ハンガリーから車で向かう。
クロアチアに行った時は関門はあったけど、
スロバキアとの国境はもはやスルーになっていて、
スロバキアに入ったことに気づいたのはしばらく走って
道の広告がスロバキア語になっていることにふとびっくりしたから。Σ(゚Д゚)
そういえば、今年の7月からクロアチアもEUになったので
関門は撤廃になっているかも。
EUは文字通り国境撤廃なんだなと今更ながら感心
途中まで景色はあまりハンガリーと変わるような
変わらないような。
例えば、牛。
丘の間のまちはなかなかかわいい。
酸素を売っている会社(?)を通り過ぎ、
道ばたの新郎新婦も通り過ぎ
やっと本格的な山が見えてきた。
このへんは完全にハンガリーにはない風景。
最初に目指すのは、ずばり、温泉!
はい、これ。
森の中の池ってかんじ。(水温33度ぐらい)
藻がちょっと浮いているにもめげずに入る!
上がった後はお肌すべすべ
…な気がしている。(・_・)
泊まった山間のまちのインフォメーションセンターで郷土料理をきいてみる。
(今回は大好きな地球の歩き方を忘れてきてしまったので)
「ヤギのチーズで作ったパスタだけど、
外国人はたいてい嫌いだよ。」
と言われた。
いきなり前向きな気持ちをスロバキア観光局(?)職員に打ち砕かれる。Σ(゚Д゚)
というわけで、スロバキア料理の写真はなし。
結局そのパスタを食べて悪くなかったし(私の味覚では)
スロバキアのデザートは何を頼んでも必ず生クリームがついてくる。
(メニューに書いてなくても)だけど、
そしてめちゃくちゃ美味しかった!牛をそこら中に飼ってるだけある!
スロバキアにお越しの際はぜひ…
全体的に山小屋なイメージのスロバキア。
とても居心地がいい。(またジブリが頭をよぎる)
第二の目的地は氷の洞窟。
中には1万年前の洞窟ベアーの骨とか300年前の発見者のサインが
残っていてなかなか面白かったけど、
なんせ中の気温は1.3度からマイナス5.7度。
出てきた時にはいいかんじにしっかり冷えた状態に。
第三の目的地は山の頂上(Chopok山 2,024m)
頂上は石がごろごろしていて
雲がじかに通り過ぎていく。
下は見えてるか見えないか微妙なライン。
唯一の指標は東京までは8600kmらしいこと。
山の天気は変わりやすいというが、
頂上で写真を撮った1分後には霧に覆われ、
3m先も見えない状態。
豪雨に降られつつおりる。
平野におりて走っていると見事な快晴。
でもやっぱり山はいい
スロバキアの素朴かつ針葉樹林なかんじもすごくいい。
今回は行く前が怒濤の出張スケジュールだったので
スロバキアの夜はデマノフカというハーブの蒸留酒を飲んで(美味しい!)
ひたすら睡眠補給をしていた。きっとまた来るでしょー
デマノフカというのはデモン(=悪魔)から来ているスラブ語。
今回行った洞窟もデモンの谷にあったし、
デモンの山もあったし
ひたすらに悪魔に囲い込まれてた国なのかな。
デモンの国、良い。
P.S.
スロバキアに行って実ははや2週間。
ハンガリーに帰ってからは今度は怒濤のビジネス来客。
仕事の来客 = ホテル&空港の送迎+もれなく会食
少しは怒濤が大河の流れぐらいになることを願っている。