奥様は商社ウーマン

商社ウーマンの奥様の都合でハンガリーに移住したあと、グローバルITエンジニアの旦那の仕事でドイツに移住した夫婦の日記。現在は年子の男の子二人を育児しつつ、日本で働いています。

2014年11月

この間、会社からの帰り道を歩いていると

家の前の道を何か赤茶色いものがふわっと横切っていきました。


まさか!Σヾ( ̄0 ̄;ノ


と思って裏山みたいなところに追っていくと

なんと大きめのキツネでした! 

すごい本物舞い上がる都会っ子の私。 (・∀・)


犬とは明らかに違う、ふわりふわり飛ぶような走り方のキツネは 

木のトンネル(あのトトロに出てくるようなやつ)の中に姿を消していきました。


裏山と書きましたが、我が家はブダペスト市内、

それも中心地までバスで20分程度の距離です。

それで野生のキツネを見れるなんて、その後一晩中ドキドキしてしまいました


幻のキツネを見れなかったことを悔しがっていた旦那さんでしたが、

その後夜中に窓をあけて外をぼーっと見ていた時のことです。


脱線しますが、そんな気分の時ってありますやんね〜。

因みにヨーロッパの冬のにおいは薪を燃やすようなにおいがまじっていて香ばしい。

そしてちょっとだけぴりっとするのです。それを嗅ぐのがなんだか好きな私たち。

因みに家の向かいの一軒家は実際に薪ストーブを使用しているっぽくて

煙突から時々もくもくと煙がのぼっていて それもぼーっと眺めるのが好きだったりします。


脱線終わり。さて、旦那さんがそうやってぼーっと外を見ていると 

黒いキツネの影がささっと通っていったそうです。

思わず、「あっ!」と言った旦那さんとキツネさんは目が合い、

キツネさんの方は消え、旦那さんだけが残されました。



ということで、入りが長くなりましたが、

今回はハンガリーの動物さんたちについてちょろちょろっと書きたいと思います。

家回りで言うと、ハリネズミに遭遇をしたり(めちゃくちゃかわいい)

近くにある島全部が公園になっているマルギット島でリスをみたりと、

十分に賑やかです。


マルギット島はその昔、トルコに攻められた時は島という立地を活かして

ハーレム (美人の軟禁スポット)にしていたらしいですが、

今ではこんなにキレイな公園になっています。

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因みに野良犬はほぼいません。野良猫もほぼみかけません。

そしてハンガリーの犬はかなりの確率でエリート教育を受けています。

ちゃんと学校に入れて教育をしているので、首輪なしでの散歩も余裕なんです。


ご主人に呼ばれるとささっと飛んでいくし、

ご主人が歩く方面をちらちら見ながら着いてくる。

犬も人間も自由に歩いているかんじでみてて気持ちがいいので

ハンガリーでのお気に入りの風景の一つです。

 

それでは、こちらの画像をご覧下さい。

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ここはどこでしょー?


正解は旦那さんの会社〜。  


えぇぇぇーーーー

と私もなりました。

犬いるし。寝てるし。


右のV氏の飼い犬です。ちゃんとご主人の近くで寝ています。

V氏は犬を2匹飼っているのですが、この日はそのうちの1匹が

幼稚園で子供と触れ合う という仕事に出かけたので、

もう1匹がさみしくないようにと連れてきたとのことです。

2匹ともエリート教育を受けているからできることなんですねー。


ではでは、次は猫好きの方、お待たせ致しました。

こちらの画像をご覧下さい。

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何がどうなってるでしょー?



正解は猫が私の車の前のエンジン付近に入り込んで出れなくなっているところです。

えぇぇぇーーーー

と私もなりました。


この日はハンガリーに出張してきたお客さんを迎えにホテルにいっているとこでしたが、

ホテル従業員に 「あなたの車、猫いるよ」と呼ばれてかけつけると

まさか車の内部のさらに内部にいたとは。

夜は冷え込むので車のまだあったかいエンジンらへんに

猫が潜り込むことがあるというのはきいたことがありますが、

その猫の出し方についてはきいたことがなかったので

これにはちょっとうろたえ。


猫も焦っているようで手を出してくるのですが、

その肉球を握ることしかできず…。  


結局、ちょうど同じホテルに泊まっていたイタリア人観光客をのせた

バスの運転手さんが私の車を自前ツールでちょっとだけ解体して 

猫を無事に救助。↓これ解体中のところ。いえい。

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ホテルの朝ご飯のハムをあげるとそそくさと食べる猫。 

もうちょっと自分の行動を反省してくれ。  

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あまりあえて動物さんに会いにいっていないですが、 

一度、同僚に勧めらてクマ牧場というのに行ったことがあります。

北海道とかでもクマ牧場には行ったことありますが、 ハンガリーはひと味違う。


なんとクマにハチミツをあげられるのです


ハチミツは家から持参するか牧場の前にスタンバイしているハチミツ売りから買います。 

牧場にはクマさん専用のハチミツスプーンがついていてこれで自由にあげれるのです。

家から自由に好きな蜂蜜を持ってこれるのでクマの方もさぞかしグルメに

なってそう。密かに効きハチミツをしているのかもしれませんねー   


なめなめ

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なめなめ

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最終的にまったり、テレビ前の夫婦状態。

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ただそれだけの素朴な牧場なのがまたハンガリーらしくてよいっすね。


その他、山道を鹿が優雅に横切っていったり、

キジが草むらからばさっと飛び出してきたり、

雄大なのかこんなもんなのか。


でもやっぱり都心に野生キツネはやり過ぎやんね〜


やたらしゅっとしたクマの不敵な笑顔で締めたいと思います

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薄暗い灯り、星空もしくは雪空もしくは雨模様。

あるいは遠くの海の音。

裸の人々。

あたり一面が心地良い湯気と熱いお湯で満たされている。

ポタポタ…。


スターバックスコーヒーは仕事場とも家庭とも違う

「第三の場所」を打ち出しているらしいのですが、

温泉・銭湯はその日本版なのかもしれません。

湿っぽいかんじがなんともワビ・サビ・梅雨・台風・納豆の国ジャパンらしい。


ハンガリーも温泉国なのはちょこちょここのブログにも出てりておりますが、

高い山とか火山とか特に見当たらないのに不思議とどこからか沸くハンガリーの温泉。

今回は日本とハンガリーの温泉を比較してみようと思います。


1)空間

日本の温泉空間って見えている以上だと思うんですよね。

露天風呂に迫ってくるような松林、銭湯の壁に描かれた富士山。

その場から先へ先へと思いを巡らせるのを誘導するのがなんともうまいです。


一方、ハンガリーはその場の一発勝負!

天井がやたらと高かったり、やたらと広かったり、やたらと豪華だったり。

露天風呂もどーーん!

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おじいちゃんとおばあちゃん多めの学校プールにすら見えます。 

違う意味で思いを巡らせてしまいそう。

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かと思いきや宮殿みたいな温泉もあります。

ハンガリーに来たらここがイチ押し!

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宮殿のような外観にローマ神話から抜け出してきたような像たちが出迎えてくれるセーチェニ温泉。 青空の元で白鳥と戯れる美女、その像の下で戯れる客たち。

朝6時から夜10時まで営業しているという充実っぷり。

朝7時の一枚↓

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ところでハンガリーはその歴史の中で100年ほどトルコに占領されてきたというのも

このブログで何回か紹介をしているところです。

この間ギリシャ人の友達が

「ほら、うちらギリシャ人は400年ぐらいトルコに占領されてるじゃん?影響がね〜」

と謎にギャルっぽいテンションで歴史を語っていてちょっとくすっとなりました。


ハンガリーに戻ります。 

いろんな遺跡を巡るにつけ、

「トルコ人が来た時は〜」「トルコ人が逃げた時は〜」 とバロメーターは

全てトルコというのも紹介しました。 

そんな存在感ありまくりのトルコは温泉文化にもしっかりと足跡を残していました。

ブダペスト内にあるルダーシュという温泉は完全なハマム(トルコ風呂)なのです。


大きなドーム型の天井に星型の穴があけられ、色とりどりにライトアップされてます。

それはそれは中東の空に輝く星のよう。

お湯の温度がゆるく36度に設定されている宮殿温泉とちがい、

こちらは気合いの42度(ヨーロッパ的には激アツ)セクションがあったりして、

しっかりと修行に励めます。

さらに紐のついた樽があって、紐をひっぱると樽から冷水がばっしゃーん

リアクション芸人ばりの仕掛けがあったりと飽きさせません。


私たちがいった時はこの温泉の雰囲気に圧倒されたどこかのカップルが

携帯電話でビデオ撮影中でした。

髭をわっしゃと生やした彼氏さんが水の中からぬぅっと出てきたり、

柱のかげにたつ彼女さんが腕をうねうねしていたり、

オリエンタルとホラーの境界線上の作品ができあがりそうです。


2)人


日本の温泉言うまでもなく生まれたままの姿で入りますが、

ハンガリーの温泉は水着が必須。

人種・年齢・性別不問、刺青ももちろんオッケーです。


気合いを入れ放題なので温泉の中は即席のファッションショー状態になります。

色とりどりの水着にフリルあり・なし、肩紐あり・なし、つけまつげあり・なし

宝飾品あり・なしに刺青あり・なし。


ここまで読んで「ちょっと難関かも…」と思った方、 全く問題ありません!

「もう水着着れなーい」と20代後半で言っているのはどこをどう見ても

"妄想"太っている日本人ぐらいです。


70代のおばあちゃんだって現役ビキニ!これがヨーロッパ温泉の基本です。


因みに!日本にきたことのある外国籍の友達から出るコメントとして

「日本の温泉はハードルが高い…まず裸になるんでしょ…?」

というのがけっこうよせられています。

世界的にはそっちょの方がレベル高いんですよ!


ハンガリーの温泉で私が楽しんでいるのは刺青ウオッチング。

インドの神々から天使から近所の女の子の横顔まで、実に多彩なのです。

小さい子供と一緒に楽しそうにお風呂に入っているお母さんの背中が

全面的に蝶々だったりします。


この間は星の王子さまをを彫った青年をみつけてちょっとラッキーな気持ちになりました。


3)楽しみ方いろいろ

ハンガリーで温泉は一種の社交場です。 

だから片隅でチェスをエンジョイしているおじさんたちだっていたりします。

日本でこれをやったら1マッチが終わる前にゆでタコになってしまいそうですが、

ハンガリーの温泉は「我慢」とは無縁のお湯の設定温度なのでできちゃいます。


そして湯上がりにコーヒー牛乳をぐいっと!


というのは日本スタイルですが、


ハンガリースタイルは


湯上がりにケーキをぱくっと!


です。 超甘党を自負しているのかしてないのか。


ホールケーキを囲むバスローブ姿のおばちゃんたちに遭遇したことがありますが、

あれは一種の女子会だったのでしょうか。


いちおう健康を気遣ってか気休め的なかんじでジューススタンドがあったりしますが、

ケーキほどの人気があるはずもありません。

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さてさて。日本の温泉についてくるものといえば、 海鮮!カニ!ビール!日本酒!卓球台!

…完全に私の興味のあるところを羅列しましたが、こんなもんでしょうか?


ハンガリーの温泉の場合はこのうち、ビールしか叶えられません。残念ながら。

が!ハンガリーの温泉地になぜかセットつきがちなのが、 ワインお城なんです。

そんなオシャレな一面!


ハンガリーは国がたかだか北海道ぐらいの大きさなのですが

名だたるワイン産地が23こもあるのです。そして美味。


そのワイン産地になぜか寄り添うように温泉がわいていたりします。

ワイン、温泉ときて、城の建設地、ここにきーめた!

…となったかどうかが分かりませんが、私がお城をたてるならこの立地条件にします。きっと。


例えば、なんと湖全体が温泉というもう天国のような場所があるのですが、

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そのすぐ近くにお城どーん。

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ついでにへべれけいえーい。確かに天国スポットが集まってますね。

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ハンガリー温泉も今度の海外旅行の検討先に彗星のごとく 入ってきましたでしょうか?  


4)ハンガリーの温泉アドバイス

まず、サンダルはぜひ持参しましょう。

サンダル、マストです↓

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それからバスタオルももっておいた方がよいでしょう。

屋外も多い広大な温泉を小走りで移動することが多いから。

それから温泉の深さにもぜひ注意して頂きたいところ。 世界的にみて身長が高い方ではない日本人の女子であれば

ずぼっとふかぁい温泉の底に沈んでいく危険あり。 

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それにしても14歳未満お断りのお風呂っていったいどんないかがわしいとこなんでしょ。15〜20分しか浸かれないネッシーみたいな生物のせいかしら。


5)最後に…


世界中で行われている「湯を浴びる」という行為。

単純なようで、食と一緒で国によって違います。  


ちょっと尻込みをする気持ちになったら

それは慣れの問題。と思ってぜひ突入しましょう!


いろんなところで浸かり続けた後は

回り回って日本の銭湯で富士山の絵を見ながら浸かるのもまたよし。

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ししおどしの音をききたい今日この頃でした。 

最終日はザルツブルクへ。

ザルツブルクは「塩の町」という意味らしい。

地球の歩き方にのっていたカフェに朝ご飯をしにいきます。ミーハーイエイ!

一人14 EURなので奮発の朝ご飯なのだが、その価値あり!

ボリュームもすごいけど、盛りつけも美しくて、朝からなんだかリッチな気分。

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そもそも、朝を外に食べにいくというのはなんだかディナー以上に特別感がある気がします。

カフェの中には新聞を読んでいる人や犬を連れて友達と談笑しながらカプチーノを飲んでいる人なんかがいたりして、日曜日のゆったりした時間が流れていました。一週間頑張って働いた自分にご褒美に素敵な朝ごはん…なんだかいいかも。


ザルツブルクといえば、モーツァルト!

でも残念ながらモーツァルトに興味のない私たちはモーツァルト型のアヒル集団で

すっかり満足し、モーツァルトの家は完全にスルーしました。

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モーツァルトを置いといてもザルツブルクはかなーりキレイなまち。




まちなかをプラプラするのもだいぶん楽しいです。

そしてちらほらとクリスマスの予感↓

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この地方の民族衣装をめっちゃスタイリッシュに売っているお店があったりして、

絶対に着ることないのに思わず手が出そうになったりします。

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砂糖菓子みたいな真っ白なインテリアの聖堂を見て、 白に黒の影をつけたレースみたいなインテリアの聖堂を見て、 砦に登って、話題の店で一番人気の「2番」のホットドッグを食べたら観光が終了しました。なかなかのスピードです。

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「2番」のホットドッグの作り方はご家庭でも十分に再現できそうなのでこの場を借りて伝授致します。

1. カリカリに焼いたパンにマスタードを塗る

2. 刻んだ生タマネギとパセリをまぜたものをのせる

3. これもパリパリに焼いたソーセージをのせる

4. 上からカレー粉をふる

これを専用のホットドッグ台にぐさっと指して客に提供したら完了です。

このぐしゃぐしゃにあちこち向いたソーセージのかんじ!ライブ感たっぷり。

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ハンガリーに帰る途中でメルクの修道院にたち寄りました。広大な修道院はバロック芸術のオーストリアの最高峰と言われているのです。

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確かに修道院なのか宮殿なのか分からない豪華さです。DSC00360
















そして、修道院がこんなに豪華でいいのか?という疑問が自然と沸き起こるのですが、当時はよかったんでしょう。宝石が爛々と輝く十字架がこちら。そして回りを見たらお年を召した方ばっかり。

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ガイドさんの言葉を聞きかじったところ、18世紀当時の人々は世の中が平和になり、豊かになってきたことに対する感謝の印として教会に投資をしていったのだとか。そして教会という空間は当時の人々がイメージする天国をこの世に再現したものだったのです。



今日みた砂糖菓子のようなレースのような教会の内部は

全て「天国」のカケラがこの下界に降りてきたものなんですね。


冬時間に変わって4時過ぎにも関わらず勢いよく夕暮れになっていきます

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そろそろ帰ろうかなぁーと思ってさびれ気味なメルク市を歩いていると一店のワイン屋さんがありました。酒飲みたるもの、これはチェックをせねば!

ということでそこまで買う気がないけど入ってみる私たち。

手に取る私たち。

においを嗅ぐ私たち。

運転があるので勇気を出してテイスティングは断る私たち。


「このスミレのカクテルとシャンパンを混ぜた飲み物がマリア・テレジア

好んで飲んでいたものだったから、今ではマリア・テレジアカクテルと呼ばれているのよ。」

と完璧なマーケティング力をみせる売り場のお姉さん。


まんまと買う私たち。

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そしておうちで早速マリア・テレジア飲み会。

右がスミレのカクテル、アルコール度数20度。左はなぜかハンガリーでも売っている

「ソビエトスパークリングワイン」


スミレのカクテルはバイオレットブルーというか黒に近い紫色なのですが、

シャンパンを入れるともっとブルーに近いかんじになります。

(写真ではイマイチ伝わらないのですが)

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味は…しゅわしゅわっとした泡の波に漂うスミレの花…でしょうか?

あまり味の表現になってないですね。グルメレポートは苦手です。


このカクテルをみかけた際にはぜひお試し下さい☆



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旦那です。

インスブルックを出発して山間の道を抜けて目指すはリヒテンシュタインです。

奥さんも書いてますけど、 リヒテンシュタインは世界で6番目に小さい国で、

なんとサイズとしては日本の小豆島と同じぐらいという小さな国。 
南北に25キロ、東西に6キロというサイズ感です。 


今回はこの国にあのルパンのカリオストロの城のモデルになったリヒテンシュタイン城と、

未だにリヒテンシュタイン公爵が住んどるというファドゥーツ城、

そしてリヒテンシュタインのワインを仕入れるべく、

王室ワイナリーを観光するのが目的です。


特に目玉はリヒテンシュタイン城!


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この城のモデルとか言われたら心躍りますよね!

なんか不幸にも事前に調査していたリヒテンシュタイン城の場所のメモが写し間違えたらしく

ナビに入れてもドイツの中を指すので、

まぁ現地に着いてから情報を仕入れればいいかと思い、

まずはワイナリーを目指します。


このワイナリーとファドゥーツ城はすぐ近くなので、

まぁこの二つを先行ってから メインのリヒテンシュタイン城に行こうという計画です。

そんな計画をひっさげ、道中をぶっ飛ばします。


リヒテンシュタインはオーストリアとスイスの間にあって、

山岳地帯のど真ん中にあるので、道中の景色もこんな感じの絶景。

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こんな奇麗な雪山の中を2時間ほど行くと、

着きましたリヒテンシュタイン!!  バックにそびえたつ雪山と青々とした田園。

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そして「ようこそリヒテンシュタインへ」みたいなラフな看板。DSC00086
















国土は全体的に草原か山です。 

公用語はドイツ語ですが、通貨はスイスフランで、
軍事防衛はスイスに委託、

民法はオーストリアをお手本に、刑法はスイスをお手本にというそんな国です!

ちなみにおみやげ屋さんに並んでいるグッズにもスイスの国旗が描いてあったりして、
おみやげもスイスに委託してました!
 

タックスヘイブンとしてやっている国らしく、人口の数よりも会社の数が多いらしいです。

ちなみに人口は3万4千人。


で、この法人税が歳入の40%をしめていて、

その恩恵から、 リヒテンシュタインでは所得税や相続税がありません!ウヒョー


入国して15分ほどでワイナリーに到着です。

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ワイナリーはおしゃれな建物でした。

中にはフランスやイタリアなど、各国のワインが取り揃えられていて、

テイスティングもやっているとのことなんですが、残念ながら車移動の僕らは断念して、

リヒテンシュタインのワインを1本購入して立ち去ります。

これがリヒテンシュタインのワイン。
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このワイナリーではこの1種類しかリヒテンシュタインのワインはないとのことでした。  

因みに、リヒテンシュタインワインは国の面積が小さいこともありかなりレアらしい!


で、そやそや、ワイナリーのおばちゃんについでに

リヒテンシュタイン城の行き方聞こうということで聞いてみる奥様。


奥様「お城ってどうやって行くんですか?」

おばちゃん「ん?ファドゥーツ城?」

奥様「いえ、それじゃなくてもう一つの方です。お城の中に入りたいんですけど」

おばちゃん「リヒテンシュタインには城は1つしかないわよ。中にも入れないわよ」

おれ(あーこのおばちゃん何か勘違いしとるな。まぁ後でレストランでWi-Fiつないで調べよ)

おばちゃん「ファドゥーツ城ならワイナリーでて右曲がって持つ議を曲がってまっすぐよ。すぐよ」

おれ•奥様「ありがとうございます」


なんかここでは情報が仕入れられませんでしたが、

まぁじゃあおばちゃんの教えてくれた通りファドゥーツ城行くかということで行きます。


またこれも3分ぐらい走ればつきました。

というか、ワイナリーから普通に見えてました。


ファドゥーツ城はファドゥーツの町の上にある小高い丘というか崖の上にあって、

さっきも言うたようにリヒテンシュタイン公爵が住んでいるので入ることができません。

お近くまで行って人んちの写真を撮ります。 こんな感じ。

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なんかそんなめちゃくちゃ大きくなくて、ちょうどいいサイズの城で、

センスのいい外観してます。

なんか窓越しに誰かが廊下を歩いて横切るのが見えたりします。

リヒテンシュタイン公爵かな。

城自体は丘の上にあるので、景色もめちゃくちゃいいです。


雪の積もった山と雰囲気のある城、

そして緑の草原というコントラストはほんまに物語の世界です。


そんなこんなでファドゥーツ城を見たので、

リヒテンシュタイン料理を試す兼Wi-Fiを求めてファドゥーツのレストランに行きます。


ファドゥーツの町を歩いていてびっくりしたんですが、

アジア系の顔つきの人がかなりの割合でいます。 旅行者じゃなくて、住んでる人です!

例えば、レストランのウェイターが中国系の人でした。

中国人の世界進出はまさかのリヒテンシュタインにも及んどったんですね。


リヒテンシュタイン料理はなんかドイツ料理とかスイス料理とあんまりかわらんみたいでしたが、

なんかパンケーキを短冊切りにしてスープにぶっ込んだやつや、

ちょっと団子っぽいパスタにチーズとリンゴジャムかけたやつとかがありました。

特別独特な味ってわけではなく、ごく普通のヨーロッパ料理って感じ。


さて、ご飯を食べるとリヒテンシュタインの最終ボス、

リヒテンシュタイン城の位置を検索してメモります。

ほんま町のレストランでWi-Fiが使えるとか便利な世の中になりましたよね。

これもテスラさんのおかげですよ!


さて、車に戻ってナビに位置情報を入力します。

しかーし!

またしても表示された場所はドイツの中。


あれかなー、サイトに書いてあった情報が間違いなんかな。


いや、ヨーロッパ旅行しとるとよくあるんですよてきとーな位置情報が書いてあること。

サイトに書いてあった情報入れたら草原の真ん中とか、

雪山の頂上とか、そんなんしょっちょうです。


しゃーないな、町のインフォメーション行って聞くかということで走って聞きにいきます。

インフォメーションセンターでおばちゃん捕まえて聞きます。


おれ「あのーリヒテンシュタイン城ってどこですか?」

おばちゃん「ん?ファドゥーツ城?すぐこの裏の崖の上やで」

おれ「いや、それじゃなくて、もういっこの方です。これ(サイトを見せる)」





おばちゃん「………………」







おばちゃん「何この城?」


おれ「えっ」

 

おばちゃん「リヒテンシュタインには城は一つしかないよ。ファドゥーツ城」

おれ「えっ、いやでもほら!この城の名前Lichtenstein城って…」

おばちゃん「ほんまやね……ん?これちゃうで。リヒテンシュタインはLiechtensteinで、

この城はLichtenstein城やで。スペルがちゃうで」 

おれ「えっ」

おれ「ほんまやん。これ、ほんまにドイツやん!」




えー、リヒテンシュタイン城はドイツでした。




日本語ではどっちもリヒテンシュタインですが、ドイツ語ではスペルが違いました。

まんまと罠にハマりました。

なので、ナビは合っとったんです!

リヒテンシュタイン城はドイツです!

大事なことなのでもういっかい言いますけど、


リヒテンシュタイン城はドイツにあります!!


早速車に帰って奥様に報告するわたくし。


おれ「リヒテンシュタイン城、ドイツやった」

奥様「えっ」

おれ「試しに何時間かかるか見てみるか」

ナビ「2時間半です」

このとき時刻は2時半で、城は5時半まで。


おれ「微妙な距離やなー」

おれ「しかも今日の宿の予定地より遥かに北に移動して、

その後宿まで戻ってこなあかん上に、

明日はまた北に行くというアホみたいなことすんのいややなー」

おれ「どうしよっか?」

奥様「……」

奥様「チューリッヒ行く?」

おれ「えっ」

奥様「チューリッヒ試しに入れてみよ」

ナビ「1時間半です」

奥様「今日はチューリッヒ行って、明日朝早くでてそのリヒテンシュタイン城見て、

そっから次の目的地行くのはどう?」

おれ「時間的に可能かナビで見てみるか」

ナビ「いけまっせ」

おれ「ほなそうするか!チューリッヒ行こ!」


ということで急遽チューリッヒ行くことにしたわたしたち。

フットワークの軽さが自慢です。


行くとなれば観光に割ける時間は多い方がいいので早速向かいます!

リヒテンシュタインは運転しだして3分でもう抜けて速攻スイスに入国です!
国を横切るのに20分ぐらいです! ちいさい!
 

スイスに入ってからビュンビュンチューリッヒを目指します。

この高速道路がまた景色が良い。

アルプスを望みながら、平原の中の高速道路を駆け抜けるわたしたち。

いい気分のわたしたち。

道中、湖とかもあって、景色抜群です。

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そんなこんなでチューリッヒに到着。 

チューリッヒはまったくのノープランやったんで何を見ればいいのか謎でしたが、

大聖堂見て、なんか時計台見て、教会見て、湖見て、なんかそれなりに楽しめたわたしたち。


3時間ぐらい観光して本日の宿、オーストリアのブレゲンツに移動します。


ビュンビュン。


ブレゲンツはオーストリアの一番西の果てにある町で、湖の近くにある町です。

ついたときは夜の8時で、晩飯を食いに町に繰り出そうと

ホテルのおねえちゃんにどこに行けばレストランがあるのか聞きます。


おれ「この辺でレストランとかってありますか?」

おねえちゃん「あるわよ!このホテルの前の道をまっすぐ行けば町の中心だから、

そこに行けばいっぱいあるわよ!」
 

なるほど、じゃあそこ行こ。


奥様と二人で何食べよかと言いながら歩いていると、中心につきました。


なるほど、ここが中心か。

レストランを探してあるくわたしたち。


10分後、わたしたちは気付きました、


この町にはレストランがないと。


 

この町にはレストランなどありません!


金曜の晩やのにやってないとかことはないと思うので、

きっとないんです。

それか素人には見つけられないぐらい難関かどっちかです。


困ったなーどうしよかなーと歩いていると、開いているお店を発見!

名前が「Running Sushi Tokyo」です!

まさかの回転寿しを見つけました!

 

しかも食い放題2000円という海外で寿司を食べるならリーズナブルな価格。

もうどうせ食べるとこないんでここに入る私たち。


おー! 確かに回転しとる!すごい!

すごいけど、寿司はサーモンとカニカマ巻きだけであとは全部中華料理です!

とんだなんちゃって寿司屋です!


看板にあったまぐろと穴子の写真はなんやねんと。

この回っとるチャーハンはいったいなんのつもりやねんと。

そんな寿司屋でしたが、 サーモンばっかり10皿ぐらい食べました。

サーモンおいしい。


この回転寿司店のすごいところは、 レーンが上下の2段になっていて、

上段はかなりあったかく保温されていて、中華料理がいつでもホカホカで食べられます。

下段はシャッターがついていて、中は保冷されていて寿司が傷まないようになってます。

保冷は衛生面での配慮だと思いますが、 保温していつでもできたてのおいしい中華料理が

食べられるようにという配慮に、 中国人の食へのこだわりが垣間見えます。


まぁとにかく食べてホテルに帰って寝ます。


次の日はホテルを朝7時に出て、 今日こそリヒテンシュタイン城へ!!


高速もないドイツの田舎道をひたすらに走ること2時間、 きたぁぁぁぁぁ!!

これがリヒテンシュタイン城です!!! すげぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

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切り立った崖ギリギリという立地! 雰囲気のある外観! 橋でないと入れないその感じ!下を流れていく雲!

周囲の山とのコントラスト! どれをとっても完全に物語の世界です! えぇわー。


中にはガイドツアーでだけ入れます。

内部は写真撮影が禁止だったので、写真はないんですが、

センス良くまとまった室内と装飾は雰囲気があってよかったです。

なにより、窓から見える景色が絶景です。 早起きして来てよかったです、リヒテンシュタイン城。

ドイツにあるリヒテンシュタイン城。

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さ、リヒテンシュタイン城が無事見れたので、次の目的地を目指します。


本日の次の目的地は、これもまた城なんですが、

今度はシンデレラ城のモデルになったノイシュヴァンシュタイン城です!

これもドイツにあります! ドイツには城がいっぱいあります。

リヒテンシュタインには一つだけ城があります。

そしてそれはファドゥーツ城で、リヒテンシュタイン城じゃないので注意してください。

いやいや、もうわかったからと思っとると思いますが、

間違えるとひどいことになるので、あと100回注意してください。


車で2時間ほど移動すると、 見えてきました!


途中もとんでもなく景色がきれいなところがざくざく出てきます。

しかも、「このアングルで写真どーぞ」みたいな誘導まで。

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奥様は別アングルでとりましたが、なんだかも絵画みたいなかんじです。なんやこれ。本物かな?


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そしてさらにちょっと走るとまたこんな絶景が。落ち着いて走れませんゎ。


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なんだかんだでようやく到着、これがノイシュバンシュタイン城ですわ!!


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ほー。雰囲気ありますわ。

 

リヒテンシュタイン城はなぜか観光客が3組ぐらいしかおらへんかったんですが、

こっちの城は人が溢れ帰ってます。

2時に着いたのに、入場が最速で4時半とか言われます。 なるほど、暇や。

暇な間にすぐ近くにあるバイエルンの王族たち博物館に行きます。

さ、ここからは芸術担当の奥様に交代します!とぅ!



とぅ!芸術担当の奥様です!


ノイシュバンシュタイン城のちょっとした紹介をして

この長い回を終わらせたいと思います。


中も外も中世っぽい雰囲気をぷんぷん漂わせていますが、

ルードウィッヒ2世というこの地方の王様が中世時代が好き過ぎて

19世紀後半につくったものなのです。

マニアック度全開なので23年ぐらいかかりました。


外観は見る角度によって同じ城と思えないぐらい違った雰囲気なのです。

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中はそれはそれは美しいのですが、残念ながら写真禁止なので

おみせできません。

写真禁止区域はいる直前の一枚はこちら。お城から見える風景も完全に絶景です。DSC00293















このお城はめちゃくちゃお金持ちのマニアックで引きこもり気味な人が

自分の妄想に任せてめちゃめちゃこだわって作ったものです。

完全に自分のための自分ワールド。

好きな動物が白鳥なのでカーテンの模様が一貫して白鳥柄とか。


ルードウィッヒ2世は現実の世界が辛過ぎてだんだんと引きこもりになり、

「精神病」と認定されて退位させられ、その後、湖で謎の死をとげるのですが、

自分が死んだらこのノイシュバンシュタイン城を破壊せよ、と言い残していたそうです。

人にはみせたくない自分ワールドだったからでしょうね。


遺言とおりに破壊をされなかったおかげで今その美しさを楽しめるわけですが。


一見の価値、おおいにありなのでぜひ一生に一度はどうぞ!



この間、ブダペスト議員の選挙がありました。

市民の印象をよくしようと候補者たちはブダペスト市のあちこちを掘り起こし出しました。 

緑色あふれるキレイな公園が今じゃ完全に工事現場と化しています。

公園をいったいどうしたいのか、不明なままです。


選挙当日、折しもブダペストマラソン当日と重なり(なんとかならなかったのでしょーか?)

投票者がどれくらい集まったのか分かりませんが、

しばらくするとまちのあちこちに貼ってあったポスターに

「サンキュー」のシールが貼られているのを目撃できるようになりました。

当選したんでしょうね。(´・ω・`)


この季節のハンガリーのもう一つのイベントは10月の連休〜

取得したはずの夏休みが遠くに流れ去り(このブログ的にはまだ最中だけど)

冬休みまではまだ踏ん張らないといけない中で

ちょうど良いタイミング!よいよい。


何の祝日かあまり考えることもなく連休を喜んでいたら

祝日前日に何の連休かを知りました。


「力を合わせて、ソ連に立ち向かった日」 または 「革命記念日」


50年前の1956年、ぐいぐいコントロールしようとするソ連に対して

ハンガリー人が「いやだーーーー!!!」と抵抗をしたのでした。

この祝日の日は「社会主義犠牲者博物館」みたいな施設への入場も

無料になったりするらしい。忘れるなかれ、と。


そんなことを嬉々と話してくれるハンガリー人同僚。


…でも私、ソ連出身だから革命を起こされた側(いじめっ子側)なんよねー…( ・Д・)


前置きが長くなりましたが、連休ということで、

恒例となりつつある(?) 車の旅に出ることにしました。ヽ(・ε・)人(・ε・)ノ


今回はあまり行かない西の方に向かうことに。

短い間に車の旅エキスパートみたいになりつつある私たちですので (国境越えを中心に)

今回はせっかくなので私たちの旅グッズを紹介したいと思います。  


その1

二人の荷物 これ、4泊5日分かつ二人分。

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荷物整理とか管理とかがわずらわしいので基本的に荷物は少なめ主義。 

そして二人ともどんどん忘れ物をする。

2週間の旅に歯ブラシを忘れたり(これ、私)

ギリシャの海に入りにいくというのに水着を忘れたり(これ、旦那様)

そんなことは気にせず、せっかくなので現地調達をしよー主義。 

マケドニアのシャンプーとかブルガリアの水とかギリシャの派手水着とか。

それぞれに味があって良い経験。


その2

サラエボで購入した枕!

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長時間の運転で痛くなった腰に寄り添って癒してくれる優れもの。

最近は柔らか過ぎるホテル枕の代用選手としても登場する傾向にあります。


その3

現代っ子必須アイテム、PC

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長時間の車移動は暇だと思いがちだと思いますが、

そして実際わりかしそうなのですが、

私たちは変わりばんこに運転をするので、

運転をしていない人は助手席で執筆活動をしたり(はかどる)

世界遺産とか国宝とかを特集する雑誌をぱらぱら見たり(これ、私)

地球の歩き方を隅々まで読み込んでいたり(これ、旦那)

すやすやと夢の世界にいっていたり(これ、私)


意外といろいろできるもんですね。


グッズ紹介に脱線しましたが、今回の目的地はそこそこ遠い

チロル地方とリヒテンシュタイン。

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チロルときいて思わず牛柄のチョコレートが思い浮かんだ方、 

アルプスに近いオーストリアの西の地方のことです。

因みにリヒテンシュタインは世界で6番目に小さい国なのです。.。゚+.(・∀・)゚+.゚


仕事終わってからその足で暴風雨の中出発致しました。

折しもヨーロッパはちょっとした寒波に見舞われておりまして。

北上予定としてはちょっと気になりつつも北西方面に舵を切ったのでした。いえい!


最初の目的地はインスブルック。

チロル地方のわりと大きなまちでアルプス山脈から涌き出す水を使っているので、

そこら中ミネラルウオーター! シャワーもミネラルウオーター(らしい)!

これはテンションあがる。


道中、ずっと暴風雨は続く。

雨と水しぶきのもやの中からうっすらと見える雪をかぶった山の尾根。

途中まで平和に緑の草に気温8度だったのに

どこかの峠を越えたあたりから急に青い草に白い雪がまぶされていて 気温1度。

不安感高まる。


どんどん雪国になっていって。 あれ?紅葉を楽しみにいったはずやのに、

思ってたとちゃう〜 という意見もチラホラ出てき始めました。

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めげずにどうにか着いたインスブルックで

早速ミネラルウォーター(水道水)を飲んでみました。


確かに変な味はしないけど、本当にミネラルウォーターなのかな?

そういえば、検証するのにちょうどいい実験台がありました。


お腹の弱い旦那樣です。


水道水を飲ませてみよー。そうしよー。


約3時間後に旦那樣は順調におなかを壊しましたが、

これはお昼に二人で飲んだワインのボトル1本効果かもしれないということで 実験不成立。

またもや酒を優先してしまいました。(* ̄∇ ̄*)


観光に戻りましょー。


チロルの州都、インスブルックの名産はなんやろなーと思ってたら

どうやらブロック肉でした。

これを生ハムみたいにうすーく切って、チーズと合わせてパンにはさむのです。じゅるり。 

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インスブルックは四方八方を高い山に囲まれたおもちゃみたいな街です。  

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まちはすっかり冬の気配で四方八方を厚い雲に覆われていて 

どうせ景色も見れないのでゴンドラに乗って山に登るのを断念。

山の上は1.6mの雪がつもっているらしい。

完全に冬です。  

ふもとはかろうじて秋。

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冬以外に言及しておきたいのはばっちりドイツ語圏ということ。 


まず、清潔。笑


フランス語圏がアーティスティックでちょっと地に足が着いていないとしたら

ドイツ語圏はしっかりがっちりそしてアットホーム、そんなイメージ。なかんじがする。

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服装もフランス語圏がオシャレコートにスカーフを巻いているとしたら

ドイツ語圏はシャカシャカ素材の服に歩きやすそうなスニーカー。

これ、鉄板。


これこれ!というカップルをみつけたのでこっそり撮ってみたりする。

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でも私はドイツ語圏っぽい雰囲気の方が落ち着くかなー。 

食中毒になるとか、いきなりバスが来ないとか、

日常の冒さなくてもいい小さな危険がないし。


夜になってまちのあちこちに灯りがともり出すと

ますますおもちゃのまちみたいになっていくインスブルック。

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と同時に、山から降りてくる冷気でおもいっきり冷え込むため、 

出歩くのはあきらめて私たちは冬眠並の睡眠に入ったのでした。


次々はいよいよリヒテンシュタインに向かいます。

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