いきなりですが、みなさん「resistance」という言葉をご存知でしょうか?
あ、奥様の方です。
旦那さんの連載に割り込んでいきます。
ぷっぷーーー
んで、冒頭に戻ります。
「レジスタンス」になるんだけど、日本語に訳すと
「生き抜く力」とか「跳ね返る力」とかそういう意味があるのです。
うちに滞在したソーシャルワーカーをやってるカウチサーファーからききました。
聞き慣れないカタカナ語がぞくぞく出てきてますが、それぞれ説明していきます。
カウチサーフィーンというのはカウチ=ソファー、サーフィン=サーフィンで、
Facebookとかmixiとかそういうソーシャルメディアの一種なんですね。
サイトに登録して、自分の住むところに無料で海外の人を泊まらせてあげる、
替わりに自分も海外にいった時に無料でその国の人のおうちに泊まらせてもらえて、
現地の居酒屋とかに連れてってもらえて現地の生活を謳歌してみようぜ
というそんなシステムなんですね。
ほい。
で、半年ほど前から私たちもこれをはじめまして。
もっぱら泊まりにいくよりは泊まらせてあげてるんですけど。
なんかソンやなーと思った人もいるかもしれないけど、
泊まりにきてくれる人にメリットあるけど、
泊まらせてあげるこっちもいろいろメリットだらけです。
無料で英会話練習…
日本にふつーに住んでるとなかなか英語を練習する機会がない。
ベルリッツ行かねば。それかカウチサーフィンでボランティア活動がてら練習するのも。
世界中のアルコール飲料三昧…
これは私たちが泊まらせてあげる条件として提示しているものでして。
もちろん、それは家にいながらにして世界中のお酒を飲みたいから。
すでにフランス・イタリアのワイン、オーストリア山岳地方のスピリッツ及びアルゼンチンのわけ分からないアルコールを賞味済みですぜ。v( ̄∇ ̄)v
いろんな視点…
いや、ホンマにふつーに生活しててなかなか出会えない人と出会えるのがすごく楽しい。
冒頭のソーシャルワーカーとか、アルゼンチンの警察の人とか、
フランスで刺青を掘ってる人とか、イタリアの化学者とか。
ルーティン化しがちな日頃の生活にスパイスですな(=゚ω゚)人(゚ω゚=)
んで、ソーシャルワーカーというのは
「生活する上で困っている人々や、生活に不安を抱えている人々、
社会的に疎外されている人々に対して、総合的かつ包括的な援助を提供する専門職の総称」
とウィキペディアさんは言っております。
今回、カウチサーファーで来てくれたカナダ人のAさんは10こぐらいの学校を担当しているらしい。
お金持ち地域もあれば貧しい地域の学校も担当しているとのことなので、
それぞれの子供が抱えている問題についてきいてみた。
貧しい地域では、食べていくこと自体が大変で、
教育自体が軽視される傾向にあり、貧しい状態からなかなか抜け出せない。
自分の親もきちんと最後まで高校を卒業していない。
自分の親の生き方を見て育つので、負の要素もいっしょに繰り返してしまうらしい。
一方で、お金持ちの地域では「ヘリコプター親」が多い傾向にあるという。
ヘリコプターのようにくるくると子供の回りを飛び回って注意をするけど、
着陸はしない(=子供に触れたり、もっと理解しようとしない)。
そういう子供は「デバイス」(ゲームとかケータイとかパソコンとか)に
ものすごい愛着をもっているとのことでした。
Aさんは中国系の移民。
移民といってもおじいちゃんの代で来ているから親もすでにカナダ生まれで、
パーフェクトな英語のネイティブスピーカーなんですが。
だけど、Aさんのお母さんは今だに英語は話せないらしい。
チャイナタウン育ちで英語がなくても生きていけたからだけど、
自分の生まれ育った国の言葉がほとんど分からないというのはどんな気持ちなんだろう。(・ー・)
そんなAさんは5人兄弟でおうちはすごく貧しかったらしい。
父親はアル中で片親に近い状態、母親も英語が話せずとても限定された社会でしか生きれず、
結果的に5人兄弟は必死にお互いを支えながらなんとか大人になった。
5人兄弟で大学まで出たのは次男のAさんと末っ子の弟。
一番上の長男は鬱病で長年に渡ってほぼ引きこもり状態で、
他の2人は意外にも前述の「ヘリコプター親」をやってるとか。
で、冒頭の言葉に戻りますが、Aさん曰く、人間が強く生きるにあたり、
そして強く生きるだけでなく自分をもって充実した人生を送っていくにあたり、
この「Resistance」=苦難から跳ね返る力
がとても大事とのこと。
大きな苦難に直面してもぽーーーーんと壁を跳ね返ってポジティブな側に行ければ
苦難を苦痛とは思わずに進んでいけると。
日本だと「根性」とか「やり抜く力」とかそんな言葉で表現されがちだけど、
なんだか「苦難」という壁にすーーーーっと吸い込まれそうになるのを
必死にとどまるイメージになりませんか?Σ(`□´/)/(私はなります。)
そんな状態に対してもっと跳ね返るイメージでいけば、
ちょっとスタンスが変わって良いのかも。
とAさんの話をききながら思ったのでした。
☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.
余談ですが、Aさんと一緒に来てくれた奥さんはイギリス系カナダ人で、
二人の食の違いが面白かったです。
同じくカナダという国で育っているとは言え、やっぱり中国系Aさんはいろんなものを
口にしてきたようで、ほぼ全ての日本の食べ物を躊躇なく口に入れる。
明太子も納豆も制覇!(どうでもいい話だけど、因みにどちらも私の好物)
一方の奥さんは「ヨーロッパの食文化」からはずれた食べ物に抵抗感があるようで、
回転寿司でも数皿のあとに「もう魚はいいかな!」と言い出すかんじ。Σ(・ω・ノ)ノ
子供の食の世界を広げてあげるのは親のミッションの一つだったりするのかなー
とか思ったりもしつつ。ヘリコプター親にはなりたくないけど。
脈絡ないそんなお話でした〜〜〜。
あ、奥様の方です。
旦那さんの連載に割り込んでいきます。
ぷっぷーーー
んで、冒頭に戻ります。
「レジスタンス」になるんだけど、日本語に訳すと
「生き抜く力」とか「跳ね返る力」とかそういう意味があるのです。
うちに滞在したソーシャルワーカーをやってるカウチサーファーからききました。
聞き慣れないカタカナ語がぞくぞく出てきてますが、それぞれ説明していきます。
カウチサーフィーンというのはカウチ=ソファー、サーフィン=サーフィンで、
Facebookとかmixiとかそういうソーシャルメディアの一種なんですね。
サイトに登録して、自分の住むところに無料で海外の人を泊まらせてあげる、
替わりに自分も海外にいった時に無料でその国の人のおうちに泊まらせてもらえて、
現地の居酒屋とかに連れてってもらえて現地の生活を謳歌してみようぜ
というそんなシステムなんですね。
ほい。
で、半年ほど前から私たちもこれをはじめまして。
もっぱら泊まりにいくよりは泊まらせてあげてるんですけど。
なんかソンやなーと思った人もいるかもしれないけど、
泊まりにきてくれる人にメリットあるけど、
泊まらせてあげるこっちもいろいろメリットだらけです。
無料で英会話練習…
日本にふつーに住んでるとなかなか英語を練習する機会がない。
ベルリッツ行かねば。それかカウチサーフィンでボランティア活動がてら練習するのも。
世界中のアルコール飲料三昧…
これは私たちが泊まらせてあげる条件として提示しているものでして。
もちろん、それは家にいながらにして世界中のお酒を飲みたいから。
すでにフランス・イタリアのワイン、オーストリア山岳地方のスピリッツ及びアルゼンチンのわけ分からないアルコールを賞味済みですぜ。v( ̄∇ ̄)v
いろんな視点…
いや、ホンマにふつーに生活しててなかなか出会えない人と出会えるのがすごく楽しい。
冒頭のソーシャルワーカーとか、アルゼンチンの警察の人とか、
フランスで刺青を掘ってる人とか、イタリアの化学者とか。
ルーティン化しがちな日頃の生活にスパイスですな(=゚ω゚)人(゚ω゚=)
んで、ソーシャルワーカーというのは
「生活する上で困っている人々や、生活に不安を抱えている人々、
社会的に疎外されている人々に対して、総合的かつ包括的な援助を提供する専門職の総称」
とウィキペディアさんは言っております。
今回、カウチサーファーで来てくれたカナダ人のAさんは10こぐらいの学校を担当しているらしい。
お金持ち地域もあれば貧しい地域の学校も担当しているとのことなので、
それぞれの子供が抱えている問題についてきいてみた。
貧しい地域では、食べていくこと自体が大変で、
教育自体が軽視される傾向にあり、貧しい状態からなかなか抜け出せない。
自分の親もきちんと最後まで高校を卒業していない。
自分の親の生き方を見て育つので、負の要素もいっしょに繰り返してしまうらしい。
一方で、お金持ちの地域では「ヘリコプター親」が多い傾向にあるという。
ヘリコプターのようにくるくると子供の回りを飛び回って注意をするけど、
着陸はしない(=子供に触れたり、もっと理解しようとしない)。
そういう子供は「デバイス」(ゲームとかケータイとかパソコンとか)に
ものすごい愛着をもっているとのことでした。
Aさんは中国系の移民。
移民といってもおじいちゃんの代で来ているから親もすでにカナダ生まれで、
パーフェクトな英語のネイティブスピーカーなんですが。
だけど、Aさんのお母さんは今だに英語は話せないらしい。
チャイナタウン育ちで英語がなくても生きていけたからだけど、
自分の生まれ育った国の言葉がほとんど分からないというのはどんな気持ちなんだろう。(・ー・)
そんなAさんは5人兄弟でおうちはすごく貧しかったらしい。
父親はアル中で片親に近い状態、母親も英語が話せずとても限定された社会でしか生きれず、
結果的に5人兄弟は必死にお互いを支えながらなんとか大人になった。
5人兄弟で大学まで出たのは次男のAさんと末っ子の弟。
一番上の長男は鬱病で長年に渡ってほぼ引きこもり状態で、
他の2人は意外にも前述の「ヘリコプター親」をやってるとか。
で、冒頭の言葉に戻りますが、Aさん曰く、人間が強く生きるにあたり、
そして強く生きるだけでなく自分をもって充実した人生を送っていくにあたり、
この「Resistance」=苦難から跳ね返る力
がとても大事とのこと。
大きな苦難に直面してもぽーーーーんと壁を跳ね返ってポジティブな側に行ければ
苦難を苦痛とは思わずに進んでいけると。
日本だと「根性」とか「やり抜く力」とかそんな言葉で表現されがちだけど、
なんだか「苦難」という壁にすーーーーっと吸い込まれそうになるのを
必死にとどまるイメージになりませんか?Σ(`□´/)/(私はなります。)
そんな状態に対してもっと跳ね返るイメージでいけば、
ちょっとスタンスが変わって良いのかも。
とAさんの話をききながら思ったのでした。
☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.
余談ですが、Aさんと一緒に来てくれた奥さんはイギリス系カナダ人で、
二人の食の違いが面白かったです。
同じくカナダという国で育っているとは言え、やっぱり中国系Aさんはいろんなものを
口にしてきたようで、ほぼ全ての日本の食べ物を躊躇なく口に入れる。
明太子も納豆も制覇!(どうでもいい話だけど、因みにどちらも私の好物)
一方の奥さんは「ヨーロッパの食文化」からはずれた食べ物に抵抗感があるようで、
回転寿司でも数皿のあとに「もう魚はいいかな!」と言い出すかんじ。Σ(・ω・ノ)ノ
子供の食の世界を広げてあげるのは親のミッションの一つだったりするのかなー
とか思ったりもしつつ。ヘリコプター親にはなりたくないけど。
脈絡ないそんなお話でした〜〜〜。