奥様は商社ウーマン

商社ウーマンの奥様の都合でハンガリーに移住したあと、グローバルITエンジニアの旦那の仕事でドイツに移住した夫婦の日記。現在は年子の男の子二人を育児しつつ、日本で働いています。

2013年09月

旦那です。

そういえばハンガリー語について書くの忘れとったなと思ったんで思い出したかのように書きます。

ハンガリー語はどんな言語かというと、いろいろやばいです。
習う者の心をきれいにパキっと折ってくれる、そんな言語です。

そんなハンガリー語のやばさをいろんな角度から書いてみます。



やばいポイントその1:世界中の他のどの言語にも似ていない。

まず最初にしていきなり心をバキ折ってくるのがこの事実です。
ハンガリー語は世界中のどの言語とも似ていないので、習ったところでハンガリー人1000万人とコミュニケーションがとれるようになるだけなんです...。

例えば、英語なら80カ国を超える国が公用語に採用しています。こちら
中国語は、世界で一番母語としてしゃべるひとが多い言語ですし、ビジネス面でも役に立ちそうです。
他にも、例えばロシア語であれば、旧ソ連圏、スラブ民族圏では、100%理解できるわけではないですが、似たような言語をしゃべってるので、応用がききます。
うちの奥様はそんなスラブ民族圏への旅行が好きです。

しかも僕たちの場合、ハンガリーに永住するわけではないときています。
覚える気が出ないのも無理はありません。



ただ、これって日本語もいっしょやけどな...





やばいポイントその2:発音

これはもう本気でマジでやばいです。
おそらく、世界でも多い種類の音を持ってる方の言語なんじゃないでしょうか。

LとRの区別ができへんねんとか、BとVの区別ができへんねんとか、THが発音できへんねんとか、
そんな生易しいハードルじゃないんですわ!

ハンガリー語のアルファベットとサンプルの発音が聞けるサイトがこれなんですが、
見ていただけると分かるように、母音が14個もあります。
しかも、öとüとuの音の違い聞いてみてください。

確かに、音の違いはありますよ。「あ、なんかちゃうなー」とは思いますよ。

ただね、これはおんなじ人の音声でしかも区切って聞いてるから、「あ、なんかちゃうなー思いますけど」、
いざ単語単位でしゃべられてみぃ、こんなもん区別できるわけないないでしょうが。
そもそもこれぐらいの発音の差なんか個人差でどないでもなってまうんやないかと。
ちょっと訛ってたり、ちょっと喉の調子悪かったらもうあかんやん!というぐらいの音の差しかないんですよ。

あと、何気にiとéね。
これどんだけ頑張っても全然区別してもらえません。
僕の発音は常にiの方みたいです。頑張っとるのに。


で、母音はまだえぇ方なんですわ。
問題は子音ですよ、子音。 し!い!ん!


まずこれ gy 。
なになに~ tyの有声音です? てことは、ぢゃ とか?

でもこれを見てください。

dzs

いやいや待てと、まずなんで3文字も贅沢に使っとんねんと。

ほんで、この発音が日本語の じゃ の子音と一緒? ってことは ぢゃ の子音と一緒?
え、ってことは gy はこれどうしたらええの?

ほーら路頭に迷った!

しかもしかも! zs というのがあります。 これが s の有声音。
s ハンガリー語では シュ と読みます。 英語の sh みたいな。
普通の英語の s はハンガリー語では sz です。
sz = s
s = sh

といことは、普通に考えると、シュ の有声音やねんから、あれ?また ジュ? と思いきや、似てるけどそれは同じ発音じゃないらしいです。

じゃあもうどうしたらいいのか。
gy と dzs と zs をどうやって区別したらいいのか。

ちなみに僕が発音できるのは dzs のみで、 後は「まぁなんかちゃうけど、しゃーないか。お情けで丸にしといたるわ」レベルみたいです。

ちなみに、これらの母音なり子音なりが聞き間違えられると、当然のように意味が通じなかったりします。


こんなのあんまりです。




やばいポイントその3:別れ際のハロー

皆さん、ハローってありますよね。Hello。
ハンガリー語ではHallóで、意味も一緒なんですけど、
これって皆さん当然誰かと会ったときにいいますよね。

ハンガリー語では、別れの挨拶にもハローって言います。

これ最初はマジでとまどいます。
お店入ってハロー。お会計してお店出るときにまたハロー。
おもわず「何か用事?」って聞いたりしたこともあります。

電話もハローって言いながら切られます。

これほんまにハロー=出会いの挨拶という図式がきっちり描かれているうちは、なんか釈然としない気持ちになります。

ただ、もう今は完全に慣れました。むしろハンガリー人以外と別れるときもハロー言うてしまいます。





まだまだやばいところはたくさんあるので、その2に続く!!






 

9月から学校も始まり、通勤途中で通り抜ける
地方都市の信号で止まっている間に通学途中の子供たちを
観察するのが好き。

身体に対して巨大なリュックサックに背負われている子、
逆に筆箱ぐらいしか入らなさそうなちっちゃーいリュックの子
(統一されたランドセルフォーマットはないみたい)

低学年の子は親が学校まで送るようだけど、
親子三人全員がサングラスかけて登校中かと思えば、
バイクで送っていく父親の姿も。
(娘の頭がグラグラしているところをみると、
ヘルメットが重いのか、睡眠継続中なのか)

はたまたある子を送っていっていたのは
眉毛にピアス、全身スエット姿のこわそうなお兄さん。
(父親でなく、兄であることを願う)



話が大きく変わって、言語とか言葉について最近考えている。

 前から興味のあるテーマ。

ちょこちょこ書いている通り、私はスロバキアとかクロアチアにいくと
なんとなく40%ぐらい分かる。
同じスラブ語だから。

たぶん昔は同じ言葉だったんだけど、それぞれの国でだんだんと
それぞれの発展を遂げた。

で、結果として、ロシア人がスロバキア語をきくと、
何百年も昔の言葉で話しているようにきこえる。
「汝は~」
「授けたらん」

とかそんなノリのことを現代の人たちが言っているかんじ。Σ(゚Д゚)

もっと具体的に言うと、

例えば

「Palitsa」(パリツァ)

スロバキア語では「棒」を指すらしいんだけど、
ロシア人にとっては昔の騎士が持っていた金棒みたいな武器を指す。

ということで、この言葉をきいて

スロバキア人の頭の中
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ロシア人の頭の中

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形状はなんとなく一緒…
もとは同じものを指す言葉だったのも察しがつく。
どこではき違えたのか?というか、どっちが?

例をもういっこ。

「Izba」(イズバ)

この言葉をきくと

スロバキア人の頭の中 (ホテルとかの部屋)
fig-01.jpg

ロシア人の頭の中(藁葺き屋根とかの木造建築)
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手軽に時代錯誤が起きていることがお分かり頂けるでしょうか?
きっとどこかの時点である言葉はロシア語の中で発展というか
変化し続けたのに、スロバキアとかではそのままでいたらこうなったと
思われる。

趣味でスロバキア語を習っているロシア人の友達に、
逆にロシア語がどうきこえるかきいてみた。

「なよなよしてきこえるらしいよ」

との回答。

要するに、オカマ的ということか?!Σ(゚Д゚)

先日オーストラリア人(英語ネイティブ)と
英語のいろんな慣用句の話をしていて(またついそんな話)( ・∇・)

「ここ(店とか)を出よう」っていうのを
let's go とかlet's departとも言えるけど、
ネイティブ表現では
let's bounce ("跳ねていこう"にきこえる)とか
let's hit the road ("道にぶち当たっていこう")とか
あげくの果てに
let't hit frog and toad
("カエルやヒキガエルにぶち当たっていこう")とか
と言うらしい!

こんな言い方が生まれた背景を想像してみたりして…

最近旦那さんが私の趣味を考慮して買ってくれた本を読んでいる。
「言語が違えば、世界が違って見えるわけ」

かなり面白い!ひたすらに言語とは何かについて考えている本なんだけど。

例えば、言葉は思考に影響を与えるか?という問題や
昔の人たちは今ほどいろんな色の名前を持っていなかったので
海を「葡萄酒色」と言ったり、羊を「すみれ色」と言ったりしていた話。

「私の右」「私の左」
という言い方をしないというかできない言語すらある。

オーストラリアのアボリジニなんだけど、
「私の北」とか、「あなたの南の方にノートを置いています」
という言い方をする言語らしい

では、その人たちが「右」「左」を理解できないかというと、
そういうことでもない。
情報伝達をするに当たり、何をどうしても伝えたいのかの問題なのだ。

例えば、一つのものなのかいっぱいあるものなのかに重きを置いている
言語では英語のように ~s とつけて単語の中で表現をするけど、
日本語はあまり重きを置いていないので強調する時以外は曖昧なまま。

Apple → Apples (りんごが複数ある)
りんご → りんごたち、とは言わない


言葉は何代も何代も話されて固まってきたので
言葉の一つ一つにその民族が生きてきた歴史が詰まっているというか
でもそれを意識して誰も話さない、というのがまた面白い。




すんません、最近忙しくて更新してませんでした。
旦那です。


先週、うちの親がブダペスト遊びにきてました。

どうやら事前に入念な予習をしてきたらしく、こんなタレコミがありました。




タレコミ:

ブダペストには、世界一安いMax Maraアウトレットがある!










へーそうなんや。

ちょちょっと調べてみると、Max Maraはイタリアのファッションブランドらしいですね。
特に女性の方はご存知なんやと思います。
なんかネット通販ショップ見つけましたが、なにやら高そうなお店ですね。


奥様&母が行きたいとのことなんで、行ってきました!
場所はブダペスト郊外で、車でおうちから40分ぐらい。

着いてみると、体育館1つ分ぐらいの建物の中にズラーっっと
服、ズボン、スカート、靴、かばん、etc
大量の品物が並んどるやないですか!


物色&試着を始める奥様と母を尻目に、いったいどんだけ安いのか携帯でピコピコとネットサーフィンを開始して確認作業に入るわたし。


あくまで、さっきのネット通販ショップとの比較ですが、
あのサイトで10万円以上するコートが、2万円とかそんなもんでした!!

80%オフはすごいですね!
個人輸入のネットショップおれも始めよかな。

奥さんはここぞとばかりにコートとスカートを見散らかしてました。





でも、なぜなんでしょうか。

なぜ女性っていうのは、
ショッピングモールの端から端までお店を巡って
各お店の端から端まで全部品物をチェックして、
さらにかなりの数の服を試着して、
「これかわいー!」「えぇーこれもかわいー!」「しかも安ーい!」
とか言いながら100個ぐらいの商品を好評価しつつ、
最終的には何も買わなかったりするんでしょうか。

と思ったらある日は急に両手に袋を大量に抱えて帰って来たりするんでしょうか。

しかも、「いや、そんなやつ他にも2着ぐらいあるくない?」っていうやつをまた買ってくるんでしょうか。

そうこうしていくうちに旦那の数十倍の容積の収納スペースを使い、
ある日気付くと旦那の服を入れてた棚も侵食され、
クローゼットを開けると旦那の服は端に追いやられ、
あなたの選んだ家は収納が少ないとおっしゃられ、
IKEAで大きめのタンスを買うことになり、
そのくせ同じ服をヘビーローテーションで着まわし、
毎朝「着ていく服がない!」と悩まれるんでしょうか。

いや、目の前に大量にあるやないかと。


あるやないかと。




溢れかえる布製品、麻製品、革製品、毛製品、絹製品、その他を見ながらそんなことを思いました。




結局、奥様はコートを1着買ってました。
見かけたらいいね!と言ってあげてくださいね。





で、この後は、我が家の酒番長の奥様が見つけてきた「王宮ワイン収穫祭」にでかけました。

王宮は普段は入場タダなんですが、なんか催しものがあるときは、けっこうなお値段を要求してきます。

普段タダやのにと思うとなんか腹が立ってきますが、チケットカウンターに並びます。



おれ「大人4人」

店員「はーい12000フォリントです」

おれ「高っ!」(ちなみにおれの月の手取り17万フォリント)

おれ「ほれっ!」

店員「はいありがとう」

おれ「(くそーこんな高い値段とりやがって)」

店員「じゃあこれが入場券」

店員「あと、これがワイングラスと、これ首からさげてください」

ん?ワイングラスくれんの?
そんでもってこの首からさげれるこの形状、適度な大きさの袋...これはまさか!

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そうなんです。
ワイン収穫祭の敷地内では、もらったワイングラスにワインを注いでもらって飲むことができ
飲み終わると首からさげてる袋の中にワイングラスを収納しながら歩けるんです!!

斬新すぎるやろ!!
これはいい!


こういう日本ではなかなかないおもしろいことされるとお金のことなんかすぐ忘れます。
話のネタ代です。


で、この王宮ワイン収穫祭は、
王宮の敷地内に、主にハンガリー、ヨーロッパの各ワインの生産どころで作ったワインと
伝統的なハンガリーの軽食が出る屋台がズラーっと並び、
どんどん試飲ができるという酒飲みには天国みたいな祭りなんですね。

場内にはこの前までなかった案内板が急に立っていて、
「あちらTokaji広場」(Tokajiはハンガリーの有名な貴腐ワイン)
とか書いてあります。

さすがヨーロッパ中からワインが集まっているだけあって、
Tokajiももちろんありましたし、
珍しい赤ワインのスパークリングもありました!

ハンガリー名物の焼きパン食いながらワインを飲み散らかしました。


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この時期はブダペストに限らず、いろんな町でワイン収穫祭が行われてるとか!
来年はヒマがあればTokaji地方の収穫祭行ってみたいな。




まぁまぁ、ということで、
ブダペストにお越しの際はMax Maraも観光コースに入れてもいいかもしれませんね。
ではまたまた。





 

隣の国なのにまだ行ったことのなかったスロバキアに
ハンガリーから車で向かう。

クロアチアに行った時は関門はあったけど、
スロバキアとの国境はもはやスルーになっていて、
スロバキアに入ったことに気づいたのはしばらく走って
道の広告がスロバキア語になっていることにふとびっくりしたから。Σ(゚Д゚)

 そういえば、今年の7月からクロアチアもEUになったので
関門は撤廃になっているかも。
EUは文字通り国境撤廃なんだなと今更ながら感心

途中まで景色はあまりハンガリーと変わるような
変わらないような。

例えば、牛。
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丘の間のまちはなかなかかわいい。
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酸素を売っている会社(?)を通り過ぎ、
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道ばたの新郎新婦も通り過ぎ
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やっと本格的な山が見えてきた。
 このへんは完全にハンガリーにはない風景。
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最初に目指すのは、ずばり、温泉!

はい、これ。
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森の中の池ってかんじ。(水温33度ぐらい)

藻がちょっと浮いているにもめげずに入る!

暫く入っていると寒くなるけど、
上がった後はお肌すべすべ

…な気がしている。(・_・)

泊まった山間のまちのインフォメーションセンターで郷土料理をきいてみる。
(今回は大好きな地球の歩き方を忘れてきてしまったので)

「ヤギのチーズで作ったパスタだけど、
外国人はたいてい嫌いだよ。」

と言われた。

いきなり前向きな気持ちをスロバキア観光局(?)職員に打ち砕かれる。Σ(゚Д゚)

というわけで、スロバキア料理の写真はなし。

結局そのパスタを食べて悪くなかったし(私の味覚では)
スロバキアのデザートは何を頼んでも必ず生クリームがついてくる。
(メニューに書いてなくても)だけど、
そしてめちゃくちゃ美味しかった!牛をそこら中に飼ってるだけある!
スロバキアにお越しの際はぜひ…

全体的に山小屋なイメージのスロバキア。
とても居心地がいい。(またジブリが頭をよぎる)
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第二の目的地は氷の洞窟。
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中には1万年前の洞窟ベアーの骨とか300年前の発見者のサインが
残っていてなかなか面白かったけど、
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なんせ中の気温は1.3度からマイナス5.7度。
出てきた時にはいいかんじにしっかり冷えた状態に。

第三の目的地は山の頂上(Chopok山 2,024m)

頂上は石がごろごろしていて
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雲がじかに通り過ぎていく。
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下は見えてるか見えないか微妙なライン。
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唯一の指標は東京までは8600kmらしいこと。
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山の天気は変わりやすいというが、
頂上で写真を撮った1分後には霧に覆われ、
3m先も見えない状態。

豪雨に降られつつおりる。


平野におりて走っていると見事な快晴。
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でもやっぱり山はいい

スロバキアの素朴かつ針葉樹林なかんじもすごくいい。

今回は行く前が怒濤の出張スケジュールだったので
スロバキアの夜はデマノフカというハーブの蒸留酒を飲んで(美味しい!
ひたすら睡眠補給をしていた。きっとまた来るでしょー

デマノフカというのはデモン(=悪魔)から来ているスラブ語。
今回行った洞窟もデモンの谷にあったし、
デモンの山もあったし
ひたすらに悪魔に囲い込まれてた国なのかな。

デモンの国、良い。


P.S.
スロバキアに行って実ははや2週間。

ハンガリーに帰ってからは今度は怒濤のビジネス来客。

 仕事の来客 = ホテル&空港の送迎+もれなく会食

少しは怒濤が大河の流れぐらいになることを願っている。


旦那さんが夜中にゴキブリと戦っている間(→深夜のトイレ参照)
奥様はひたすらに寝ていたわけは…

とてもとても疲れているためです!(; ̄Д ̄)

寝付きはだいたい30秒です。
その後、一度も起きることなく夢をみることなく朝を迎えます。
夜中の旦那さんへの返事はだいたい自動です。


疲れている原因の一つは最近の密度の高い出張。


ということで、初めてカザフスタンに出張で行ってきました。
モスクワ大学時代にたくさんのカザフスタン人の友達がいたので
前から訪れてみたかった国。

ハンガリーから(日本からも)直行便がないのでロシア経由。
8月末というのに気温11度ぐらいのモスクワ。

一日ロシアで働いた後、カザフスタンに移動。
カザフスタンは33度。

そもそもカザフスタンがどこかっていうと、ここ↓
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モスクワから約4時間半のフライト。
 ぐんぐん日本に近づく。(アジアが近いという謎のワクワク感


カザフの右下の方にあるアルマタはずっと首都だったが、
1997年にアスタナに首都が遷都されてからは首都ではなくなったけど、
カザフのビジネスと文化の中心地であり続けている。
(アスタナは純粋に官僚のまちらしい。
政治とその他を分離するのはなかなか思い切った政策だと思う。)

山に囲まれたアルマタの雰囲気は
中東30% + 中国30% + ソ連60% というかんじ。(私の独断)

トルコと中国の資本が流れてきているのだが、
モスクワほどの資本主義の波はまだ来ていなくて
脈々とソ連時代の雰囲気を残している(サービス面含め)

そのせいか分からないが、ホテルのトイレで足の置き場が、ない…

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そんなカザフスタンで買ったスリッパは質が高い
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因みに、なぜか全然分からないけど、ハンガリーでは
どこのスーパーでもデパートでもスリッパがみつからない…
裸足で過ごす文化もないはずなのに。


 カザフスタンに話を戻す。

カザフ語というのがしっかり存在しているんだけど、
ソ連の一部になっていた間にとってもしっかりしたロシア語教育が行われ
カザフスタン人自身もロシア語しかできなかったり
でも農村地帯の人にはソ連の支配がそこまで及んでなかったりして
言語面がぐちゃぐちゃ状態なので

全てカザフ語とロシア語併記という解決策をとることに

↓この旅行代理店は上が英語、右がカザフ語、左がロシア語、
ドアにはアラビア語(?)で書いている。
英語で書いてる内容が一番薄い。

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カザフでも精力的に仕事をしたけど、
幸いちょっと時間もあり、アルマタ近くの山に連れて行ってもらった。

町から見えている山がちょっとかすんでいたので
山では雨が降ってるのかなーと言うと

「ううん、スモッグだよ。」

との答え。
発展している証ということで…(・.・)

さすがに山にたどり着くと、空気がちょっと浄化されている。

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ロープウェーがちっちゃい。

黄昏時で奇麗。

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その後、ディナーに向かう。カザフ料理といえば、

ケバブ!

アジアの法則に則り、きたなめ~な店がおいしい。

ということで、現地の人が連れてってくれた店は天井なし、
壁もあったりなかったり、
飲み物は横のショップからじかに調達してくるという
そんなケバブやさんだったけど、やっぱり美味しかった

カザフで女子に出されるビールはストローが必須

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風味よりも口紅が落ちないことを大切にしている。

お支払いは勿論、カザフの通貨、テンゲで。

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テンゲはなんと2012年に発行された世界中のお札の中で
最も美しいお札に認定されたらしい

帰りはまたロシア経由(仕事)でハンガリーに帰ったのだが、
カザフ-ロシア間の時差は2時間
ロシア-ハンガリー間の時差も2時間

仕事しつつちょっとづつ西に移動する私の一日はものすごーく長く
しかもその前日にとてもしっかり現地の人たちと交流したので
2時間しか睡眠が取れておらず、
終わらせないといけない仕事で飛行機も寝れず…

でも仕事はいっぱいできました


商社は体力だな、やっぱり。


P.S.
 これを書いている今日、旦那さんとチャリを購入しました。
 これで体力をつけよ

ハンガリーではサイクリングがとてもポピュラーなので
(けっこう平らな地形だし)
便乗をしてみた。





出張から無事に帰れたので前回予告の通り
ハンガリー人のお宅にお邪魔した話。

突如誘っていただいたお宅は
ケチュケミート市(ヤギの野原という意味)にあって
ブダペストから約95km。

何かあるといつもハンガリーの歩き方を参照する私たちは
探してみたのだが、見当たらず。
ということで、日本からの初来訪者の気持ちで訪問。
 因みに、ハンガリーで8番目ぐらいの大きさのまちらしい。
因みに日本の8番目の都市は川崎市らしいー

そして青森県まで8670km!うぅーん~彼方。
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この間の緯度の話がよみがえる。(→ギリシャの話参照)

まちの中心の役所は120年前ぐらいに立てられまぁまぁ立派なかんじ。
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まちにはカトリック、プロテスタント、ユダヤ教、バプティスト…と
キリスト教のいろんな宗派の教会が建てられ、
夕方5時半にまちの広場にたってると町中のいたるところから
鐘の音がきこえてくる。

一緒にいたF氏が奥さん(チェコ人)にプロポーズした時も
たまたまいっせいに鐘が鳴ったとか。(いいなーいいなーー

で、この役所の前たくさんのパンを並べて
その前で演説をしている人を発見。
何をしているのかとF氏にきいてみると、
自分の村の宣伝をしているとのこと。

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そして目の前のパンは村の宣材品=フリーフード!
フリーフード大好きな私はパンをせしめようと向かっていったものの…

地元のおばあちゃんにあっけなく負けてせしめれず…
 ※おばちゃんに負けたわけではなく、れっきとしたおばあちゃんに負けた

しょーがないので同じ広場でやっているパンの試食に流れる。
(パンまみれのこの日の広場)


これは黒パンに豚の油をバターがわりに塗って
生のタマネギをのせたもの。国民食の一つらしい。
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気に入ったF氏が実家用に購入するが、デカイ。
(その後、ご家族の方と会って、この分量が一日でなくなることが分かった)
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F氏の実家にようやくたどり着いてみると、
おうちの前の通りはこんなかんじ。とてものどかでよい。
※あくまでケチュケミート市内

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各お宅に最低一匹の犬が住んでいること確認。

ところでケチュケミート市には最近ベンツの工場が建設されたとのことで
ベンツで働く人たちのために丸ごとたてられた村が近くにあるということで
ちょっと行ってみた。
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けっこう大きめの一家族一軒家だし、こんなところ住めてなかなかいいな~
と思って眺めていると

「こんな同じような家ばっかりでいやね~」

と横のハンガリー人の感想がきこえてくる。

そこまで気にならない日本から来た私たち。

いきなり飛んで
その次の日、さらにケチュケミート市から60km先の
F氏のおばあちゃんが住む村に向かう。

この村で何をするかというと、なんと

葡萄の収穫!( ・∇・)

8月末はもう秋の気配なのでね。
なんせ青森県の上の北海道の上ですから。

村までF氏パパと向かっていく。
パパはソ連時代に軍役についている間、
ウクライナに滞在していたのでロシア語とウクライナ語のまじったので
話しかけてくれる。たまに分からないがハンガリー語よりは分かる。

神戸の話になった時にパパがいきなりハイテンションで
「知ってるよ!KOBE!あれはいい工具だ!KOBE!」
と叫びだした。

神戸は知っててもKOBEは知らない私たち。(・_・)
いちおこんなかんじで存在はしているみたい。

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なんだかんだで村につき

なんだかんだで葡萄畑にたどり着き、

収穫を開始する。
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永遠と続く(ように見える)葡萄棚。

重ねて言いますが、葡萄狩りではない。葡萄収穫である。

勿論、ちょいちょい食べてもいいが、ひたすらに狩る。
チョキチョキ狩る。肉体労働をバイトを生涯でしたことのない私が狩る。

この葡萄はゆくゆくはワインになっていくのだ。
収穫よりワインを飲む方が好き。


狩りまくっている最中にF氏のおばあちゃんが現れる。
すっかりコックの様相。

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一品目はブイヨンベースのスープ。
ブイヨンのもとではなく、肉をコトコト煮て作ったブイヨンスープ。
(横に積み上げられた骨がこの事実を裏付けていた)

スープの中のジャガイモや人参やハンガリー風のパスタ(原料は小麦と卵)は
全ておばあちゃんの畑から&家畜からとれたものとのこと!
いわゆる、ナチュラル製品。

二品目はキャベツで肉を巻いて、パプリカソースで煮て
サワークリームで味つけしたもの。
いわゆるロールキャベツ。

肉体労働の後の食事はうまい!

その後も葡萄の収穫は続く…
わいんわいんわいん…ワインを思い浮かべながら狩る。

収穫に収穫をしてこれだけ集めたのでした。(20人ぐらいで)
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後日談だが、次の月曜日に同僚に血色が良いねー
と言われた。
意外な効果。

帰りに隣村のケーキ屋さんに寄って帰った。

ハンガリー人がとても甘党というのは以前にも書いた通りだが、
この村のケーキ屋さんも大盛況。
まさに老若男女、村の人口の半分はいるんじゃないかという
盛況っぷり。

ケーキはこんなかんじ。この高さと層の数で200-300円の値段。
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お持ち帰りのケーキはこんなかんじ。ずっしりと重い。
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しばらくは肉体労働はいいやと思いつつ
次の日は会社に出社したのでした。

P.S.

これをアップしている本日は学校がスタートする日。
車を運転しつつ仕事に向かっていると、いるいるいろんな年齢の
小学生や中学生や高校生。

白のブラウスに黒のスカートに白いタイツが女の子の正装。
男の子は特に正装は気にしていない模様で判明せず。

ぞくぞくと向かう義務教育を受けている人たちの中で
セーラー服の女の子たちも発見!
上はセーラー服だけど下は私服なので

上:セーラー服
下:ホットパンツ
靴:10cmはありそうなヒール
小物:サングラス

という方向性の定まっていないティーンエイジャーも発見。

キラキラ光線(別名、私イケてるでしょ光線)を放ちながら
学校に向かう彼女を見送りながら

ハンガリーのこの町では時間は1990年代でストップしているのかも
と思うのでした。

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