…!
ピンセットでしか味わえない料理もあるんですねー。例えばこれ。
これはメニューの中の
「クレープ・鯖・ビーツ・黒にんにく・ミョウガ・パクチー」
繊細な食材をなんとかピンセットでくるっと巻いて、口に入れると…
う、うまいーーーーーー。
喧嘩しそうな食材が多く見えるけど、微妙な配分でぜんぜん協調性あり!
この組み合わせは素人の料理する人には思いつかないのは間違いないし、
だからこそ、こういうところに行く価値があるんですね~~
素人に無理といえば、技法も。
例えば、
「ハモ・白バルサミコ・富士山の薪・ひもとうがらし」
というメニュー。
富士山の薪!?
な、なんと、薪のスモークした香りをハモと一緒に閉じ込めています。
こんなかんじで。
あけると、品よくほわっと香りがぁぁ~~~~~
品なく遠くの富士山に思いを馳せ続ける私。
香りがうますぎる…。
技巧で楽しめるのももちろんですが、純粋に食材が良い。
これは間違いない。
例えば、私はサザエが苦手なのですが、なぜか全然食べれちゃうんです。
食べれちゃうどころか美味しい!
野菜をふだん食べれない旦那さんもバッチリ全部食べてました。
さらにこんなかんじで食材を見せに来てくれちゃうんです。
ほんでこのあなごはこうなりました。
じゅるる。
食材も激うまだけど、もちろんお酒も激うまです。
重要なことを言い忘れしましたが(このタイミング!)
このディナーのコンセプトはお酒とのマリアージュ。
実際にどの料理につくお酒ももうぴったりでめちゃくちゃ美味しい。
しかも、「お魚に合う美味しい白ワインやなー」と思っていたら
まさかの日本酒だったという。これまた驚き。
コースの価格にお酒も含まれていて、それがしかも飲み放題である
なんてことは超野暮なのですが、
お酒が飲めない人にも料理にマッチしたノンアルコールが提供されます。
料理もアルコールもシェフのテンション高めだけど簡潔な紹介とともに
一人一人に運ばれてきます。
テレビとかで「料理にいちいち驚いている人」をちょくちょく見るけど、
正直日頃の生活でそんなんってなかなかないしなと思っていたのですが、
いや、ありましたね。うん。
最初から最後までうおーってなっていたのですが、
最後の最後にシェフの様子がおかしいことに。
シェフが葉っぱをこしはじめ(←「能登高農園のフレッシュハーブティー」を作っている)
そして何やらモクモクのドライアイスを操り始める調理場。
デザート作成中らしい。
マイナス176度で作成された一粒のデザートは
「よく噛んでさっと食べて下さいね」
と言われて緊張しつつ食べるデザートタイム。
結論はもちろん、うまーーーい。
は~~~
最後にジンをバーで飲んで帰れるということで
一杯だけ飲んで帰りました。
最高にかつ久しぶりに旦那さんとゆったりディナーを楽しんだのですが、
日頃をもっとこうしたいとか、長期でどうしたいとか
そういう話ってやっぱり普段は生活に追われてなかなかできないので
そんないろんな話ができたことは
晩御飯がおいしかったことと一緒ぐらい良かったことかなと。
★お店情報:
https://secreto-tokyo.com/
私たちのグルメの記事といえば、
ハンガリー時代のこんなのとか
ブルガリアのABURAが際立つうまいものの話とか
オーストリアの素敵過ぎる朝食とか
もちろんロシアの料理についてあつく語っている会もあるのですが、
どちらかというとお酒に関するレポートの数々が輝いています。
で!
今回は今までにないグルメ度合いなんですが、
これはもううちになかなか起きないことなので
(一部の友達の要望もあり)記録として残しておきます。
尚、ふだんほぼ一切外食できないことは感動を倍増させます。
さてさて、そもそも2年前から本当に予約してたのか?
って話ですが、答えは
まさか!
です。
2年前といえば、長男と一緒にベルリンのスパイミュージアムに潜入したり
ノルウェー人との同棲を楽しんだりと日本のレストランとか地平線の彼方
というかんじでした。
今回いけたのはひとえに旦那さんの会社の超グルメな副社長さんのおかげです。
たまたまいけなくなったのを瞬時の挙手onインターネットで
権利を譲っていただいたものでございます。
※権利を譲る時は事前にメールなどで許可を得る必要があるみたいです。
当日はベビーシッターの予定を抑えれなかったので
急遽妹夫婦にきて頂きました。(そうそう、あのクレイジーウエディングの人たちです)
大大大感謝
そんなすごいレストランに行くには何を着ていけばいいんだろうかと
暫し悩み、なんとなくおっけーそうなものを選んでいざ出陣。
(きちっとしているとしていないとの間ぐらい)
着いてみたらそこは普通の住宅街。予想とちと違う。
しかも、お店はマンションの一室、的な。
なんか、逆に、っぽいやつ?
そして通されたのはこんな狭めのカウンターにオシャレなジンのパッケージが。
こういうとこで食べるんや~
劇場型ってきいていたし、マスターがバー越しに語りかけてくるんや~
とかいう謎の納得としていたら
それは超初心者でしたゎ。
時間になったらちゃんと食事スペースに通されました。
自分の小さくまとまってる感を痛感。
遠くに見えているのは料理人の方たち。
目の前のメニューを読み込んでみますが、ぜんぜん頭に入ってきません。
頭に入ってこないけど、なんだかとりあえずとんでもなくおいしそう。
(そして日付でいかに執筆が滞ったかが一目瞭然…。うおー)
そして目の前のこの箱。中に何かサプライズがあるのかなーとか思っていたら
(ぱこっとあけたらおっ?みたいな)
なんと、繊細なお皿を載せる「台」なのでした。
またもや素人野郎でした。
予想外と言えば、食事の道具も。よくみれば、ピンセットが…!
ピンセットでしか味わえない料理もあるんですねー。例えばこれ。
これはメニューの中の
「クレープ・鯖・ビーツ・黒にんにく・ミョウガ・パクチー」
繊細な食材をなんとかピンセットでくるっと巻いて、口に入れると…
う、うまいーーーーーー。
喧嘩しそうな食材が多く見えるけど、微妙な配分でぜんぜん協調性あり!
この組み合わせは素人の料理する人には思いつかないのは間違いないし、
だからこそ、こういうところに行く価値があるんですね~~
素人に無理といえば、技法も。
例えば、
「ハモ・白バルサミコ・富士山の薪・ひもとうがらし」
というメニュー。
富士山の薪!?
な、なんと、薪のスモークした香りをハモと一緒に閉じ込めています。
こんなかんじで。
あけると、品よくほわっと香りがぁぁ~~~~~
品なく遠くの富士山に思いを馳せ続ける私。
香りがうますぎる…。
技巧で楽しめるのももちろんですが、純粋に食材が良い。
これは間違いない。
例えば、私はサザエが苦手なのですが、なぜか全然食べれちゃうんです。
食べれちゃうどころか美味しい!
野菜をふだん食べれない旦那さんもバッチリ全部食べてました。
さらにこんなかんじで食材を見せに来てくれちゃうんです。
ほんでこのあなごはこうなりました。
じゅるる。
食材も激うまだけど、もちろんお酒も激うまです。
重要なことを言い忘れしましたが(このタイミング!)
このディナーのコンセプトはお酒とのマリアージュ。
実際にどの料理につくお酒ももうぴったりでめちゃくちゃ美味しい。
しかも、「お魚に合う美味しい白ワインやなー」と思っていたら
まさかの日本酒だったという。これまた驚き。
コースの価格にお酒も含まれていて、それがしかも飲み放題である
なんてことは超野暮なのですが、
お酒が飲めない人にも料理にマッチしたノンアルコールが提供されます。
料理もアルコールもシェフのテンション高めだけど簡潔な紹介とともに
一人一人に運ばれてきます。
テレビとかで「料理にいちいち驚いている人」をちょくちょく見るけど、
正直日頃の生活でそんなんってなかなかないしなと思っていたのですが、
いや、ありましたね。うん。
最初から最後までうおーってなっていたのですが、
最後の最後にシェフの様子がおかしいことに。
シェフが葉っぱをこしはじめ(←「能登高農園のフレッシュハーブティー」を作っている)
そして何やらモクモクのドライアイスを操り始める調理場。
デザート作成中らしい。
マイナス176度で作成された一粒のデザートは
「よく噛んでさっと食べて下さいね」
と言われて緊張しつつ食べるデザートタイム。
結論はもちろん、うまーーーい。
は~~~
最後にジンをバーで飲んで帰れるということで
一杯だけ飲んで帰りました。
最高にかつ久しぶりに旦那さんとゆったりディナーを楽しんだのですが、
日頃をもっとこうしたいとか、長期でどうしたいとか
そういう話ってやっぱり普段は生活に追われてなかなかできないので
そんないろんな話ができたことは
晩御飯がおいしかったことと一緒ぐらい良かったことかなと。
★お店情報:
https://secreto-tokyo.com/