奥様は商社ウーマン

商社ウーマンの奥様の都合でハンガリーに移住したあと、グローバルITエンジニアの旦那の仕事でドイツに移住した夫婦の日記。現在は年子の男の子二人を育児しつつ、日本で働いています。

2014年03月

学生時代にモスクワ大学で1年を過ごした奥様です。 

ウィーンでプチ同窓会があったので出かけてきました。

当時のクラスはとても仲良しでした。

世界各国から集まっている中で公用語はしっかりとロシア語。

みんな少しづつ間違ったロシア語をしゃべりながら毎日のように遊んでました。


今回集まったのはオランダ人のTくんとポーランド系オーストリア人でウィーンっ子のMくんと

ロシア人とドイツ人のハーフのNちゃん。

勿論、思い出話に花が咲く咲く

外国人は全員同じ寮に住まわされていたのでみんな同じ階に住み、

スプーンを持って廊下に出れば自然と晩ご飯にありつける、そんなかんじ。


「クリーニングをする中国留学生いたよねー」とMくん。

「ファックスとスキャンサービスを提供する中国人もいたね」とTくん。 「

料理のデリバリーをやる中国人もいたよね?」と私。

中国人のビジネス展開力は凄まじい。


これがその寮。外身はお城だが、中はとても牢獄ちっく。

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築70年の古い寮だったのだが、恐るべきはそのネットワークシステム!

これなしでは寮生活は語れない。

昔のソ連時代の情報統制の影響からか(?)インターネットはいちおう 違法(なのか?)であり、

寮側ではそんなサービスは提供していない。

ならば、と活躍しているのはモスクワ大学のロシア人学生で会社を組織して広大な寮のあちこちに

それこそ蜘蛛の巣のようにネットワークを張り巡らせていました。

学生なので昼間は勉強をしており、夜になるとインターネットの開通にいそしんでいるわけです。

夜中10時か11時にドアにノック→

あけるとやせたITボーイが立っている。肩から大量のLAN線をぶらさげて。

ITボーイはすっすと窓に近寄り、おもむろにあける。

投身自殺間際の人のような体勢になる

夜の闇に向かって力いっぱいLAN線を投げる

夜の闇の中のどこかの窓でもう一人のITボーイがLAN線をキャッチする

インターネット開通。

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以降、窓の外で揺れるLAN線とともに過ごすわけだが、 けっこう便利で

LAN線の揺れる様子をみてその日の風の具合を判断したり、

LAN線に降り積もった雪を眺めて初雪に気づいたり。


「え?当時ってWIFIってなかったっけ!?いや、世の中には存在してただろうけど、

モスクワ大学は…あるわけないな〜」とMくん。

60年前のままで時が止まったような寮の部屋なので、 モスクワの歴史博物館で

「ソ連時代の学生の部屋」という題名で そっくりそのまま自分の部屋をみて感動したこと有。


「そういえば、Tくんがボコボコになったことがあったよね?」とNちゃん。

すっかり忘れていたけど、確かにボコボコに殴られたことがありました。

「タバコある?」→Tくん:「タバコ吸わない」→殴られる


夜に発生した事件だったので、Tくんは深夜オープンしている診療所の数々を回るハメになったが、

どこの診療所も殴られたての人たちが順番待ちしていたらしい。


そんな話をしつつも、ウィーンっ子のMくんの案内でウィーン内をブラブラ散歩していく私たち。

有名なワグナーデザインの建物

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オーストリアの国民性?を前面に出したアヒル

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ウィーン大学ドイツ語系で2番目に古い大学らしい。そのサインはなんだかモダン過ぎる。

(なんだか最近、ちょっと大学巡りみたいになっている)

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中庭にはこんな素敵な憩いの場所

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中庭の中央には瞑想する人の像

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もちろん私たちもデッキチェアで瞑想♫

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ウィーン大学の学生になってみたいなぁ〜と思いながらダラダラしていると

「モスクワ大学とウィーン大学だったらどっちに留学したいか?」の話になり。

「やっぱりモスクワ大学でしょ!」という結論になった。「だって面白いねんもん」


食堂で20円ぐらいの値段の得体の知れないキャベツ状のメニューがあったり

これは通常メニュー。これで当時約300円だったような気がする

(これを一人で食べていたのか、私!?この写真からは思い出せない。)

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ルームメイトが16歳という若さで物理学部2年生だったり

寮がテロにあって(これは面白い部類ではないが)、みんなが一番大事にしている

モノを持って避難しており、1位:パソコン 2位:猫(寮ではペットを飼うことは禁止されている)だったこと。


その他では…

ファンキーな落書き

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ファンキーな犬

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「ニューエルサレム」という地名がついているモスクワ近郊のまち

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ソ連時代の彫刻。後ろには「労働、万歳」と書いてある。指針が明確だ。

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地下鉄の駅の天井。一面に有名な詩人であるマヤコフスキーの詩が書いている。

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そしてなかなかよい切り取られ方をしている写真。(大学二年生の私の影はご愛嬌ということで)

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ダイナミックに発展しながら詩情を残すロシアで過ごした日々は本当に面白かった  

今もしっかり関わっているのもラッキーなことで


みんなで「またどこかで!」とラフにハグをして別れたのでした。





5br /

旦那です。


このブログではこれまで何回かハンガリー語がやばいやばい言うてきました

最近、また仕入れたやばいのが
ハンガリー語では1.5のことを、「1と0.5」ではなく、「2に向かって半分」という言い方をすると聞いて「あらやだ」と思いました。
で、「じゃあ2.5は、3に向かって0.5って言うん?」って聞いたら
「いやそれはちゃうで、1.5のときだけやで。でもみんな1.5のときは普通は2に向かって半分って言うで」っ言われて、この言語は狂ってるなと思いました。


まぁそんなこんなで外国語を勉強するといろんな理不尽やったりわけわかめな点にぶちあたると思うんですが、
外国人からしたら日本語の方がやばいとの呼び声もまぁ高いです。


やっぱ外国にいると言語の話になることが多いんですけど、

例えばハンガリー語はやばいやばい言うたってまだ基本的にはアルファベット使ってますし、

まだヨーロッパぽい言語感はなんぼかあります。


その点、日本語は独自性がやばいです。
よく言われる「日本語のやばいとこ」を書いてみました。 



■字の種類多過ぎ

まぁまずこれですよね。

ひらがなはわかる。カタカナもまぁまだ許そう。

でも漢字、おまえやおまえ、おまえどんだけあるねん!


これがまず最初に外国人に指摘される日本語のキチガイポイント1番目です。

なんか常用漢字やと2100個ぐらいみたいですね。
まぁ確かに2100種類もアルファベットがあるとか、

普段2、30個ぐらいの文字で生活しとる人からとったらキチガイやと思います。


しかもそれぞれの漢字に読み方が2、3個あって、

漢字全部に書き順があって、

送り仮名も覚えなあかんくて、

そのくせ同じ読みの漢字がアホみたいに存在すると。

で、やっと読みを覚えたと思ったら、
長谷川、不知火、行灯、殺陣、塩梅、杜撰、といった単語に出くわすわけです。


確かによく考えたらこれはアウトですね。


たいていの外国人はここであきらめます。
この事実を聞いたとたんに日本語を学ぼうという思いが砕け散ります。
「あのマンガを原文で読みたいんだ!」という熱い思いが、
「いや、なんか…翻訳訳版出るの待つわおれ」となるわけです。



でも、これ話しとって気付いたんですが、

彼らは漢字が表意文字だと知らない場合が多いんですね。

僕らはなんとなく漢字を見たときにその漢字が指すイメージを結びつけて覚えてますよね。

でも、外国人から見たら全部ただの記号であり、表音文字だと思っちゃうわけです。

そう考えると確かに「なんでおんなじ発音の記号そんな大量に覚えなあかんねん」と思うわけです。


なので、僕はいつもこれは表意文字なんだよ

景色とかシーンを表してるんだよと教えることにしてます。


例えば、ほらこれ。山。これmountainっぽくない?

ほらこれ。木。見た目がtreeな感じじゃない?

じゃあこれは?林?木が多いからforestやねんで。

で、森。こんなのもあるねんで。これはbig forestやで。


こういうとみんなちょっとハードルが下がってくれるように見えます。たぶん。



■主語多過ぎ

次がまぁこれでしょ。主語多過ぎ。

英語はI、you、he/she、it、we、theyぐらいですよね。

ロシア語もя、ты、 oн/oнa、мы、вы、oни

ハンガリー語、en、te、ő、mi、ti、őkぐらいです。あと、敬称の2人称のmagaがあるぐらいです。


で、ハンガリー語に至っては英語のitに当たる文字がないです。全部「あれ」か「これ」で言います。

あと、彼と彼女を区別しません。

ハンガリー人の典型的な英語の間違いに、彼も彼女も構わずheとかsheを使ってしまうというのがあります。


でも日本語の場合、一人称だけで、

おれ、僕、私、うち、あたし、わし、わい、わて、おら、自分、あたい、我、それがし、拙者、おいどん、その他


二人称も、

あなた、君、あんた、おまえ、貴殿、てめぇ、自分、おいさん、それがし、お主、あんさん、その他


という感じで種類が多過ぎるんです。


しかもそれぞれでニュアンスが違うし、

シーンによって使いわけるし、

性格もわかるし、

学があるかもわかるし、

出身地もあわかるし、

情報がめっちゃ詰まってます。


これもけっこう驚かれます。



■主語省略し過ぎ

で、そんだけある主語を省略しまくりますよね。


英語は省略しませんよね。

ロシア語は省略します。ハンガリー語も省略します。

でも、なんでこの二つの言語が省略するかというと、

動詞とかの活用が主語に依存しているので、わざわざ主語を言わなくても主語が何かわかるからです。

英語は、三単元のsを除いて、活用が主語に依存しないので、

何が主語かわかるためにちゃんと主語を言います。


その点、日本語は、主語が何かわからん文章を作りたい放題です。

なので、日本人ですらたまに「誰が?」とか「何が何が?」とかそんなことなりますよね。

こんな形で主語を省略するのは意味不明と思われます。



■文法フリーダム過ぎ

活用とかの話じゃなくて、もっとおおざっぱなとこなんですけど、

例えば、ある程度単語さえあっていれば意味が伝わるって意味でまずフリーダムですよね。


うまい、ラーメン屋、行く、今日、あなたと


全然伝わりますね。


英語にすると、

tasty, ramen-ya, go, today, with you

ギリいけそうですが、たぶん伝わらないと思います。


ほかにも、文法的規則を無視しまくった文章が大量にあふれています。


おれ、とんこつ。


「おれはとんこつラーメン」を食べるが、まさかの I tonkotsuで表現できます。

「え、おまえとんこつなん?」とはなりません。


ただ一つだけ例外として、「先生、トイレ」だけはなぜかうまく伝わらず、「先生はトイレじゃありません!」と言われますが、

それ以外は全部通じます。こんなもんよく考えたら意味不明です。




■敬語

「敬語になったら普段聞いたことない単語が出てきました。どうすればいいですか?」
というかわいそうな外国人が世には溢れています。

なんで全く違う単語になるのかと。

「聞く」がなぜ「伺う」になるのかと。

「言う」がなぜ「おっしゃる」になるのかと。

そういう疑問点があります。

英語だと、敬語はcan youをcould youにしたりとかって言いますよね。

ロシア語と二人称の複数系を使います。動詞の活用とかも全部それにあわせることで、敬意を表現できます。

ハンガリー語もいっしょで、önというのを使って、動詞の活用とかを全部三人称モードにすることで敬語になります。


で、これは日本語とは関係ないんですが、
だいたいヨーロッパだと前後10歳ぐらいまではタメ語です。
初対面もタメ語です。
僕も上司も社長も全部タメ語です。面接からタメ語です。
なんなら上司も社長もあだ名で呼んでます。 でもそんなもんです。

日本だと、1歳年が違えば当然敬語ですし、
極端なこと言えば3月生まれと4月生まれで学年変わるから敬語になるわけです。
その後も、浪人すれば同い年に敬語使いますし、
就職が遅れれば年下にも敬語使いますし、
そういう話をするとかなり驚かれます。 



■擬音語多過ぎ

日本語の擬音語の多さはやばいです。

おそらく、この世の全ての動きに対してなんらかの音を割り当てることができると思います。

また、例えば手が動くときでも、スッ、サッ、ユラッ、ブンッ、シュ、ヒュンとかで全部ニュアンスが違います。

しかも日本人全員がこの感覚を共有しとると。


一回、英語を勉強しようと思って、大学の研究室にあった英語版のコナンを読んだことがありますが、

1巻で、ジェットコースター乗るときに蘭が新一の手を握るシーンがありますが、

そのとき使われていた擬音語が、まさかの squeeeeeeeeeze! やったときは文化の違いを感じました。



■複数形がない
これこれ。
これ忘れたあかんやつや。

日本語って複数形ないやないですか?
君→君たち 
僕→僕ら
みたいなんはありますけど、そんなんちょっとやないですか。

僕の知ってるだいたいの外国語は主語が複数になったら動詞なりなんなり諸々の活用がガラッと変わります。
冠詞もいらんくなったりするし、文法的に明確に区別しています。

例えば、

There are apples

って言われると、少なくとも1個じゃないねんなということはわかります。

でも、

あそこにりんごあるで

って言われた場合、何個りんごあるかはわかりません。文脈から推定することになると思います。


僕は個人的にはこの複数形を明確に区別しないというのは別に問題ないやんと思いますが、
ヨーロッパ系の言語をしゃべる人にこの話をしたら
だいたい「狂ってるね」とよく言われます。

いやいや、1個か1個じゃないかがわかるだけですやん!



■単位が多すぎ
つ、個、人、匹、回、皿、冊、膳、杯、名、本、羽、巻、缶、頭、口、玉、段、丁、その他

いったい何個あるねんと。

魚2
牛5
本10

ていうか、これでえぇやんと。
なんでそんな全部に単位をつけたがるのかもわからんし、なんで区別したいのかもわからんと。
そもそも魚、牛の時点で何を数えとるのかはわかっとるねんから、
単位を明確に分ける必要ないやないかと。
こういう言い分ですわ。


まぁ確かになー、まぁなー、なんやろ、そのー、ごめん。





 


とまぁこんな感じですかね。

僕らが普段喋ってる日本語も十分やばい言語と思われてるということがわかってもらえたと思います。

日本語を喋ってくれる外国人見つけたらやさしくしましょうね。 









チェコのプラハまでドライブしてきました。

安易かもしれないけど、チェコときいて思い浮かべるのは チェコアニメビール

ビールの方が手っ取り早いので着いた直後に一杯。

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カクテルのように見えるものは

ビール+シロップ+ブルボン+コーヒーリキュールの「Black Hell」(黒い地獄)

カウンターには「タンクのビール」も注文できると書いてあり、

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実際にタンクもある。

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そんでもって料理はこんなかんじ。ハンガリー料理(マイナス)パプリカ(プラス)西洋ワサビ。

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回りのハンガリーやポーランドやスロバキアと同じミート国ですね。

もともとチェコ料理というのはあまり確立をされていなくて

ハンガリーの影響を大きく受けたらしい。

ビール欲が満たされたところでまちに飛び出すことに

サメに出会う。血みどろの手がリアリティの出る一工夫ですな。

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因みにこのサメは歩いている女の人に後ろから不意打ちで かみつく

(女性の頭はサメの口に消える)行為を繰り返していた。かわいい顔してあくどい。

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サメが生息する広場には15世紀に作られてから今もずっと動いている 有名な時計がある。

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上がプラネタリウムと呼ばれるもので地球を中心に回る太陽と月を表している。

(まだ地動説が発見されていなかった)

下はカレンダリウムで農村における四季の作業が描かれている。

プラネタリウムの両脇にある人形は「虚栄心」「貪欲」「死神」「異教徒の侵略」

という4つの恐れを表す。一番コワイものチョイスが面白い。

貪欲のコワさが死と同じレベルというのが消費社会の現代の人間にはいまいちピンとこない。

毎時間、死神がベルを鳴らし、その音とともに上の窓にキリストの12使徒が順番に表れ、

最後にてっぺんの鶏が鳴いて終了。

私たちが眺めていた時は塔のてっぺんから誰かがトランペットで鶏を応援していた。


そろそろのどが乾いてきたので(早い)1499年から続くビアホールに行くことにした。

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もともと修道院だったところに木の長い机が置かれミート国の料理と黒ビールが大ボリュームで

エンジョイできる場所になっている。料理は普通にオーダーするのだが、

ビールについては10分に1回ぐらいの割合で専用の人が丸盆にのせて回ってくるので待たせない。

ビールは待たせないが、それ以外については待たせまくる。

ビールに対する気合いが感じられる。

横で10歳ぐらいの少女が1キロぐらいありそうな肉の固まりに挑戦していた。

彼女が日本の120グラムパックをみたらびっくりするだろうなぁ。


ビアホールを出るとプラハのまちは落ち着いて少し中世間を漂わせ始めていた。  

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明くる日はプラハのまちをひたすら歩いたけど、チェコアニメの源泉がたくさんみつかった。  

私が小学校ぐらいの時に愛読していた本でプラハを舞台に活躍する 水生人

(人魚ではない。川の中で生きている緑色のおっさんである)さえも みつかった。

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今思えば水生人はしょっちゅう陸にあがってはビールを飲んでいた。

アニメの他にチェコが作っているのは操り人形で 技術が発展して

サッカーチームを作れるようになっている。 特にメッシーの作成に力を入れているらしい。

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(他にもシュコダという車も生産しているけど、重要性的には二次的だろう)

大充実のおもちゃ博物館ではバービー人形50周年展をしていた。

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スタイル抜群で華やかなバービーは社会主義陣営にはなかなか届かなかったけど。

80年代感抜群バービー

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豪華衣装バービー(これにあこがれてたんやったなー)

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マイケルジャクソンもバービーで表現できるなんて

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おもちゃ博物館はプラハのお城の敷地にあるのだが、 その他になんと景色抜群のスタバがある!

ミーハーなのでいく! オレンジ色に連なる屋根を見ながらのコーヒーは美味。 

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最後に私のお気に入りのチェコアニメ(なぜかロシア語ナレーションの英語字幕)で

終えたいと思います。





追記:

プラハはとても良かったけど、若干のハプニングに見舞われ。

ハプニング1:泊まる予定のホテルで誰かが水道管をぶっ壊し1階が水浸しになったので

他のホテルに移住。まぁそんなこともある。

ハプニング2:i-Phoneが盗まれてしまう。まぁそんなこともある。

SNSの発達している世の中で良かった。

ハプニング3:家に帰ったら顔のパックがソファ(茶色の革)にお面のように貼り付いていて

ぎょっとした。そういえば、意識をなくしたんだった…まぁそんなこともある。


ネガティブに終えるのもなんなんで、美しいプラハの写真いろいろ

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ハンガリーに春がやってきました。

ポカポカしていて、日照時間は夕方6時近くまで。 ついるんるんしてしまいます。

最近、会社の近くで毛の生えた紫色の花をみつけました。

茎に毛が生えているのは出会ったことがありますが、 外側の花びらまで

けっこう長い白い毛に覆われています。(゚ロ゚;)

触るとフワフワしていてぬいぐるみ的な気持ちよさがあります。(゚ロ゚;)

という話をしたら、同僚に

「その花の毛を触った明くる日、自分にも毛が生えてきたら面白いね。ほっぺたぐらいまで。」と言われました。


3月といえば、8日の国際婦人デー

日本ではあまり盛大に祝われていませんが、ロシアでは国中をあげて 女性をねぎらい、

お花をプレゼントし、とにかく女性であるだけで得をする日です。 

ハンガリーでは祝日にはなりませんが、女性をねぎらうのはやっぱり外せないので

会社の女性全員がお花をゲットしました。良いにおい〜

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そんなノリなので、ポーランドの同僚(女性)と電話で話をした時に

「3月8日おめでとう♫」 と言うと、

「それって社会主義時代の遺物なんだよねー。ソ連から移植された文化ていうか。

まぁ、けっこう馴染んでるし、嫌ってるってこともないけど、

あんまりそんなには祝わないんだよねー。ふふふ」(最後はなぜか笑い) 

と言われてしまいました。

なぬΣ(゚д゚;)

ちょっと紐解いてみると、社会主義の人たちが中心となって20世紀はじめに設立した祝日で、

この日は女性がデモ等を通じて政治的自由と平等のために戦う日として提唱されたらしい。

↓「3月8日:家事労働からの解放の日」と書いたソ連時代のポスター

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↓女性の平等、万歳!のソ連時代のポスター

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↓そしてただただおめでとうのソ連時代のポスター

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もっとソ連時代の国際婦人デーポストカードを楽しみたい方はこちらをどうぞ(けっこうほんわか) 


今は完全に女性をたたえる日になってますけどね。


では、本題に入ります。(遅ればせながら)

ハンガリー人の同僚にドナウ川のほとりで面白いものがあるときいて朝散歩をしてきました。

あるアーティストが川岸で拾ったものだけを利用してアート作品を川岸に作ったとのことで。

これがその作品郡です。

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テーマはきっと愛なのでしょう。

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現にここでプロポーズをした人もいるとのことでニュースに取り上げられたらしい。

私的にはどちらかというと石庭に近いかんじがしました。

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ワニとサソリ

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こんなお茶目なのも。

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そうこうしていたら作者の方がひょっこり手直しをしにやってきました。

地元の方ってかんじです。

春〜初夏にかけてのドナウ川洪水で作品が流されないか心配しているらしい。

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朝の光の中で眺めているとなんだかハッピーな気分に。

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ドナウをカヌーでくだっていく人たちも。あぁ春

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奥様です。  

今年の抱負は 「新しいこと•興味あることにどんどんチャレンジする!」

ということで、ボランティアでハンガリーの大学でゲストスピーカーをしてきました。

テーマは「日本の企業文化」

聴衆は「アジアのビジネス」のクラスをとっている大学生たちです。

今回しゃべらせて頂いた大学はCourneuという経済に強い大学です。

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日本の一橋大学みたいな位置づけかな?

古い建物と

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新しい建物があって新しい方はとってもモダン建築。

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因みに、国立大学だそう。 ハンガリーでは私立大学は少ないらしい。

大学はドナウ川の河岸といってもいいぐらい近いところにたっている。

ひと昔前はドナウ川を渡る船に乗せて物を運ぶことが多かったので 

このあたりは昔の倉庫や税関の建物がたくさん残っていて、「関税通り」なんてゆー通りもあったり。 大学の一つの棟にはこんな表札。

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下に注目→Sohaz: Soは塩、hazは家→塩の家=昔、塩の取引をしていた建物。

今は情報系の学部が入っている。中はばっちりリフォームで塩っぽさのかけらもない。

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古い建物の中もかなりキレイ

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壮大な建築をバックにこんな学生らしい風景も

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草の間からマルクスの像も発見。この国が社会主義だった時代があることをリマインドされる。

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さて、いよいよ学生たちとの授業スタート。

このクラスは東アジアの経済•ビジネスについて学んでいて、

中でも日本と中国にフォーカスしているらしい。

教授(ハンガリー人)に事前に共有してもらったノートによると日本企業の特徴はこんなかんじ。

キーワードだけだけど、どれもわりとピンとくる。

そして日本を見る世界の視点が良く分かる。

もちろん、最近の日本には今までと違った形態の企業が生まれているし、

大企業と中小企業をとるとそれはまたカラーが違うけど、 メインストリームということで。


External environment (日本企業の外的環境)

strong albeit small state, 小さいが強い国力

*日本のメディアばかりきいているとそんなことないと思われるかもしれませんが、世界的にみたらやっぱり日本はスゴいんです。

protected markets 守られたマーケット 

weak external labor market 日本外の国に対しては弱い労働市場 

natural disasters 数々の天災

historical isolation but strong influences 鎖国経験。が、強い海外からの影響

continuouos growth till 1990s 1990年代までの継続的な成長 

confucianism, collectivism 儒教と集団主義

↑これも昔の話やん、と思われるかもしれませんが、根底でまだ脈々と生きているのです。  


Intra-organizational factors (日本企業の内的要因、組織)

firm-specific knowledge and skills 特定の知識とスキル 

supervisors are managers rather than leaders 管理職はリーダーというよりは

マネージャー(管理者)

homogeneity 均一性

Structure 組織構造

group-based structure (keiretsu) グループ企業(系列)

*日本の大きな会社には子会社などのグループ会社が複数あることが 多いですが、

このような「親戚」を増やすのは他の国では一般的ではないとのことです。

そもそも社会主義の時代には計画経済を実践するために

会社の数を自由に増やせないということもあって、元社会主義のハンガリーのような国では

グループ企業の発想•実践は稀なことのようです。

large board with many insider director 複数の取締役のいる経営陣

central HRM 中央管理の人事制度

consensus-based decision making 合意ベースの決定

group-based working グループで業務推進(個人主義ではない)


organizational behavior (組織の行動)

mass-recruitment from schools 集団雇用

long-term employment vs. temp workers 長期雇用 対 短期雇用

on-the-job training いわゆるOJT

slow promotion 昇進が遅い←○年単位、○十年単位というのがだいぶ衝撃

rotation 頻繁な異動

seniority 先輩制度

company-based unions 会社ベースの労働組合


記のキーワードをからめながら説明をし、残りがQ&Aタイム。


「ロシア語は勉強しといた方がいいですか?」

むむむ…何とも学生っぽい。知ってて得することはあるけど、 それが全てではないかなー。

言語は目的ではなくツールなので。


「日本企業の何が良いと思いますか?」

ルールがたくさんあって、敬語を使わないといけない縦社会…そんな視点でみた学生が

すっかりネガティブになってからのこの発言。


やっぱり実は結局は「センパイ文化」なのかもしれないと思ったり。

惜しみなくいろいろなことを教えてくれて、

失敗したらそれを指摘してくれて、 学ぶまで時間をくれて…

これって実は日本企業の特色でプラスだと思う。


次にハンガリー人の学生からどよめきがあったのは Rotation の部分。


通常、ハンガリーやロシアやそれ以外の国でも○○専門という形で 就職し、

ずっと同じことをやり続けます。

一つの分野の中で知識を深めるイメージ。

ステップアップしたいなとか飽きたら転職します。

半年〜一年で仕事内容がガラッと変わる時もあると話すと


「毎回一から新しいことを始めるのは大変じゃないですか?」 ?q|゚Д゚|pな顔で質問される。


私の分析なのだが、この異動はさらに学校の席替えにさかのぼる気がする。

日本以外の国では席がずっと固定、もしくは完全に自由席であり、

少なくとも一ヶ月に一回の席替えはない。

日本ではいろんな人とコミュニケーションできる人になるように(というのが 狙いと推測)、

公平なように、しょっちゅう席替えをしますよね。

今の自分のいるところは常に「今」の場所の一つでしかない。

そんな柔軟性を小さい時から育てているのかもしれない。 業


あと、まぁまぁよくあるのは、自分の地位を奪われたくない故、 なかなか他の人に

自分のやってる仕事を共有しない&教えないパターン そうすると、

クリエイティブさが失われるし、本人も結局は 同じ仕事ばかりしているのでやる気低下&飽きてくる。 上記の先輩文化とあわせて異動の文化は人が仕事に飽きずに、

長年にわたってキャリアを成長させつつ勤め続ける策なのかもしれない。


やっぱり学生のみんなが気になっていたのは仕事時間。

定時で終わることがなく、よく残業をせざるを得ないという例の話です。

私も学生の時はそれがものすごく気になっていました。

でも今は「時間」はあまり関係がなくて「仕事」ができたかどうかが中心になりました。

あと、時間は自分次第で伸び縮みすることも学びました。

時間は「作るものだ」とよく言われますが、本当にその通りだと思う。


学生時代から遠ざかったなぁ〜(; ̄Д ̄)


90分しゃべり通しで口の中カラカラ。なかなか面白かった。


とか思っていたら、今日会ったハンガリー人の友達も面白いボランティアをしていたので付け加え。

この友達というのはヘッドハンティング会社に勤める F氏。

ハンガリー社会において人種差別がためになかなか良い仕事につけないジプシーの人たちの

就職サポートセミナーのボランティアをしているらしい。 

セミナーでは履歴書の書き方や面接の仕方を中心に教えるとのこと。

ジプシーの人たちは高校やカレッジを出ていても、結局やっている仕事は中卒レベル。

もちろん、収入も低い。

F氏曰く、その大きな要因となっているのはLack of self confidence =自分に自信がないこと。

能力がないとか、教育水準が低いとか、けっしてそういうことではないのです。

生まれた時から貧しい環境で育ち(ゲットーのような居住地域も今だに存在する)

差別を受けてこれば自信なんてもてないに決まってるだろうけど。

逆に自分のやっていることを自信をもってアピールできればキャリアアップの可能性が開ける。

キャリアを考える上で一つの重要事項ですね。きっと。  


徒然コーナー 〜ゴハン編〜

これ、何だと思いますか? イモコーナーにありました。 

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色がちょっと赤みがかって、サツマイモよりのじゃがいもかなと思いました。

それが、味がかなりかぼちゃ寄りだったんです!でも本当は甘いもらしい。Σ(゚д゚;)  

皆さん、要注意です。天ぷらにすると美味しいらしいよ


最近ハマっている日本の食べ物はこちら

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もともとは海藻とかはちょっと苦手で、わかめでぎりぎり、

他の海藻は口に入れないぐらいだったのですが、 ここにきていきなり「ごはんですよ」にハマり中

何かのミネラルが足りていないのかもしれない…

因みに、うちで食事したNon Japaneseの人たちにも大好評の商品でした。


生タマゴの件

よくきく話ですが、海外では生タマゴは食べられません。

日本みたいに消毒をしっかりされていないし、新鮮かどうかの確証もないので

食中毒になりやすいからです。

でも私はすき焼きが大好きです。TKGももちろん大好きです。


Yahoo知恵袋で調べたところでは、サルモネラ菌で死んだという事例はないそうなので

挑戦することにしました。


挑戦から24時間が立とうとしていますが、今だおなかを壊してもいません。快調です。

…生タマゴ解禁を打ち立てれるかもしれませんヾ(=^▽^=)ノ


解禁にあたり留意事項は2点あります。

ハンガリーでは卵の新鮮さ&高級度によって0〜3の番号がふられていることが最近分かりました。

3は食中毒行き、0は脈ありのやつです。

今回は1のレベルで挑戦しました。(ただし、この番号はなぜか箱ではなく卵本体にプリントされているようなのでいちいち箱をあけて卵をひっくりかえして確認する必要あり)


私が通常の日本人より体内に広いバリエーションの菌を持っていること。

いろんな国や環境で生きるといろんな菌を取得できて対抗力が増すらしいです。

私は今までの環境上、けっこう強めの対抗力でできあがってる可能性大です。

日本でもめったにおなかを壊しません。


海外にいてこれを読んでいて生タマゴに挑戦したくなった方へ

自己責任でお願いします。あくまで参考までですが、死亡例はないようですので。











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ハンガリーには世界無形文化遺産があります。

ブショーヤーラーシュ(Busójárás)というお祭りです。

これは行くしかないということで今週末いってきました♫

場所はハンガリーの南の方にある

モハーチというまちで

実は世界史にも登場する隠れ有名地。民族構成もぐちゃぐちゃです。



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日本の生はげによく似ているこのお祭りは

こんな人たちと

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こんな人たちが練り歩く、そんなイベントなんです。

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手には鳴子を持っていてこれを振り回す。

カラカラカラカラカラ…という音に通行人はどきっとなる。

↓その鳴子を振り回している様子。

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このお祭りの目的は 一説では冬を脅かして追い払う春よ来いの役割

もう一説ではトルコに制圧されていた時にこのあたりの住民が森の中でトルコ軍から隠れていると

いきなり老人があらわれてこう言いました。

モハーチ住民が嵐に乗じて恐ろしい仮面をして大きな音を出すと、

トルコ軍を追い払うことができたという逸話。

確かに女性が顔を半分隠した衣装はイスラム勢力に侵略されていた時代を思い起こさせる。  

この地域にはトルコの時代の文化が色濃く残っていて

町の真ん中に元モスクの今は教会があったりする。

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モスク的教会の前には巨大な干し草の束。最終的にはこれを燃やして祭りが終わる(悪意を感じる)

それは明日ということで、行った日はまちなかをプラプラする獣たちだらけだった。

わりとフレンドリータイプなやつ↓

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獣たちの出で立ちはけっこう愛国心あふれるもので、

腰にハンガリーの必須アイテムパプリカをさして、パーリンカの瓶まで下げています。

↓こちらはパプリカに加えて人参まで下げたオシャレさん

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獣たちはただプラプラするだけでなく、通行人にからみまくってイタズラをしかけます。

私もある特定の一匹とすれ違うたびにステッキみたいなやつで太ももを刺され。

違う一匹は通りすがりに怪しい小瓶から何かを飲ませてくれた。

何かはレモン味のパーリンカっぽくてうまうま


パーリンカを携帯しないタイプの子供サイズブショー(獣)も出没

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ブショーになりきれず、お面でしのいでいる子供

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ブショー装備を何も持っていない子はこうなっていた。(気持ち分かる)  

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獣たちがうじゃうじゃしている点以外は典型的なハンガリーのお祭りというかんじ。

茶色づくしの屋台料理

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不思議な形状のスイーツ

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衣装が美しいハンガリーの民族ダンス。

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…と一休み中のもと獣

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ハンガリーはすっかり春気分になる日和です。

早く窓辺以外にも花が咲いてほしいな

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