奥様は商社ウーマン

商社ウーマンの奥様の都合でハンガリーに移住したあと、グローバルITエンジニアの旦那の仕事でドイツに移住した夫婦の日記。現在は年子の男の子二人を育児しつつ、日本で働いています。

2014年07月

へーい旦那です。

そういや先日日本からカルピスが届きました!
ハンガリーでも売ってる店は知ってるんですが、
なんと原液500mlで600円ぐらいします、確か。
まぁ年に数回飲むだけなんですが、とはいえその数回が飲めてないので、
カルピス飲みてぇなーと思っとったところに届いて久しぶりに飲んだんですが
マジでうまいっすね。
君らもあれやぞ、海外に住んだらある日異常になんかそんなに食べたり飲んだりしとったわけではないもの欲しくなるねんぞ!
異常にこんぶ欲しなったりとか!

まぁほんで、そういう日本食を仕入れるたんびに、僕は会社や友達との飲み会に持っていってみんなにおすそ分けするようにしてます。

今日はおすそ分けしたものとみんなの反応をまとめてみたいと思います。
評価の満点は5点な。

1.カルピス    試食した人:ハンガリー    評価2.5
まぁ早速カルピスからいきますけど、
「うっまぁっ!」って人はあんまりおらんくて、
だいたい「ふーん...まぁうまいな」か「いやーこれはちょっと...」の間ぐらいの反応です。

なんかハンガリーにも乳酸菌飲料はあるらしいんですが、
とはいえそこまでメジャーじゃないみたいで、
飲んだあとお腹壊す心配してる人もいましたが、お腹にはえぇ...やんな?

まぁそんな感じ。


2.スルメイカ    試食した人:ハンガリー、セルビア、チェコ、ポーランド    評価0.5
まぁ酒のつまみの定番ですが、どうも臭いがあかんみたいですわ!
だいたいみんなにおい嗅いで「おっけわかった!やめとくわ!」って感じです。
食べた人もあんまり味も好みじゃないみたいですね。
ハンガリーはそもそも海がないので、海産物あんま好きじゃないって人がけっこういます。
でも他の国の人もあんま好きそうじゃなかったので、外国人にはウケが悪いんかも。

ただ、ロシア人なうちの奥様は大好きです。


3.カステラ    試食した人:ハンガリー、オーストラリア、アメリカ、ハンガリー    評価5.0
カステラはマジでウケがよかったです!満点の5点。
食べたどの人種の人もうまいなうまいな言いながら食ってました。
賞味期限があれですが、おみやげにいいのでは。


4.干しイワシ    試食した人:ハンガリー    評価0.5
これもだいたいみんな臭いでアウトでしたねー。
会社の共有キッチンに「みんな食べてみ」って置き手紙して置いてあったんですが、
総務の人に「キッチンにあるあれやけど、臭うから今すぐ全部食え」って言われて全部食わされました。
うちの会社の社長だけが韓国に住んでいたことがあって、
こういう臭う系も大丈夫で好評価でしたが、
それ以外の人は軒並みアウトでした。
アジアでは評価違うかも。

5.抹茶チョコ    試食した人:ハンガリー 評価4.5
これはなかなか評判良かったみたいです!
なんか地味にみんな「抹茶ね、好き好き」みたいな感じで抹茶を事前に嗜んだことがある人が多かったのでびっくりしました。


6.味のり    試食した人:ハンガリー 評価1.5
のりはまず見た目がだいぶ不気味がられました。
手には持つものの、なかなか食べずに
「そもそも原料なんやねん」とずっと問い詰められました。
「海草やから海草!」って言うても「いやそんなん言うてまたわけわからん材料なんちゃうか」って言われましたが
わけわからん材料のものを出したことないやろ!と思たんですが、
ハンガリー人からしたら海草が既にわけわけらん食材みたいですね。
食べてくれた人いわく、なんか彼らにとってはあんまり味がしないみたいですね。
いやいや名前味のりやから、味のり。


7.玉子焼き    試食した人:ハンガリー、チェコ、オーストラリア、イギリス    評価4.0
日本風のくるくる巻いてあるあの玉子焼きです。
僕はけっこう作るのうまい方だと思うんですが、
高評価の秘密はそんなことよりたぶん醤油がうまかったんやと思います。


8.牛丼    試食した人:ハンガリー    評価5.0
これはマジでおいしそうにしてました。
会社で以前「家庭の日本食を食べようパーティー」なるものが開催されまして、
40人が参加する大規模なパーティにも関わらず、
当然のように僕が全部料理作らされたという地獄があったんですが、
そのときはこれが一番に売り切れました。


9.豚のしょうが焼き    試食した人:ハンガリー    評価5.0
パーティで2番目に売り切れたのがこれです!
やっぱ豚のしょうが焼きは世界に通用するんや!
こっち豚肉キロ400円やし、職にあぶれたら豚のしょうが焼き屋さんしよ。


10.味噌汁    試食した人:ハンガリー、チェコ、イギリス、オーストラリア   評価4.0
これは意外とけっこう人によりますね。
全体的に好評価なんですが、あんまり好きじゃないって人も中にはいました。
ただ、豚汁なら世界狙えると思います!


11.おにぎり    試食した人:ハンガリー    評価3.5
「うーん...どうせ米握るなら寿司で良くない?」っていう視線がチクチクします。
やつらはいかに違う料理であるかということを知りません。

あと、鮭にあたった人とツナマヨ当たった人ははおいしそうに食べてましたが、
こんぶにあたった人は「はずれか...」っていう顔してました。
いや、こんぶも当たりやから!

ちなみにハンガリー人に手伝わせて握らせましたが、
△のかたちにできた人は1人もいませんでした。


12.ナスのおひたし    試食した人:ハンガリー    評価1.0
これはパーティのときに奥様が作って持って行ったんですが、
唯一売れ残りました...。

奥様の名誉のためにいうときますが、ちゃんとしたナスのおひたしです。
おそらく、ハンガリー人は野菜と魚介類に対する興味がかなり低いみたいですね。


13.ハッピーターン    試食した人:ハンガリー、チェコ、ポーランド、セルビア    評価3.0
えぇえぇ、あれです。粉がうまい、あのハッピーターンです。
これが意外とそこまでウケません。
「あぁ、うまいうまい」ぐらいの、ややハッピーな感じ。


14.おばあちゃんのポタポタ焼き        試食した人:ハンガリー、チェコ、ポーランド、セルビア    評価5.0
これはほんまに好評価でした!亀田製菓さん!今すぐ鬼のように輸出すべきですよ!
醤油+砂糖のあのテイストは世界穫れます!手始めにハンガリー穫れます!


15.ごはんですよ    試食した人:ハンガリー、イギリス、オーストラリア    評価4.0
ごはんのお供のごはんですよです。
食べるまでのハードルが高いみたいですが、食べたあとの評価はけっこう良いです。

どの外国人に出したときも、以下の会話はだいたいテンプレです。
英語の教科書に例文として載せた方がえぇぐらいパターン性があります。

外国人「え、これなにでできとん?」
おれ「海草」
外国人「うまいん?」
おれ「うまいで」
外国人「どうやって食うん?」
おれ「米にのせるんやで」

  おれ:先に食べて見せて、「うまい、やっぱこれがないとな!」っていうリアクションをオーバーにする
外国人:しぶしぶ食べてみる→「おぉ!ほんまやうまい」

外国人「これ名前なんていうん?」
おれ「This is rice (ごはんですよ)」
外国人「えっ?」
おれ「えっ?」
外国人「これ名前なんていうん?」
おれ「This is rice (ごはんですよ)っていう名前やねん」
外国人「ごはんちゃうやん」
おれ「ちゃうで。でも名前はそやねんで」
外国人「へー」


ここまでテンプレです。
ここまでリアクションが計算できる会話もなかなかないですよ。



さ、そして最後は

  16.納豆    試食させようとした人    ハンガリー人    評価:-
納豆ですが、今のところ食べれたハンガリー人はいません。
全員においで撤退です。よって評価は無しです。
おそらく、食べてもらったところでにおいがあれ過ぎて評価はマイナスな気がします。

ただ、うちのロシア人な奥様は米ナシで納豆だけでも食べるというプロの納豆ニストです。



というかついでに言うとくと、奥様の国籍はもはや日本人です。
書く文章(漢字、慣用句、言い回しも全部完璧)、
電話(むしろ関西弁)、
食の好み(基本的に日本食の方が好き)、
日本に対する知識(芸術・歴史に詳しい)、
予約の名前(本名言うても誰も聞き取られへんから勝手におれの名字を使う。ちなみに僕ら夫婦は別姓)などなど、
直接見るor食べ終えたあとの焼き魚の無残な姿を見る以外で
奥さんを外国人と特定することは限りなく不可能です。
直接見た人も、あまりの流暢な関西弁に外国人色の強い見た目のハーフ路線を疑うのが精一杯です。
なにせ日本食が好きで抵抗なくなんでも食べます。

で、今回ハンガリーでおすそ分けをして回って思ったのですが、
奥さんがそんなのなので、外国人の人も日本食にわりと抵抗なくさっささっさ試してくれるんか思っとったんですが、
全然そんなことないんですね。
みんな寿司以外に対する警戒感はけっこうあります。
日本料理屋に行っても、ほとんどの人は寿司を頼んでいて、
日常の家庭料理を食べてる人はたいてい日本住んどったとかなんかそんなんです。
でもいざ食べてもらうと評価は全然良くて、
結局ただただ慣れていないだけなんやなと思いました。

僕はこんな感じでいろいろ友達に食わせて実験した結論として、
日本の家庭料理は確実に世界狙えると思います。
職にあぶれたら世界で定食屋さんするのもありかもしれないですね。





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日本のとっても大変な業界で働く友達が

人生の一休憩を入れにハンガリーに遊びにきました。

一緒に天国に近い場所に行くことにしました。

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ここはクロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園

いつぞや、洪水になっている時に行ったところです。

魚の群れと沈んで白骨化したみたいな木が真っ青な水をすかして見える。

この神秘的な色の湖を表すのにどんな言葉が的確なのか暫し考える。

コバルトブルー?

ターコイズ?

翡翠色?

青碧?


心が洗われたところで失恋博物館へ。

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「結婚、出産、葬式は人生の一大イベントとして刻まれるのに

どうして失恋はこんなにも人の人生に影響を与えるのにどこにも刻まれないんだろうか」

という思いからスタートした博物館です。

失恋とその遺品がコンセプトの巡回展がベースとなっています。


展示品はみんな本人からの寄付で、それに関連した話がついています。

(因みに受付で詳細な日本語翻訳冊子を貸してくれるので

言語の壁なしに悲しくて、深くて、たまにちょっとおかしい失恋の世界に浸れます)


展示品はけっこう予想のつくぬいぐるみ系から

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シャンパンの瓶の蓋(不倫相手と過ごした素晴らしい誕生日の一日の思い出)、 

遠い日のバザーでもらったというクッキー、そして電子板まで

(中学校時代に好きだった男の子が引っ越しする時に最後にくれた品)まで。

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そしてこれは浮気して出ていった恋人の家具を壊すのに使った斧↓

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そんな数々の展示品の中でも個人的に秀逸だったのは以下のもの。


ぬいぐるみ:

ザグレブとサラエボ間の遠恋のお話。いつか一緒に生活することを夢見ながら。

イモムシはそのために買ったもの。

「2人が会うときには必ずイモムシの足を一本引っこ抜いて、

いつか、離れなくてもいい日がくることを 指折り数えて待つつもりでした。」

これが無惨なイモムシの姿。

まだ足が残っていることから大恋愛が終わるを告げたことが伺える。

それにしても足をひっこぬく必要はあったんだろうか?

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ウェディングドレス:

「大きなことを言うくせに行動が伴わない。口を動かす時間が増えるに連れ、

何もしなくなった彼でした。

悪いけど、ウェディングドレス代も銀行ローンも払ったのは私だからね!」

決め台詞がちょっとかっこいい!

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ピンヒールのハイヒールについていたお話はこうです。

(写真はないので想像して下さい)

子供の時の初恋の人。オランダに住む二人。

やがて彼は引っ越しをしていく。 涙、涙、です。

彼女はいつまでも彼を忘れられませんでした。

人生のいろいろな荒波を経て、やがて彼女は… SM女王になったのでした。

ピンヒールをはいて鞭を振りかざす。

ある日、いつも通りお客さんをいじめていました。

すると、イマイチお客さんの反応が悪かったのでピンヒールを舐めるように要請しました。

そしてお客さんの顔をしっかり見た瞬間、気づいたのです。

それは初恋の彼でした。

飾られていたのは二人の再会の思い出のピンヒールなのでした。

なんともいえないせつなさが漂いますね。


この博物館に関する旦那さんのコメントは

「ロマンチックってホンマにどこにでも転がってるねんな!」 でした。


ロマンチックでいえば、私はこの博物館のトランプの話が好きでした。

「路上には意外とトランプのカードが落ちています。

カードを拾ったら彼と二人で何かする、 というルールを作りました。

例えばごはんを一緒につくったり、

ウィーンにある一番高級なレストランに食事にいったり(オーストリアのお話なので)、

映画を観に行ったりみたいなことです。

落ちてる確率が少ないジョーカーを拾った日は特別で、曜日に関係なく空港に直行し、

次に飛ぶ便に乗り、どっかに行ってしまうという決まりでした。」


二人の恋愛が終焉を迎えた故に、トランプカードがこの博物館に収まっているわけですが、

このルールの自由奔放さがとても気に入りました。

社会人じゃなくなったらやりたいな。年金もらいだしたぐらいになるのかな?それもありだな。


とにかく人は迷い、抗い、間違っていると分かりながら身を焦がし、

吹っ切れたと思いながらも吹っ切れず、

恋に愛に大きな影響を受ける生き物ですね。

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最近みかけた言葉を思い出しました。

「愛とは巨大な矛盾であります。それなくては生きられず、しかもそれによって傷つく」

by 亀井勝一郎


もっと探求したい人は恋の格言をチェック下さい。


因みに失恋博物館の横では盛大な結婚式が3つも同時並行で行われていました。

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人類は学ばない。そして学ばないからこそ、愛を信じ続けるのかもしれません。


ちょっとだけお久しぶりです。

最近なんだか体力の限界に挑戦してました、奥様です。

1週間でハンガリー以外の3か国訪問はさすがにやり過ぎです。

(ゲストアテンド+出張+ゲストアテンド、間に別ゲストのハンガリー案内付)


なんだか旦那さんからのフリでこのハンガリー滞在で変わったことについて

どうやら書くことになりました。


もともと私は居住地にテンションを左右されるものの

なんだかんだで結局どこでも楽しくなるタイプだったりするので

なんとも難しいところですが(てか、日本は私にとって外国だし。忘れてた。) 

とりあえず、書いてみようと思います。  

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言語が分からない中での生活がフツーになった!

実は全く自分が分からない言語の中での生活って日本に移住ぶりなんです。(めっちゃ前)

で、けっこうシャットアウトされてるかんじというか疎外感とかあるのかなー

と思ってたのですが、意外にないもんなんですね。

旦那さんがいることも大きいのですが、ネットあるし、

共通の言語を何かしら話す友達いるし 問題ないです。


ただ、知り合いじゃない人がしゃべってることは完全スルーです。

耳がピクリとも反応しません。



因みに、旦那さん曰く、言葉使いがたまに「おっさん」らしいです。

ハンガリーでは日本語を話す女友達が皆無なので自然の成り行きでしょー。  


大黒柱の気持ちがちょっと分かった!

旦那さんもいいかんじに働いていますが、

やっぱり給料は日本の時より大幅に減っているので

しばらく大黒柱をやらせて頂いております。


二人の合意の上でなので別にそれはいいんですよ。

がっつり働く生き方も自分に合ってます。

でも一日働いた後はしばらく一切話したくない時とかあるわけです。

限りある自由時間は自分のしたいことをおもいっきりしたい時もあり、

詳細なしでただ労ってほしい、そんな時もあったりして。


ドラマをみていて、はっと気づきました。

自分が完全に「夫」あるいは「サラリーマン」あるいは「おじさん」に

感情移入していることを。Σ( ̄ロ ̄|||)


因みに旦那さんは「奥様」の方に感情移入するらしいです。


ここでも「おっさん」度の高まりが確認されました。


因みに、個人的な意見ですが、そんなのもありやと思います。

ネイルする女子とかオシャレしてる女子とか毎日料理する女子とか…

素敵やなーと思うのですが、性格的に私に合ってないし、ナチュラルじゃないし、

全員が全員、同じスタイルを目指さんでもええやんと思っています。

(小籔ばりに思想が出てしまった(; ̄Д ̄)うげげ)



外食がそこまで楽しみじゃなくなった。でも飲みはすごく楽しみ

日本って外食のバリエーションあるし、てか美味しいし。

でもハンガリーの外食はちょっとワンパターンに感じてしまうところもあったりして。

グヤーシュタルタルはかなり好きですが、あとはわりかし冷静に受け止めがちです。


一方で、旦那さんも書いてたのですが、ワインが安くて美味しい!

浴びるように美味しいお酒を飲めるということに関しては完全にウハウハです。

あと、旦那さんの作る料理(和食が90%)が美味しいのでそれもウハウハです。


落ち着いた生活になった!

イギリスから戻った旦那さんは言いました。

「なんかハンガリーって隠居ってかんじやな。」

けっこう当たってる気がします。


特に東京とかモスクワとか大都市に住んだ後にブダペストに住むと

なんともゆったりまったりしてるように感じる。

人もいいかんじにマイペース。(に少なくとも見える)


日本は知り合いも多くてしょっちゅういろんな人と遊んだり

飲んだり出かけたりして、なかなかプライベートも激多忙な生活だったのですが、 

こっちでは知り合いも限られているので最初から機会少なめみたいなかんじです。  


でもこれが意外に悪くない。

落ち着いて本読んだり、好きなことを追求したり、ヨガをしたり、

旦那さんとダラダラしたり、人生のそういう時期も必要なのかも。


因みに、日本出張から戻ってきた人はみんな

「日本の時間の流れ、早っ!」

と言います。


そして冒頭で書きましたが、ブダペストという立地に関係なく

たまに暴風のような繁忙期を迎えます。


少し心のキャパを広げた! 

仕事が思い通りにいくことはなっかなかありません。

これは日本でもそーなのですが、日本以上にベーシックなところで思惑とずれていきます。

思った通りのレポート形式とか(たいていなんか面白い方向にズレている) 

期限内の提出とか(一週間程度遅れる場合もざらにある)


でもいいんですー

いちいち怒ってたら身がもたないし、てか怒る自分の心が狭いし。


替わりに楽しい面に目を向けると、 ワラワラあります。

ジョークはさみつつ笑いつつ進めるプレゼン作成とか

業務のあいまにおもいっきり恋バナになるところとか

たまにあからさまに不機嫌かと思いきや、ただのお腹がすいてる状態だったり

ペットのハリネズミの写真をみせて自慢してきたり(激カワ!)

素の人間としてのコミュニケーションができるのがかなり楽しいとこなのです。

(「社会人」という概念がないので。良くも悪くも)


ハンガリー人に間違われることがフツーになった!

本当によく間違われます。外見がとても似ているらしいです。

ハンガリー人にハンガリーで間違われるのもびっくりですが、

クロアチアとか外の国でクロアチア人に「ハンガリー人やんな?」と確認されます。

ハンガリー人顔になってきたんかなー。


さようならも「ハロー」

前に紹介したかもですが、ハンガリー語でこんにちはもさようならも「シアー」、

で特にさようならの時に「ハロー」というのが基本なんですね。

ということで同僚と別れる時は毎日「ハロー」「ハロー」言い合います。

全く違和感がなくなりました。


ハンガリー界隈にちょっと詳しくなった!

日本育ちのロシア人なのでハンガリーとかバルカン半島とか東欧とかにそんなにゆかりが

なかったのですが、けっこう知識が増えたのが面白いです。

ハンガリーの伝統模様も分かるようになったし、

マケドニアとアルバニアとモンテネグロの位置も分かるようになったし

400年前のトルコ人のハンガリー侵入とその影響まで分かるようになりました。


新しい知識の吸収はとどまることを知りません。

この間、スロバキア人の友達と飲んでいた時にスロバキア流早く酔う方法を教えてもらいました。


スポンジを用意します。

スポンジにウオッカをしみ込ませます。

スポンジの上に座ります。(何も着用しないのが望ましい)

アルコールが胃を介すことなく直接血中に回ります。

酔います。


使用することはなさそうですが、この「酔い」に対する気合いは圧倒です。



住めば都、を痛感した!

 気がついたらすごく好きになっていました。 


緑が多いとことか、歴史のある重厚な建築が多いとことか、

その割に気さくな雰囲気とか。

ハンガリー自体が素晴らしいところという話もおおいにあるのですが、

どこでも住んで、ちょっと根をはって、ちょっと常連になってみたりすると

すごく良いとこなのかも!


「こんなにも世界は美しいのに、自分の居場所を特定しちゃうのはもったいないやん?」

と言って旅立っていた友達の名言で締めくくりつつ。

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はいはい。旦那ですよ。

ハンガリーに来て1年が経ちました!
いや、ほんまはちょうど先月の今頃が1年やったんですが、あのー、スルーしてました。 

長かったようで短かったようでという感じですが、いろいろあったのは確かなので、
今回はハンガリーに住み始めて1年で変わったことをちょっと書いてみたいと思います。

■感覚
  • 金銭感覚
    来た当初はスーパー行って野菜とかお肉、特にワインのお値段を見るだけで幸せになれました。
    ワインとか500円出したら高級の部類に入りますからね。300円でも相当おいしいです。
    お肉も、豚肉とかキロ400円ぐらいです。
    バーとか行ってもワインがグラスで200円ぐらいででてくるんで、えぇ国来たなとニンマリしてました。
    でも、現地で働きはじめて、現地のお給料をもらうようになると話が変わりました。
    もう今はグラス200円のワイン見たら「うげげ高いっ!スーパーで300円のワイン買って帰ろう」ってなります。
    たまに日本食食いたいなー思いますけどお値段が高くて手がでません。
    ちなみにカップヌードル生活や外食生活は逆にかなり高くつくので、ハンガリーで細々と暮らそうと思うと自炊をする以外ありません。


  • 夕方は夜9時
    ハンガリーは北の方にあるので、今の時期とかやと大体夜の9時ぐらいが夕方です。
    めちゃくちゃ明るいうちに家に帰り出すのにも慣れました。
    日が暮れたらすぐ寝る的なそんな感じです。


  • 日が昇り出すのは8時
    ハンガリーは北の方にあるので、冬やと大体朝の8時ぐらいから日が昇ります。
    日が暮れるのも早いので、夜のうちにでかけて夜帰ってくるみたいな太陽を見れない日々が続きますが、それもなんだかんだですぐ慣れます。


  • 片道600キロは車で日帰り
    こっちの高速は130キロが制限速度なので、かなり日本より飛ばせます!
    結果として600ぐらいやと日帰りで行こうかという話になります。
    ちなみにこれは東京-大阪間ぐらいあります。
    日本のときはまぁ新幹線なら日帰りもありましたけど、車でってなるとあれですよね。
    でもハンガリーなら余裕で日帰りできます!

仕事

  • 夜7時で既にかなり残業しまくってる感がでる
    みんな10時に来て6時半に帰るので、7時になるとマジで数人しか会社にいません。
    この中で仕事しとると、マジで人生を無駄使いしとるような感覚に襲われます。なので僕も多少仕事が残っていても帰るようになりました。


  • 締め切り&段取りに対してユルユル
    今思えば日本にいたときはすごく締め切りや段取り、スケジュール管理、進捗報告みたいなのを厳重にやっていた気がします。
    こっちに来てからはゆっるゆるです。ゆっるゆる。
    でも、実際問題何も問題がないんですよね、お客さんもゆるゆるやし。
    社会全体がゆるゆる。誰も締め切りを守ってくると思ってない。
    こっちが締め切り守ったところでお客さんが準備整ってなかったりするんですね。
    そんなゆるさに慣れた僕は既に今から日本社会への復帰を恐れております...。


  • 仕事に対する価値観
    日本っていわゆる「あの人はできる」っていう人がいて、あるいはそういう人物像が何かしらあって、それを目指して切磋琢磨することを全員が求められる社会やと僕は思っています。
    そして、それはある種の宗教に近いなと。
    あのーなんていうか、これしたら良いっていうのが決まってるじゃないですか、宗教やと。あれといっしょで、その会社ごとの求める人物像に一番近い人が「できる人」で、
    そして、それはかなり抽象的な点において評価されていることが多いと思います。
    例えば、頼んでないのにやっていたとか、みんなが気付かないことに気がつくとか。
    で、それには見返りのない多大な労力が求められることが多いと思います。
    なぜならその会社=教祖様の経典に書いてある「できる人」は、
    会社にお金をかけさせずに利益になることをやる人のはずだからです。
    ちなみに教祖様は経典の内容については明文化していないのが常で、
    一方で、その教えを暗黙のうちに理解できない人は「できない人」なわけです。

    こっちに来てからは、そもそも「あいつは仕事ができる」という話を聞いたことがないです。
    そういう概念がおそらくないんやと思います。
    ただ、「あいつはプログラミングはすごい」とか「マーケティングがうまい」とかそういうもっと具体的なレベルでの強みの話は聞きますし、
    そういう具体的な各技術で劣っている人は、簡単にクビになります。
    ただ、会社に仕えているのではなくて、会社とお互いに契約を結んでいる、つまり
    おれは技術を提供するから、会社からの具体的な指令を遂行するから、
    おまえはお給料を払えよという、そういう感覚が明確です。
    僕はこちらの方が明らかに馴染み易さを感じています。

    やはり、日本社会への復帰を恐れております...。

■語学
  • ハンガリー語がわかるようになってきた
    まぁそらまずはこれやんね。
    とはいっても、結局学校には2ヶ月ぐらいしか行けてないので、分かるのは会話の10%ぐらいです。
    でも、道聞いたりレストランとか買い物ぐらいならおっけーという感じ。
    ただ、僕はITエンジニアをやってるんですが、
    ITエンジニアというのは悪態をつく人が多いと僕は思ってるんですが、
    ハンガリー人のエンジニアの悪態のつきかたはそれはそれはすごいものがあってですね、
    そのおかげで僕もハンガリー語の悪態のボキャブラリーはかなり豊富です。


  • 英語が良くなってきた
    やっぱり日常で使うので、レベルはあがったと思います。ただ、この前遊びでセンター英語解いたら文法のところ正解率2割という残念なあれでした...


  • 日本語忘れてきた(特に敬語)
    やっぱり、日本にいたときに比べて圧倒的に喋る量が減ってるので、なんか単語が出んかったり、言い間違えたりとかするようになりだしました。
    まだ日常会話は奥様と喋るので大丈夫なんですが、敬語は使う相手がいないんで完全にやばいです。
    たまに奥様の上司に会ったりとかすると、敬語が出てこなくて困ってます。

  • ロシア語完全に忘れた
    これですわこれ。もともと、「ギリ日常生活生きていけないレベル」の語学力やったんであれなんですが、ハンガリー語をやり始めたときから完全にロシア語が抜けていきました。
    なんというか、ロシア語で話しかけられてもハンガリー語で返事してまうという状況になってしまいました。
    ちなみに奥様はこの状況をかなり憂いておられてですね、最近ロシア語講座が始まりました!
    その甲斐もあって、最近はハンガリー語で聞かれるとロシア語が出るという感じに事態が好転しました!
    どうも僕の残り少ない脳みその容量をこの2言語が争ってるみたいですね...。

■メシ
  • 日本食が好きになってきた
    しかもあれです。今まであんまりフォーカスあててなかったようなものがめちゃくちゃおいしく感じるようになりました。
    具体的に言うと、こんぶです、こんぶ。塩こんぶ。
    今こんぶおにぎりは我が家のごちそうランキングのトップです。
    海のないこの国ではこんぶは超高級食材ですよー。
    あとはごはんですよとか。ごまとか。あとは魚製品全般。
    きっと欧米食では補完できひん栄養素があって、体が求めとるんやと思います。
    これ書いとったらこんぶ食いたくなってきたから奥様には内緒で食べよっ!うまー

  • パプリカ好きになってきた
    ハンガリー人はパプリカ大好きで、パプリカがいろんなところにでてきますし、味付けにもよく使われていて、粉末のパプリカとか何にでもかかってます。
    もうなんか最近は七味とかこしょうみたいな感じで、おかずにパプリカの粉かけたいなーと思うことがあります。完全に味覚がハンガリー化してきました

■文化

  • キリスト教に詳しくなってきた
    ほとんど宗教に興味ないんですが、それでもやっぱりキリスト教に触れることが多いですし、教会とかの様式とかなんかそういうことに関する知識はついてきました。
    やっぱり、祝日とかイベントとかはキリスト教絡みのものが多いですからね。


  • 西洋芸術に詳しくなってきた
    マジで芸術に興味ないんですが、それでもやっぱり触れる機会が単純に多いのでちょっとずつですが知識が身についてきました。


  • 日本文化に詳しくなってきた
    逆に日本文化に対して説明を求められることが多いんで、調べたりするうちに日本文化に詳しくなってきました。ついでに言うと日本の良さみたいなものをやっぱりかみ締めたりしますよね。

    そういえばなんか意外とみんな日本のことについて知っとったりするんで驚きますね!
    最近は窓際族について聞かれました!





まぁこんな感じかな。
なんか思ったより変わってなくておもんなかったな笑
もともとあんまり住むところに左右されない性質なので、こんなものなのかもしれません。
奥様にも変わったところ書くように言うてみよ。


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