奥様は商社ウーマン

商社ウーマンの奥様の都合でハンガリーに移住したあと、グローバルITエンジニアの旦那の仕事でドイツに移住した夫婦の日記。現在は年子の男の子二人を育児しつつ、日本で働いています。



その1
の続き


で、次の見どころがピットクルーのお仕事です。

ピットクルーって何する方達なのということですが、
基本的にはレース中にタイヤを交換したり、車のセッティングを変更したりということをする人たちです。

「え、でも交換しとる間にびゅんびゅん抜かれていくやん。交換せんとそのまま最後まで走った方がえぇんちゃうの?」
と思ってまうんですが、
そもそもF1というのはどれぐらいの距離を走るかというと、「305キロを超える最低の周回数分走る」らしいので、
まぁ305キロちょい走るわけです。

この間、ずっと同じタイヤをはき続けたとすると、
タイヤは周を重ねるたびに劣化していくので、1周のラップタイムがどんどん遅くなっていきます。
なので、結果として途中で一旦抜かれはするものの、後で抜き返せるので、交換する方がいいんですね。
あと、2013年に関しては、二つの種類のタイヤがメーカーから支給されていて、
レース中にこの二つを最低1回ずつ使用しないとダメとルールで決まっているので、必ず1回はピットインすることになります。

また、2013年はダメらしいですが、以前はレース中に給油をすることができました。
F1カーの燃費はだいたい1.5km/lです。
プリウスが35km/lとか書いてありますから、どんだけ燃費が悪いかわかってもらえると思います。
で、先ほども書いたようにF1では300キロ以上の距離を走るので、
単純に考えると200キロぐらいの重さの燃料を積む必要があります。
もちろん軽い方が車は速く走れるので、次のピットインまでに必要な燃料を計算して
タイヤ交換しにピットに入るときに燃料も継ぎ足すという作戦がとられていました。

ちなみに、このときガソリンを入れる機械は、1秒で12リットルの燃料を入れることができたそうです。

これ以外にも、レース中に車体のセッティングを変えたりとか、
ドライバーのヘルメットの前面のガラス拭いたりとか、
そういうことをするそうです。


動画があったんでよくわからん人はこれを見てみてください。


このピット作業ですが、平均で、大体4秒前後ぐらいかかるみたいです。

ドライバーが過酷な条件の中0.1秒の争いをしとるのに何秒もかかってしまっては元も子もないので、
平日とかのレースのない日にピットクルーは週2とかで集まって練習をするそうです!

その結果、今年の3月にレッドブルチームのピットクルーが2.05秒というタイムをたたき出しました!
その動画がこちら。


はやすぎるやろ!



ピット作業についてはここに詳しくまとまってました。



この作業を観客席から見てましたが、ほんまにはやいです。
止まったと思ったら一瞬で出て行きます。

なんというか、僕は何にしても裏方さんが好きです。
スポーツとか見とっても、勝った選手がコーチやスタッフと抱き合ったりしとるところが泣けます。
なので、F1でもピット作業が何気に一番好きやったりします。
奥様も気に入ったようで、目の前で見れてほんまによかった!





で、そうこう見ているとレースも終盤へ。

僕らはあんまりスポーツ観戦とかに行かないんですが、
海外に行ったりするとその国で人気のあるスポーツを見に行ったりします。
そういうとき、僕らはなぜか熱狂的なファンの近くの席になる確率が非常に高いです。

今回も、周りを熱狂的なロータスファンに囲まれていました。
レース展開的にも、1位のメルセデスはもう1位やなという感じでしたが、
レッドブルとロータスが熾烈な2位争いをしていたので、彼らの応援にも非常に熱が入ります。

抜かれては頭を抱え、抜いては立ち上がって喜び、目の前を通る度に何やら念を送り込んでいます。


そしてレースは最終周へ!
彼らの応援のおかげか、1位メルセデス、2位をロータスがキープ、3位レッドブルという展開。

ゴール地点ではチェッカーフラッグを持ったおっさんが待機。

最終コーナーを回って、ついにゴール!!
1時間半に渡る長い戦いに決着がついた瞬間がこちら。


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ん?おらんくない?



・・・そうなんです、速すぎて奥様が撮れなかったんです。

でもさすが奥様!シャッタータイミングを即座に修正して2位のロータスを撮ります!
2位のロータスは写ってます!

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速すぎてブレまくり!
どんだけ速いねん。




周りのロータスファンは2位という結果に大喜びです!

いやーしかし熱狂的なファンてほんまに見とっておもろいですね。



その後、混む前に急いで人ごみを抜け、
またバスに乗り込んでブダペストまで帰ってきました。


なんかいざ見に行くとおもしろいですね!
次からはテレビ放送とかもチェックしてみよかなと思いました。


最後に、F1とラリーカーと一般車が対決したらどうなるのかという動画を見つけたので、こちらを貼って終わりにします。

どうぞー


あ、あと全く関係ないんですが、いろいろ探している最中にマン島バイクレースというキチガイレースを発見しました。
100年間で200人以上が死んでるとか。
次はこれ見に行ってみよかな。












 

旦那です。

先週の日曜にハンガリーでF1のレースが開催されるということで、
モーターレース関係に全く興味なかった僕ら夫婦ですが、
一生に一回ぐらい行ってもいいやろいうことでまんまと行ってきました!!
舞台はここ、ハンガロリンクです。


このハンガロリンクはブダペスト郊外にあるんですが、
ブダペストからハンガロリンクの近くのバス停までF1チケット購入者は無料で乗れるバスがでてるんです。
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バスの路線番号がF1になってるのがいいですね。
これにまんまと乗り込んで移動。


30分ほどでハンガロリンクに着きました!
と思いきや、そこはまだまだハンガロリンクからは遠く、
さらに30分ほど歩かないといけないみたいです。

で、ぼちぼち歩いて行くんですが、暑い

この日の気温はなんと38度!!
日本に比べると空気が乾燥してるんで、あんまり汗はかかないんですが、
それでも暑いことにはかわりない。
しかも、ハンガロリンクはちょっと丘の上にあって、道はひたすら上り坂です。

ちゅらい。


歩いていると、すごい数のヘリコプターがハンガロリンク周辺を飛んでることに気付きます。
最初は、中継用のヘリコプターかなと思ったんですが、違いました!

なんとこいつらはヘリタクシーなんです!
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どこから乗るんかは知らないんですが、
ヘリで続々とハンガロリンクの周辺に用意されたヘリポートに集まってきます!

なんなんでしょうかこのリッチ感は。
なんなんでしょうかあの涼しい顔は。

「何ヒィヒィ言いながらしんどそうに歩いて登っとん?普通ヘリ使うくない?
あ、そうか皆さん無料バス乗ってきたんですもんね。貧乏って体力つきそうでいいですね」

とかいう声が聞こえてきそうです。
暑すぎて幻聴かもしれません。


そんな症状を抱えながらさらに歩くと、着いた!ハンガロリンク!
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会場にはそこら中に変な方々が湧いてきてます!
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あちこちでレッドブルも売ってますね。
F1にレッドブルのチームがあるんで、まぁ当然ですよね。




ファングッズコーナーもあって、各チームの服や帽子なんかが買えます。
買ってその場で着替えるメルセデスファンがいました。





で、お席を探す私たち。

皆さんご存知かと思いますが、
F1って現地に見に行った場合コース全体を見ることは当然できないわけです。
車が目の前を通り過ぎる何秒かの間に、ご贔屓のチームを全力で応援するわけなんですが、
コース全体のいろんな箇所に観客席はあって、
「おれはこのストレートでの加速が見たいんや!」とか
「おれはこのカーブでのブレーキング争いがみたいんや!」とか
「おれはあんまお金ないからあんま見えへんけどここで応援するんや!」とか
みんなの嗜好とお財布事情にあわせていろんな席が用意されています。

屋根があったりとかなかったりとか
座席があったりとかなかったりとか
座席指定があったりとかなかったりとか
お近くに売店とかトイレがあったりとかなかったりとか

あ、あとは団体客用の部屋タイプの席もありました。


基本的には、そのコースのいわゆる ”抜きどころ” と呼ばれる場所がお値段高くなる傾向があるみたいですね。
素人から見ると「えーいつでも抜けるやん!そのカーブでぐるっと外からいったらいけたんちゃうの?」
とか思ってまいがちですが、抜けたとしても不利な体勢になって結局次のカーブで抜き返されたりとか、
もろもろの作戦や大人の事情があって、そんなどこでも簡単には抜けるようなことではないんですね。

ハンガロリンクの場合、抜きどころはほぼ第一コーナーのみだということで、
一番お値段のするSUPER GOLDと呼ばれる席は、
ホームストレートのど真ん中から第一コーナーでの争いまで見れるという場所で、
ここがなんとお値段約5万円!

逆に一番安いのは、屋根も座席もない広場みたいなところで、
特にレース展開がそこで劇的に動くようなところではないというような場所で、
お値段は(確か)5000円ぐらいです。

ハンガリー人の平均月収が10万円ぐらいであることを考えると、それでも十分高いお値段ですね。
実際、ハンガリーグランプリでは周辺の国、
特にドイツから駆け付ける外国人が主なお客さんみたいです。
中にはキャンピングカーで泊まり込みで金曜日のフリー走行、土曜の予選も応援に来る方もいるとか。
確かにそこらへんにキャンピングカーがいっぱい停まってました。
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で、僕らの席なんですが、
・一生に一回やしまぁまぁえぇとこ座りたい
・炎天下の中立ち席やと奥さんがブチ切れて帰る恐れあり
という理由で、
SUPER GOLDの横のまぁまぁえぇとこのチケットを数週間前に購入しました。

ホームストレートの真ん中よりちょっと最終コーナー寄りのとこで
第一コーナーは見えないんですが、
ゴールのほぼ正面で、ピットの作業も肉眼で見れる距離で、なかなかの場所。





で、トイレに行ったりコーラ買ったりしながら待ってると、なにやらサーキットが騒がしくなってきたじゃないですか。
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すごいですね、関係者ってこんなにいるんですね!
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ちなみにこのタイミングで国歌斉唱でしたが、サーキット場の方々はガン無視です。



で、国歌斉唱も無事に終わると、順番にみんなエンジンをかけていきます!
そして爆音とともに、1周運転して、再度グリッドに入ります。

1周しとる間に必死に逆サイドに戻る方達
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スタート待ち。
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観客席は全員立ちあがります。

一人の観客がイスに立ちました。

みんなイスに立ち始めます。

観客席は全員イスに立っています。








緊張感の中、
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スタートぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
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うおぉーすげぇぇぇーー!!







スタートでみんながぐしゃってなるのすごいですね!
よくあのスピードであれであたらんな。

そしてエンジンうるせー!!


奥さんと、すごいね、うるさいねしているとすぐに1周して帰ってきました!

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最終コーナーを抜けて一気に加速します!











はえぇぇぇぇーーー!!!!
どんだけ早いねん!!


そしてうるせぇぇぇ!!


よく見るとみんな耳栓してます。

なるほどな、そういうことね。
なんでみんな教えてくれへんかったんや。






さて、ホームストレートということで、見所はだいたい
・ スタート
・ 加速
・ スリップストリームからの並走
・ ピットクルーのお仕事
・ ゴール

こんなところじゃないでしょうか。
1番のスタートは上記に書いた通りな感じです。

2番の加速。
F1と言えば時速300キロを超えるスピードが出るわけで、最終コーナーを抜けると皆一斉に最大速度まで加速します!
新幹線か!

そして、第一コーナーにさしかかると、一気に80キロまで減速します。
みんな人に自分より前を走られるのが死んでも嫌な人たちなので、ブレーキはギリギリまで我慢します。
しかも、それでもまだ80キロも出しながら180度のヘアピンを曲がってるかと思うと驚愕ですよね。
全く想像つかないですが、どういう感じなんでしょうか。


で、加速すると当然Gがかかるんですが、これがストレードで加速するときがだいたい1.5Gぐらいみたいですね。
普通の車の急停車でかかるGが0.8Gぐらいなので、だいたいその2倍ですね。

他にも、高速コーナーではスピードを出したまま曲がるので、4〜5Gが体にかかるそうです。
体重が4倍とか、5倍に感じるわけですが、
この力は何がやばいかというと、首に対して横方向からかかるので、5倍の重さになった頭を首のみで支える必要があるわけです。
普通に考えると無理ですよね。
当然体もシートに押しつけられて、息もできず、右に左に連続でGがかかり、体感温度は無情にも50度を超えるというそんな状況です。
ドライバーの身体への負担のやばさがここにまとまってました。

あと、F1ドライバーと同じGが体験したかったら富士Qハイランドのドドンパが4.25Gらしいですよ!




で、次にスリップストリーム
詳しくはここを見てほしいんですが、
要は、前の車にぴったり引っ付いて走ると、
前の車が空気を押しのけてくれてるから空気抵抗が減るし、
その気圧が下がった場所に空気が戻ろうと後ろから押してくれるので、
アクセルを前の車ほど踏んでなくても同じスピードが出るんですね。
で、適度なとこで余裕を持って残しておいたアクセルを踏んで横をすっと抜いていくわけです。

最終コーナーでスリップストリームに入りそうな車を見つけると、観客は総立ちで並走して抜いていくとこを見ます。

F1って物理がすごく絡んでいるので、物理好きな人にも人気ありますよね。

F1は車体自体がかなり考えられていて、
なるべく空気抵抗を減らすデザインにしたり、ダウンフォース(車を地面に押し付ける力)を発生させられるようにしたり、
本当に物理が絡んできてます。

この動画おもしろいんで、見てみてください。
スモークを混ぜた風をF1カーの前から流して、空気の流れがこうなってるんやと見ることができます。






なんか予想以上に長くなったんで、その2に続く

(写真提供:奥様)

 

ポーランドに出張にいってきました、奥様です。

目的は車を数えること、など…

まず、ショパン空港につく。
因みに、ショパンがポーランド人とゆーことを覚えてました?
因みに、ショパンの綴りはChopinでおもわずチョピンと読みたくなる。

ワルシャワに着き、首都を見る間もなくポーランドの超田舎に向かう。

外に広がっていたのはハンガリーよりもだいぶんロシア寄りな
北っぽい雄大な景色。



森の間にある目的地にて車を数えている間、
時折、鶏のコケコッコーがきこえてくる。

一緒に車を数えるパートナーのポーランド人青年はたまたま私と同い年で
前職は野菜のパッキングをする人。オランダで出稼ぎをしていたらしい。
趣味は休みの日に家のガレージを修理すること、
 ということが分かった。


結局、ビジネスパートナーといろいろと盛り上がった結果、
帰りはだいぶん暗くなってから森の間を車で走ってワルシャワに帰った。
時々通る広い原っぱの地面近くに白い霧が漂っているのが見えた。

実は私、大学ではポーランド語をとっていて、
この言語の響きとかロシア語とちょいちょい似てるけど違う言い方なのが
かなり気に入っている。

例えば、「霧」をさすポーランド語の言葉は
ロシア語でいう「漆黒の闇」の意味の言葉と同一だったりする。

意味が分かるような分からないような
そんな不思議なかんじが私は好きで、
子供みたいにあれはなんていうの?これは?とききまくってしまう。
(ハンガリー語より情熱が10倍増し

そうしたら、ロシア語で「ダチ」をさす若者言葉が
ポーランド語で「バカ」を意味することが分かった。(・_・)

今回あったポーランドのパートナーは
夜中3時ぐらいまでの接待攻めをすると事前にきいていたので
内心どきどきしていたが、
結局はナイスなレストランにいって夜1時に終わった。(ホッ)

このレストラン、「ロジック」(バラっていう意味かな?)
なんだけど、素敵過ぎて、観光客並に撮ってしまった。

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 壁から天井にかけて一面にバラが描かれていて
生演奏もあり。

ビジネスディナー上、さすがにぱしゃぱしゃできなかったが、
料理もかなりナイス。

そしてポーランド料理が美味しいことを全く知らなかったことが判明!

ジューレックっていうスープが美味し過ぎて
おもわずレシピをきいてみたが、

「んとねー、まず小麦粉を水に溶かして、しばらくおいておくのね。
そしたらすっぱくなるから、そこに…」


…小麦粉ってそんなふうにすっぱくなるっけ?(・.・)


ポーランドにのみ在住の菌が必要な疑惑Σ(゚Д゚)

が、ダメもとで調べたところ、偉大なるクックパッドにレシピがのってた!!
こちら。

日本で手に入る材料上、なんだか透明めだが、ポーランドのジュレックは
完全に白色でもっとコクがあるかんじだった。

起源は、その昔、ある人がケチなパン屋と賭け事をし、
ケチなパン屋がつくるスープでその人がおなかを壊さなかったら
お金をもらえるとことになった。
ケチなパン屋はおとといから残っていた水につけた古い小麦粉を
鍋にかけ、古いハムにしゃがいもに人参ににんにくの切れ端を煮込んだ(これでおなか壊すだろーしめしめ)
賭け事をふっかけてきた相手はおなかを壊さなかったばかりか、
二日酔いにもスープがきいた、そして広まったとのこと
(飲んだくれ状態でふっかけた賭け事だったのか?)

ここまで読んでいてだんだんとポーランドに興味が出てきた
人のために言っておくと、

首都のワルシャワは第二次世界大戦の大爆撃で
ほぼ地上から消された状態になり、
戦前の建物はほぼ存在しない。

ということで町並みはこんなにモダン。
image4.jpeg


いわゆる旧市街は写真をもとに頑張って復元をしている。
仕事でいっていたので全く見てないけど。



超駆け足の出張も終盤となり、そろそろブダペストに帰ろうという時
上司からの一本の電話。


明日(土曜日!)、朝5時半からちょっと作業宜しく。




えぇえええぇえええぇーーーΣ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)




今度はポーランド人男性ではなく、日本語を独学で学んだという
ハンガリー人のお姉さんと作業…
(仏教学を専門で学んでたとのことなので宗教について語りあう、日本語で)


でも夜は旦那さんの語学学校友達たちとディナーして楽しかったからいいや




旦那です。

長らく就活について書くの忘れてました。
順調に就活してます。
あんまり長く続けてもいいもんでもないので、そういう意味では順調ではないんかもしれません笑

その3以降の話をボチボチして行きたいと思います。

その3を書いた次の日ぐらいに、E社の人事担当から直接電話がかかってきました。
内容をまとめると、とりあえずテストに来いとのこと。
テストの日取りはサクッと決まりました。

で、当日。
テストに関してどこまで書いていいのかわかりませんが、まとめると、

・テスト時間は最大で3時間
・全部で10科目ほどのテスト項目(Java, C, C++ , Linux, Networkなどなど)がある
・好きなだけ解いていいけど、一つの科目に費やせる時間は最大1時間

こんな感じでした。

先に謝っとくと、ITに詳しくない人はごめんなさい。

まぁ要は、JavaとかCとかって言うのはプログラミング言語なんですが、
英語みたいなもんで、文法上の規則とかがいろいろあるわけです。
そういうのがちゃんとわかっとるかのテストやと思ってください。
あるいは、Javaという言語で書いてある長文を読んで、この文章は何が言いたいか答えるみたいなそんなテストです。
他にもインターネットって実際はどういう仕組みでつながってんの?とか
携帯ってどういう仕組みで通信してんの?とか
ざっくり言うとそういうことに関して、みんなが知らんでもいいド○モとかにお金払えばやってくれとる技術的なところを聞かれるんやなと思ってください。

以下、ITわからん人でも雰囲気がわかるように、随時()の中になんとなくの例えを書いていきます。

一応、Java開発者のポジションに応募しているので、まずはJavaのテストを解きました。
問題は4択の選択形式で、

例えばサンプルコード(英語の作文)が書いてあって、
Q.このコードをコンパイルするとどうなるか?(英語の先生に見せるとどうなるか?)
1.そもそもコンパイルできない。(文法が間違ってるので、やり直しと言われる)
2.コンパイルできるが、実行時エラーになる。(英語として文法上は間違えていないが、書いてある内容がデタラメで怒られる)
3.実行できるが、画面には何も表示されない。(英語としてあってるけど、読んでみると結局内容のない文書やった)
4.実行でき、"Hello World"と画面に表示される。(英語としてあっとるし、"Hello World"って言いたいという内容の文章であることがわかった)

とか


Q.Runnableインタフェースに実装されているメソッドは?(Runnableさんという人は、最低限何ができる人?)
1.run(走る)
2.start(何かをはじめる)
3.stop(止まる)
4.sleep(寝る)






とかまぁそんな感じ。

なんというか、英語の問題を解くのと感覚的にはほんまに同じやと思います。

「うわーこの場合前置詞なんやっけ?!」とか
「このイディオムってどんな意味やったっけ!」とか
「この長文が言いたいことってこういうことやんな」とかそんな感じです。

ただ、これも英語の問題と同じで、知らんかったり覚えてないもんは答えがわからんわけです。
さっきのでいうと、Runnableさんの素性を知らない人はRunnableさんが最低限何ができる人かわからんわけです。
単語とかわからんくても長文はなんとなく読めば意味がわかるとかそういうところも同じです。
 
また、大学受験と同じで、高校英語という広い出題範囲から、「あ、これ○○ゼミでやったとこだ!」的な運も求められる感じでした。
ひとくくりにJavaといっても、仕事で使わない箇所に関しては、なかなか正確な知識は持ってないもんです。 


結論から言うとけっこう難しくて、 このタイミングでは「やばい」と5回ぐらい思いました。
35問ほどあったんですが、自信持ってこれは合っとると思う問題が5問ほど。
もっと100回ぐらいやばいと思うべきやったかもしれません。
 
その後、Linuxも割と触ってたのでLinuxも解いて、ダメもとで大学生のときにちょっとやっとったCとテキトーに本とか読んで勉強したことのあるNetworkの問題を解いてみました。 

Linuxはスラスラ解けて、「これはいける」という印象。
Cは論述ばっかりで「ごめんなさい」という感じ(あるサンプルコードの空白に20行ほどのコードを書けとか)
Networkに関しては「確信のある答えは一つもないけど、まぁそれっぽいの全部選んだ」という感じ。


時間は2時間半ほどで終了しました。



この後は、就活でよくやったような、

下記はハンガリー銀行のA支店、B支店、C支店、D支店の直近5年間の売り上げに関する表です。表を見て問題に答えなさい。
Q.A支店とB支店の売り上げの合計はC支店の何%か?
1.68.5%
2.69.3%
3.72.5%
4.この中にはない。

とかそんな問題を「全然足りひんやろ!」って時間で解かないとあかんやつ。
これはめっちゃくちゃ焦りました。
けっこうな問題で電卓で計算した結果が選択肢になく、かといってこの中にはないことはない気がする問題ばっかりでした。


あとは、下記の文章を読んでその後の設問が論理的に正しいかを、「はい」、「いいえ」、「決めることはできない」の中から選びなさいというやつ。
ほとんどの問題が、「決めることはできない」でしたが果たしてよかったのか・・・。

あ、これらの問題はなんと日本語で受けることができました。
さすがグローバルカンパニー!!


とまぁこの日は結局5時間ぐらいテストして終了しました。


で、問題はこの後、
おれ「今日はありがとうございました。結果はいつぐらいになりますか?」
担当「2週間ですね」
おれ「2週間?!ちょっと遅すぎないですか?」
担当「今はサマーバケーション期間やから、それぐらいかかっちゃいますね」

なるほどなー。
サマーバケーション期間やから結果を見てくれる人がそもそも休みやったりするわけね。
日本やと、担当者不在とか関係なく、2・3日以内に返事すると思います。
そこらへんがやっぱヨーロッパなんですね。





で、もう結論書いてしまうと、E社のこのテストは無事パスできて、先週の月曜と今日面接に行ってきました。
1次面接は感触がまぁまぁやったんですが、あまり今日の2次面接の感触はよくなかった気がします・・・。
けっこうテクニカルなことを聞かれる面接やったんですが、ことごとく関わったことのない分野で、
「ファイルシステムのext2とext3の違い教えてくれる?」とか言われましたが全くわかりませんでした。ここらへんが勉強不足なんですね。
どうなることやら。


このE社の結果待ちの間にも、Linked-inから応募してた会社から面接のオファーが来て行きました。
1次面接はパスと言われたのですが、こちらもサマーバケーションで2次面接の日程がまだ調整されてません。

他にも、前回書いたFさん以外のリクルートエージェンシーに応募したら連絡が来て、
いざ面接に行ったら「おまえの英語力は足りてない。帰れ」って言われて帰ったら
その人があるでっかいグローバル企業の英語でのカスタマーサポートの仕事紹介してきてどういうことやねんと思った事件もありました。
そこはTOEICみたいな英語の文法テストを受けさせられて、92点というハイスコアやったのに次のステップへの招待がありません。
100点じゃないとあかんのか。
それとも空求人みたいなもんか。

後は、完全に全部日本語で書いてある日本人募集の求人を見つけて、これはチャンスと思って求人に書いてあるアドレス宛にgmailから応募しようとしたら
「おまえのメールはスパムっぽい」という理由で向こうの会社にメールが受け付けてもらえんくて、
しゃーなしその求人を載せとるサイトから応募しようとしたら応募フォームが完全ハンガリー語で全く応募できないとかいうこともありました。


まぁまぁこんな感じです。
他にも面接予定のある企業がいくつかあったり、今日奥様が今までと全く違う分野の仕事の紹介を見つけてきてくれたりで、順調ではあるんですが、もちょいかかってしまうかもしれないですね。




まぁでも、最終的にはどうにかなるやろ!!







 

その日はいきなりやってきました。

家の近くのケーキ屋さんよりも

ブダの山間にあるフォアグラを出すレストランよりも

何よりも楽しみにしていた

美女の谷デビュー

そーです。

人々がべろんべろんに酔っぱらったがために
通る女性という女性が美人に見えたという
あの美女の谷です。

70以上のワイン蔵が集まり、激安で試飲ができる
魔の谷!
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ブダベストから約160km

美女の谷の入り口では美女がお出迎え
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美女を勤め過ぎてちょっとクモの巣がはってますが。

そして端から巡り始める穴蔵


入り口から冷気が漂う
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中ではロウソクが煌煌と燃え
ワイングラスが鈍く光る。
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中はすごい湿気で紙も先ほどまで水につけていたかのような
モイスチャー具合



外でも日の光を浴びながら飲める。
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因みにこの並んでいるのは全てワイン蔵


さすがに70ものワイン蔵を巡ると女性が美女に見えるどころか
何も見えなくなりそうなので
選りすぐって端から試飲。

飲むかどうかの決め手は…



全くナシ!


完全なあてずっぽで挑戦するのみ。

ワイングラス1杯なみなみ入って大体100フォリント=50円

魚風味の漂う(?)ものもあったけど、
基本的にはけっこう美味しい。
私の好みは日本でなかなか美味しいのに巡り会えないセミスィート。
これがばっちり美味しい。

6つぐらい巡った末に激ウマの20番を発見!


ドライバーとしてストイックにグレープジュースで耐えていた
旦那さんのために各2ℓ=計4ℓを即買い
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心なしか瓶すらも美味しさを醸し出している。


酒番長から言わせていただくと、
ハンガリーのワインは本当に美味しい


ワインはイタリアが有名だけど、
ハンガリーは負けず劣らず本当に良い

ただ、あまり対外的な貿易用に量を作っていないので
そこまで知られていないのが残念。

たまに伊勢丹には置いてあったりするのでぜひチェケラ下さい。




因みに、美女の谷はエゲルというまちの近くにある。

べろんべろんになりたい人のためにこんなふざけた列車が
エゲルから美女の谷に出ている。

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中に乗っているのは遊園地を楽しむ親子ではなく、
真面目な顔をした大人たち(主にロシア人の気配)
なぜこんなポップなデザインにしたのか?


エゲルのまちは「文明から取り残されたような」
という説明書きがちょっと似合う。
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17世紀にトルコに侵略され、ブダペストもそうなんだけど
トルコの支配下におかれていた。

その名残からミナレットが残っているのだが…
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この細さ!

昔、上部がぽきっと折れたこともある。そんな説明を見た後に

登ってやった。(あ、美女の谷の前ね)

中が細すぎて人がすれ違えないので前の人が降りるまで待つ。

そして
97段のモモあげを経て

たどり着くてっぺんはかなりの恐怖!
なんせ、足下があまりにも心もとない。

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最近のフィレンツェの恐怖を上回るスリリングさ。

しかも折れるという前科のあるこの塔!

無事に帰ってこれましたので今これを書いてますが。


エギルにはその他かなり綺麗な聖堂と
新鮮な牛肉を切らせているため、牛肉以外の料理を出してくれる
レストランがありましたが、



まぁ一番はやっぱりワインですな。

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↑試験管から勢いよく入れられるワイン





旦那です。

今日は前々から行こう行こうと思っとったけどなかなか決心つかんかった散髪に行ってきました!

皆さん、海外で髪の毛切ったことありますか?ないですよね。
ちょっと想像していただくと、いかに一大イベントであるかわかると思います。

日本だと、当たり前ですがお客さんは日本人なので、美容師さんは日本人に合う髪型を知っとるし、もちろん流行なども押さえているので、納得のいく髪型にしてもらえますが、
ハンガリーだとどうなってしまうのか。

ちょっと一般的な白人の方々の髪型を思い出してください。
前髪がなくて、髪が頭のラインに沿ってペタっとなっとって、ちょっとくせ毛。
それかモヒカン。

そんなもんが髪の毛硬くて多くて外側に向かって生えていく日本人に似合うはずがないわけですよ!!
そんな髪型にされてしまうかと思うとなかなか行けないですよね。

なんか聞いた話によると、イギリスなら日本人の美容師さんがいるので、わざわざイギリスに切りに行く人もおるとか!
まぁまぁ気持ちはわからんでもないですよね。

僕も中学の多感な時期に、髪を切りに行ったら前髪を全部切られて、それがあまりにも似合わんくて、
学校で「何それ?イメチェン?」とか言われてひきこもりそうになった思い出が脳裏に蘇ります。

せっかくのハンガリーでひきこもりたくないわけです。




で、じゃあ髪切るとして、ハンガリーだとどこに行けばいいのか。 

町を歩いとると美容院自体はちょこちょこありますが、確実に英語が通じない雰囲気がしてます。
自分の意思が伝えられないと、前述した髪型になるわけです。
ひきこもりにならないためには、それは避けんとあかんのです。

で、日本人の知り合いに教えてもらったのがトニー&ガイ
なんかイギリス発祥の世界的なチェーンで日本にもけっこうな数の店舗数があるみたいですね。
こちら


ここは英語が通じることが保証されとるということで、ここに行くことに。

よしよし、これでどうにかなるわ助かったと思ったんですが、
あれ?おれって本当に自分の思い通りの髪型を英語で伝えられるの?
例えば、髪の毛すくってどう言うの?

ということで調べると、やっぱまとまってるサイトがすぐ出てきますね。

ふむふむ。髪の毛をすくって言うのはthin outなんですね。
僕は髪多いので、これは必須表現ですね。勉強になるな。


で、予約してお店に突撃。

おれ「予約してた○○です」
Fさん「ようこそ。私が今日担当するFです。じゃ、早速シャンプーしましょう」

ということで、まずはシャンプー。
なんか日本でもたまにシャンプーが別料金になっとるとこありますよね。
海外はけっこうそういうところも多いらしくて、事前にシャンプーしてほしい旨を伝えないとかないとダメとかそんなこともあるそうです。
トニー&ガイに関してはホームページにちゃんとシャンプー込みである旨が書いてありました。


Fさん「お湯熱くないですか?」
おれ「大丈夫っす」

大丈夫というか、めっちゃぬるい。

なんか日本人は熱いお湯が好きですが、海外だと40度とかでも猛烈に熱いと感じる人もいるみたいですね。
日本に観光に来た外国人が温泉の熱さ(42度ぐらい)にびっくりした話とか、
海外でいざシャワー浴びようと思ってもお湯が出ぇへんからフロントに聞いたら、その国ではそれが十分熱いお湯だったとか、
たまにそんな話を聞きます。

そんな文化の違いを感じつつ、シャンプーが終わりました。
なんか心地良いというよりは、ガシガシとしっかり洗われた感じでした。


Fさん「じゃあここに座って」

と言われた場所にはイスが置いてあります。
イスはよくある美容院のイスといった感じですが、日本みたいに鏡の前に固定されてなくて、
教室のイスみたいに普通に前後に動かせる感じ。

座ったは座りましたが壁との距離が異様に近いです。
さながらエコノミークラスです。
イスの後ろにある広大な空間はなんなんでしょうか。








Fさん「で、今日はどんな髪型にするの?」

来た!来ました!
ここで意思を伝えられるかが大事なポイントなんですが、
初めての海外での散髪という状況に
なんかむらむらと僕の中の好奇心が膨れあがってきました!






おれの好奇心「お任せでって言うたらどう切ってくれるか興味があるねんけど」

Fさん「おっけー」













うわわわわ!ややややってしまいました!
まさかのお任せです!!
何を勝手なことを口走っとんねんおれの好奇心!!








Fさん「全体的に短くしましょ。前髪はある方が似合うと思うから眉毛のとこぐらいまで残しとく?あと、量が多いからすきましょう」
おれ「じゃあそれで」

なんかあまりにも普通でしたが、なかなか良い提案だと思います。
というか、おれが言おうとしとったことを言われた感じです。


Fさん「じゃあ切ります」

ということで、チョキチョキが始まったわけですが、
なんというか、けっこーザックザック切ります。
すごい直線的な切り方で、ザックザックいきます。
日本の美容師さんみたいに、クシでちょっと持ち上げてシャシャシャシャシャって感じではないです。
ただただザックザックいきます。

日本人の美容師みたいに、
「こうすると、毛先に動きが出ていいんですよ。後ろ髪も、こう切ると自然な感じでばらつきが出るんです」
とかそんなこと言い出しそうな切り方ではないです。

「こうするとすごい切れるんですよ」
とかそんなただただ当たり前ことをドヤ顔で言い出しそうな切り方です。

すごい不安感です。大丈夫か?

おれ「どれぐらい美容師やっとん?」
Fさん「去年から!」

去年からという言葉を聞いて、一気にもうどうでもえぇかという気分になりました。
好きにしてくれ!

そこからいろいろ話をしとったんですが、
ハンガリーでも美容師さんは専門学校に行くみたいですね。
基本的には1年で卒業で、半年の追加コースがあって、それは受講するかどうか選べるそうです。
「そんなもん実地訓練でえぇねん」と言うてました。
あと、ハンガリーでもハサミは美容師が自分で買うみたいです。
「えぇハサミは25万円ぐらいしてとても買えんから、私は自分では安いビギナー用のやつ持っとるけど、それ使わんといっつも先輩のハサミ借りて切っとるねん笑」とのことでした。
雇われてからしばらくは練習のために人形を切る日々が続くそうですが、
いつかは人間を切らんとはじまらんということで、
最初のお客さんに選ばれたのはお姉さんやったそうです。
腰まであった長い髪を、ただただザクっと直線的に肩の高さに揃えてあげたそうです。

そんな話をしながらザックザック切られているうちに、なんか終わったみたいです。


Fさん「よし。じゃあ、セットするから!」

ということで、ドライヤーをあて始めるんですが、日本みたいに空中から髪の毛に向かってドライヤーあてたりなんかしません!
「こうやって乾かすと、髪の毛が自然と立って、動きがでるんですよ。まずは、流れの反対に向けて乾かして、そのあと自分の向けたい方に乾かすといいんです。風は毛の根元にあててー・・・」とかそんな感じではありません!!
ドライヤーの先にクシみたいなやつをつけて、髪の毛をひたすら頭のラインに沿って寝かせるように寝かせるように乾かしていきます!!
すると、みるみるとよく白人さんのしとるような頭にぴったりとした髪型になりました!
そっか、こうやっとんか!

で、問題は前髪です。
垂らしてくれるんかと思いきや、思いっきり直線的に前に向けて乾かし始めました!
いやいや、ツノ作っとんちゃうぞと。

「まずはね、こうやって乾かしておいて、そのあとこうやって乾かせば・・・」
みたいなこと言い出すのを期待してましたが、

Fさん「できたわ!」


という元気な声が響きわたりました。
前髪だけシャンプーハットつけとるみたいな状態です。

まぁ、かっこいいの価値観が違うからね。
知り合いの外国人によく「前髪邪魔ちゃうん?」って言われることがあります。
外国人ってあんまり前髪おろしてないもんね。

でも、おれ今日最初そんな前髪で来てなかったよね?とか思いつつ、ワックスでカチカチにその状態を維持され、完了。


完成系を見て、「あぁ、提案の内容はすごいよかったけど、完成系に対するイメージが全く共有できてなかったんや」と思いました。
会社でもよくある、「あれ?そういうことやと思っとった!ごめんごめん!」
というあれです。
確かに、前髪は眉毛ぐらいまでの長さで全体的に短くしてくれて髪の毛すいてくれましたが、
価値観、発想、文化、育ってきた環境が違うと、同じ言葉から全然違うものができあがるんですね。
こうなるともう、いかに英語でちゃんと伝えられようと関係なさそうです。
あ、でも上の毛は立たせてくれたんやね。

とはいえ、出来上がりはけっこう気に入ってます。
全然引きこもらなくても良さそうな感じ!
さっぱりしていい感じです!

顔に目線入れてbeforeとafter公開しときます!!

before:髪の毛大量
IMG_0626





































after:シャンプーハット感が伝わるかなと思って横から撮りましたが、あんまり伝わらないですね。前からみるとすごいですよ。
IMG_0631





































お値段も2500円ぐらいで、日本人からすると手頃なので(ハンガリー人からすると激高らしい)、またまた次回もここかな。

みんなも海外で切る機会があるときはトニー&ガイ試してみてください! 



 

旦那です。

先日、はがきサイズの茶色の紙がポストに届いてました。
まぁ全く読めないので基本的には郵便は名前書いてない限り全部捨てるんですが、
この茶色のはがきにはおれの名前が書いてあったので、奥様に頼んで会社の同僚の方に訳していただいたところ、 
なんとそれは不在者連絡票でした。

おれずっとおうちおるのに、いつの間に不在者になったんでしょうか。

把握しとる範囲の届くはずのものは既にもう全部届いとったんですが、
とはいえ、届いてない言うとんですから取りに行きましょうということで、
お近くの郵便局に行ってきました。
 


お近くの郵便局はおうちから歩いて15分ぐらいのところ。

いざ着いてみると、なかなか近代的な建物。
入ると、日本でも銀行とかにある用件書いてあるボタンを押して受付番号をもらって待つあのシステム。

まぁボタンの文字読まれへんよね。いつも通り。

しゃーないなということで、お近くにおった警備員のおっちゃんに不在者連絡票を見せてどうすればいいか聞くと、3番のボタンを無言で押してくれました。

まぁそうよね、英語通じないよね。

とはいえ、受付番号さえゲットしたらこっちのもんですよ。
あとは受け取って帰るぐらいしゃべらんでえぇでしょ。

アナウンス「○○○○番さーん」

あ、おれや。
あのお姉ちゃんのとこか。

おれ「これがおうちのポストにあって・・・」
お姉ちゃん「OK・・・・・カタカタ」
おれ(よしよし調べてくれとんな)
お姉ちゃん「あぁんっ?!ちっ!!」
おれ(舌打ち?!)

お姉ちゃん「ペらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺら(ハンガリー語)」

おれ「English, please」

お姉ちゃん「ぺらぺらぺらぺらぺらぺら英語なんかわかるか!(←これだけ単語でわかった)ぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺら!!(怒)」

お姉ちゃんがすんごい怒りながらまくしたててきます。
ハンガリー語しゃべれんおまえが悪い!出直して来い!とでも言われとんやろうなということが薄々わかります。


おれ(なんでこんな怒っとんねん!!さすがにおれもこんなに怒られたら腹立つわ!!てかちょっとぐらい英語しゃべれよ!!)

おれ「English, please!!」(2回目)


お姉ちゃん「英語なんかわかるかぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺら!!(怒)」

おれ「English, please!!」(3回目)


お姉ちゃん「ちっ!しゃーないから英語しゃべれるやつ連れてきたるわほんなら!!!!(←雰囲気でわかった)



おれ(ふー。やっとか。早く連れてこいやほんま。プンプン 










待つこと5分。










奥の方から、押し付けられた学級委員長という形容がぴったりな感じの、ひょろっとした背の高い気の弱そうなお兄さんが暗い顔で歩いてきました。



おれ(あぁ・・・完全に押し付けられたんやな。かわいそうに。)









お兄さんは目の前まで来て足を止めると、震えるようなか細い声でつぶやきました。












お兄さん「ah・・・・・pack・・・・already・・・・・・・・・・・・・・give・・・・・・・・・・」 












おれ「OK!OK!! わかったわかった!!」 

なるほどな!不在者連絡票は入っとったけど、既に配達済みなんやな!!
わかったわかった!!帰る帰る!!





おれが納得したのを見てすごい笑顔になるお兄さん。

お兄さんの笑顔を見てすごい笑顔になるおれ。

さっきまでとは打って変わって、ドヤ感を丸出しにしながら奥に引っ込むお兄さん。

おれ(ふふ。お兄さんの誠意伝わったよ。もうそんな仕事押し付けられるんじゃねーぜ!!)

とか思うおれ。



なんか知らんけど、お兄さんに免じてさっきまでのことも全部許して、何か清々しい気分でおうちに帰りました。 

そろそろちょっと古い話題になりそうなので
急いで書く。

  仕事の合間にイタリアにいってきました

人生初イタリア

日本人にもロシア人にも大人気のイタリアとは
いったいどんなとこなのかとワクワクしながら
乗り込むWizz Air。

直前まで須賀敦子さんを読んでいたので
私の中のイタリアのイメージは完全に霧の中の石畳のミラノ。
(↑理由は本を読めば分かりますが、とりあえず名作なのでぜひ

降り立ったイタリアは真夏ということで霧からは
ほど遠く、太陽サンサン

まず、ドゥオーモにのぼる。
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ゴシック建築の名作とのことなんだけど、
完成まで500年もかかったという!
既に完成しているときいていたものの、まだ何やら工事していた…

確かに芸が細かい!
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ギザギザをいっこいっこ彫り続けてたかと思うとちょっと気が遠くなる…

そびえ立つギザギザの塔の中でしばし過ごす。
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塔のてっぺんに立つ聖人たちとほぼ同じ目線でミラノのまちを眺める。
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ミラノはなんとなくファッションの都というイメージがあるけど、
本当にめちゃくちゃカッコイイ!
キメキメに肩肘をはっているわけでもなく、でもしっかりとキメている。
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残念ながら参考画像はキメキメの子供服店のショーウィンドーぐらいだけど、
子供にすらこの気迫では負けている私。

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あとは私の趣味の芸術美術鑑賞をちょっと


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当日としては超最先端の現代アート、ルネッサンス。

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中世の時代に神様や聖人ばかり描いていたのが
人間にフォーカスを当てて表現をしだしたのがルネッサンス

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おぉぉぉ~わぁ~きゃほぃ~
…状態の私を尻目に芸術に冷淡な旦那は美術館でトイレ休憩中。



そして一路、ベネチアへ。

ベネチアもまた須賀敦子さんのエッセイの中で
まち全体が劇場のように、また舞台に立つ俳優のように
その素顔をみせない、と表現されている。

確かに、ベネチアは生活感がない。
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どの通りも美しい絵はがきのように見える。

DSC05828.jpg

その昔、イタリアが統一されていない頃、
ベネチアは独立した王国であり、アドリア海で最も栄えていたとか。

当時の豪華絢爛な様子が伺われるものの
少しさびれているかんじもまた味が出ている。
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ベネチアは最後に行った方が良い。
お土産を買って荷物が増えてしまうから。

そんな助言を知ったのは


@ベネチア。



後の祭りである。
私の同僚の言うところの


「レイター カーニバル」

である。

しっかりといろいろと買い込み、

私が最も行きたかったフィレンツェへ移動~

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ルネッサンスが花開いた場所!
メディチ家の庇護の元、ミケランジェロやラファエロが活躍した場所!
ひゅーひゅー(≧∇≦)/

(芸術に冷淡な相方の冷たい視線)

私が書くとどんどん美術解説書みたいになっていくな…すいません。


14世紀にイタリアで最も美しいと言われたジョットの塔をみて
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横の花の聖母教会にのぼる。

中も美しいし
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外も美しい
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が、


予想しない事態。

この塔、石でできているのに、揺れている?!Σ(゚Д゚)


じわじわ、しっかりと揺れている?!Σ(゚Д゚)


恐怖

イタリアって確か地震ある国だったよーな

なのにこの石を積み上げただけの500年も前の建物に
登ってていいのか?!







ちょっと震えつつ無事に降りた後は
気付にワインを一杯


その後、ピサにも登ったんだけど、
そして確かに傾いていたんだけど、

DSC05982.jpg

どっしりと傾いているというか、根性入った傾き方というか。


DSC05931.jpg

傾いても人間はこうありたい


とか思いつつ、
揺れる塔と違って気付のワインは必要ありませんでした。

気付用途じゃなく、楽しむためだけにピサをおりてからやっぱり一杯

 実際、昼も夜も飲み続け、旦那様換算で5日で二人のワイン消費量は

6ボトルほど、かな。

軽いな。

おかげでイタリア滞在5日間で太ったことは言うまでもなく。

半分屋台みたいな店だったり、事前予約なしには入れない有名店だったり
横にたまたま座ったアメリカ人(ワシントンからイタリア入り)に絡んだ
店があったり、イタリア人店員に絡まれ続けた店もあったり

料理面で個人的に一番インパクトあったのは最後に行った
ミラノのピザ屋。

DSC06060.jpg

↑あまり見えないかもしれないけど、手前の私の注文品、

ピザの上にパスタが乗ってる

ボリューム大なのはいいとして、炭水化物オン炭水化物
 味は微妙にブレている…

きくとこによると、店のオーナー&シェフはエジプト人
…あれ?
ということでエジプト人のよる創作イタリア料理で〆て
イタリアを飛び立ったのでした。





DSC06023.jpg
↑イタリアで出会ったホットドッグ。美味しそうではないけど、かわいい







※2017年11月6日追記
何件か問い合わせが来たので、語学学校のHP貼っときます。
http://www.ulysses.co.hu/en/



どうも旦那です。
 
そろそろハンガリー来て1ヶ月ちょい経ったんですが、
日常生活であまりにもハンガリー語わからん過ぎて困る+昼間なんかすることほしいなーということで、
まさに今日からハンガリー語の語学学校に行き始めました! 

最初、ハンガリー語の語学学校を日本語で検索して探しとると、
どっかの日本の会社がやっとる今からハンガリー行きたいと思っとる日本住んどる人向けの、
「ハンガリー語の語学学校+現地ホームステイ+往復飛行機」がセットになったプランが見つかったんですが、
それが全部込みで1ヶ月80万円とかそんぐらいの金額感で、
こんな高いなら無理やなと思って諦めかけたんですが、
英語で探したところ、1日3時間レッスン×20日間で教材代込み40000円という学校が見つかりました!
しかも、この学校は少人数レッスンを心がけとって、1クラス7人までとか。
メールして完璧初心者である旨を伝えたところ、今日から超完璧初心者向けのクラスがあるよ、ということで、ちょうどえぇやないかと参加を決めたわけです。


で、今日初登校。
学校はふつうのアパートを改造せずまさにそのまま使ってます。


早く来過ぎた僕は一番乗りやったんですが、
あれよあれよと人が増えてみるみる7人に。


メンバーといろいろ話をしとると、
みんなの国籍はギリシャ、スペイン、イタリア、オーストラリア、イギリス、ブラジル、日本(おれ)でみんなバラバラ。
年齢は、19歳、20歳、22歳、27歳×3、37歳という感じ。
自然と共通語は英語になるんですが、みんな思い思いの訛り方してます。

そうこう話しとるうちにハンガリー語の授業が始まりました。

ここで1つ言うとくと、実は僕と奥様はハンガリー来る前にいっしょに軽くハンガリー語の家庭教師を家に呼んで授業をしてもらってたんです。
なので、アルファベットは読めますし、ちょっとしたあいさつとか、簡単な自己紹介とか、国籍ぐらいなら言えるんです。

おれ(ふふふ。完璧初心者コースやからな、最初は貯金があるおれがドンケツになることはあるまい。)

とかドンケツ嫌いの僕はこんなこと思ってました。

心の中でふふふふしとると、
先生「ぺらぺらぺらぺら(なんかハンガリー語であいさつと自己紹介)」
みんな「ぺらぺら(ハンガリー語であいさつと簡単な自己紹介)」
先生「ぺらぺら(なんかハンガリー語でいろんなあいさつを教え出す)」
みんな「ぺらぺら(既に全部知っとって、ハンガリー語で返す)」
先生「国籍は?(ハンガリー語)」
みんな「私はギリシャ(ハンガリー語)」、「僕はイタリア(ハンガリー語)」、「僕はイギリス(ハンガリー語)」、「私はスペイン(ハンガリー語)」「僕は・・・・」「私は・・・・」











え、ちょっと待ってちょっと待って。落ち着こう、一旦落ち着こう。
わかった。わかったから。






え、みんな全然完全初心者じゃないやん。







完全なパニックに陥るとともに早くも目の前で使い尽くされたおれのハンガリー語貯金。











あれ?おれクラス間違えたかなと思ったときに、先生のこの質問で謎が解けました。

先生「彼氏とか彼女とか奥様とか旦那がハンガリー人の人?」


みんなが一斉に手をあげます。









そう!そうなんです!
これが完全初心者向けクラスが一瞬で修羅場と化した理由やったんです!!

彼らは愛すべきパートナーがハンガリー人で、世界のいろんなとこで出会い、ハンガリー移住を決めた人たちだったんです。
僕もその一員ではありますが、奥様はロシア人なんで、事前に十分なハンガリー語レッスンを受けることができていないんです。







完全に漂うおれ=ドンケツ感。
底が見えない彼らのハンガリー語貯金残高。





聞いてない。聞いてないよおれは。








とはいえ、ここら辺はまだおれも全然大丈夫な範囲なんで、なんとか気持ちを落ち着けて授業を聞きます。

あいさつの省略系とか聞いて、ふむふむするおれ。


そしてみんなの職業を言ってみようという流れに。


先生「あなたの職業は?」
ギリシャ人「学生」
イギリス人「アニメーター」
イタリア人「メカニック」

ふーん、けっこうみんないろいろやねんな。




先生「あなたは?」

オーストラリア人「主夫ってなんていうんですか?」








主夫キターーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

そっかー主夫かー。おれもおれも。
しかもオーストラリアから来たってことは、給料も圧倒的に低いこの国に移住して来たんやね。
すごいね。
前職はコンサルタントかー。言葉の通じない国で文系職は厳しいぞー!がんばれー!

とか、とても仲間意識が芽生えるおれ。





結局みんなの職業はまたバラバラで、アニメーター、バイオ関係の研究者、シェフ、メカニックエンジニア、嫁候補、主夫×2という感じでした。



で、いろいろ他にもアルファベットの発音の練習したり、20までの数字数える練習したりして、
宿題出されて終わり。



明日からもまた通うわけですが、1ヶ月でどれぐらいしゃべれるようになるんやろうか。

みんなが遊びに来てくれたときは通訳できるようにがんばります!!





 
 

どうも旦那です。

今日まで39度オーバーの風邪をひいて3日間ほど死人生活をしてました。
ちなみに奥様も昨日は体調が悪くて会社休んで二人で死んでました。

僕はハンガリー来てからの1ヶ月で軽いの含めて3回も風邪ひいてます。
奥様も来てすぐは少し風邪引いたりしたらしいですね。
やっぱヨーロッパと日本では風邪の原因になる菌の種類が違うみたいで、
来てしばらくの間は風邪ひきやすいし、ずるずると長引きやすいみたいですね。
空気が日本に比べて乾燥しとるのも喉の免疫が弱くなって菌が感染し易くなる原因とか。
とりあえず、今回ので僕の中のアンチウイルスソフトのウイルス定義更新が完了したことを願います。

で、今日は病み上がりということで、うどんを食べたいなと思いました。
なんか僕の中では病み上がりにはうどんというのが定番なんです。
うどんを食べないことには健常者には戻れません!

でも困ったことにハンガリーのスーパーでは基本的にうどんは置いてません。
ラーメン用の麺というか、なんかそんなやつは置いてあるんですけどね。
うどんはないです。
逆に日本食関係で置いてあるのは、醤油、米、焼き海苔、酢という完全なお寿司用セットです。
あと、謎のテリヤキソースのボトル。
普通のスーパーで、これ以外の日本の味はありません。
(味って意味だと米も日本米は見かけたことないような)





でもうどん食いたい。






ということで、前々から奥様が会社の同僚から噂を聞いとった日本食がかなり置いてあるというお店に買い出しに行きました!

奥様にお店の名前を聞いたところ、
奥様「知らんけど、”パクさんのお店”って聞いたで」とのことなので、
名前は”パクさんのお店”なんでしょう!!

まぁ行ったついでに確かめよか。

パクさんのお店はおうちから車で5分ぐらいで着きました。
お店はちょっとしたショッピングモールみたいな建物の中にありましたが、すぐ見つかりました。

で、気になる店名は「KOREAI ÉS JAPÁN ÉLELMISZERBOLT」でした。
言いたいことはなんとなく分かりますけど、なんかまぁ気になるところが読めませんよね。

グーグル翻訳にぶち込むと「韓国と日本の食料品店」というそのままの店名。
パクさんどこから来たんやと思いましたが、お店のホームページ見つけたんですが確かにパクさんの文字が!!
やっぱりパクさんのお店で合ってました!


そのパクさんのお店ですが、
まず、店員はガチガチのハンガリー人。パクさんどこ?
店内はコンビニサイズぐらいの大きさで、店名通り日本食の他にも韓国の食材が並んでいて、久々の日本食を見てちょっと感動。
ごくごくふつうの見慣れた調味料やパッケージが並んでます。
おーそれそれ!って感じのやつばっか。

あんまりカメラでぱしゃぱしゃできる空気じゃなかったんで写真はないんですが、
商品とお値段を一部メモって来ました!
お値段は円換算で書きます。
容量は、分かったやつに関しては書きました。
書いてないやつは通常日本のスーパーで見かける家庭用のごく普通のサイズのやつやと思ってください。

それではこちら!!
  • うどん5玉 900円
  • インスタントみそ汁8袋 900円
  • ふりかけ 320円
  • 柿の種 420円
  • 鮭茶漬けのもと6袋 650円
  • 梅酒750ml 2000円
  • カルピス原液1.5L 2000円
  • 焼き海苔 2500円
  • 冷凍うなぎの蒲焼き1人前 2500円
  • 冷凍サンマ4匹 400円
  • どら焼き300g 900円
  • 漬け物 700円
  • お茶っ葉100g 900円
  • 日本米9kg 3500円
  • 麦茶パック16袋 1300円
  • 冷凍からあげ500g 1300円
  • 納豆4パック 600円
  • みそ 750円
  • しょうゆ 1150円
  • ごま油 800円
  • みりん 1100円
  • 出汁1L  2000円 
  • ソース 2100円
  • 豆腐1丁 420円
  • あぶらあげ2枚 150 円
  • 日本酒750ml 2000円
  • 酢 1000円
  • カレールー 900円
  • わかめ 300円
  • 片栗粉 550円
以上です。










高すぎるやろ。





そうなんです。全国の倹約家の主夫の皆さんの目ん玉が飛び出るほど高いんです。
なんやなんやここは。成○石井か!!
でも決して商品が高級ブランドものとかではないんです。


少しでも倹約しようと、片栗粉に関しては、横にあったKATAKURIKOってやつが300円やったんでそれにしました。

サンマに関しては、なぜかハンガリーでも安定の安さでした。

カルピス原液1.5リットルに関しては、初めてのサイズ感に圧倒されました。
通常、カルピスと水の割合は1:4とされているのに対し、
日本ぐらいのちっちゃい瓶だと、もったいなくて1:4の通常割り
もしくは1:5以下の薄さにしてしまう貧乏割りに走りがちですが、
これだけ分量があると、気軽に1:3以上の割合の富豪割りが楽しめます。

これは関係ありませんが、
小学校のとき遊びにいくと富豪割りのカルピスを作って出してくださるおうちがありましたが、
あのときの金持ち感は異常でした。



で、そんなことはどうでもよくて、




普段スーパーによく買い物に行かれる主夫の方はもう既に上記のリストをご覧いただいた時点でそのお値段の高さに共感していただけてると思うんですが、
普段あまりスーパーに行かず仕事に専念しとるわって感じのサラリーウーマンの方達にもお値段感が伝わるように、
いくつか日本食の献立を見ながら実際にかかる金額をざっくり計算してみました。




メニュー1:スタンダードな夫婦の晩飯
  • 白ごはん(1合)・・・約60円
  • みそ汁(わかめ・豆腐・あぶらあげ)・・・ 約180円
  • からあげ(9個)・・・約650円 
  • 豆腐(1丁)・・・約420円
  • 煮物(芋・人参)・・・約70円
合計:約1350円

自炊しとるというのにこの金額ですよ。
ちなみに芋と人参は1kg200円とか300円とかそれぐらいで安いです。
煮物はほとんど調味料代です。

メニュー2:ちょっと豪華な夫婦の朝飯
  • 白ごはん(1合)・・・約60円
  • サンマ(1匹)・・・約200円
  • みそ汁(わかめ・豆腐・あぶらあげ)・・・約180円
  • 玉子焼き・・・約20円
  • 漬け物・・・約70円
  • 納豆・・・約300円

合計:890円

サンマが安くてホンマにありがとうという感じ。
納豆のダメージがやばいです。高い感が一気に出たのはこいつのせいです。
みそ汁はホンマさっきに引き続き凶悪ですね。いかに日本の食材のが使われとるかわかります。
あ、たまごはこっちでは日本よりだいぶ安いです。

 
メニュー3:夫婦で病み上がり後のうどん
  • うどん(2玉・具なし)・・・約1360円

合計:約1360円



完全にだしのせいです。
だしが1L2000円もするからこうなるんです。
おい!うどん!自分は関係ありませんみたいな顔するな!
1玉180円もするおまえも悪いやからな!
おれは見逃してないぞ! 




と、まぁ高さが分かっていただけたでしょうか。
献立次第ではいくらでも高くなります。
おうちで手巻き寿司とかした日には二人で1万いくと思います。


まぁでもせっかく来たし、自炊もよくするわけやしあれもこれもという感じでいろいろと買って、
いつもはスーパーの袋3つパンパン+ワイン2本買って4000円ぐらいのところを、
袋1つで1万円オーバーという残念は決済を終え、おうちに帰りました。






あ、うどんはうまかったです!
明日からはまた健常者として頑張ろう。




 

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