奥様は商社ウーマン

商社ウーマンの奥様の都合でハンガリーに移住したあと、グローバルITエンジニアの旦那の仕事でドイツに移住した夫婦の日記。現在は年子の男の子二人を育児しつつ、日本で働いています。

2016年04月

はい旦那です。

なんか日本ではもうGWですね。
東京なんかだともう日中は半袖にパーカーとかそんな感じの春の装いでしょうか。
こちらベルリンでは寒波が戻ってきて今週ちらっと雪が降ってました。

3月の終わりにドイツ人の上司にいつまで寒いのか聞いたところ、
「4月や、4月になれば大丈夫。逃げ切り」
と言ってたのをけなげに信じてたんですがまんまと裏切られたので
「どういうことですか!4月でも寒いやんか!」と聞いたところ
「4月は信用したらあかん。5月や、5月になれば大丈夫。さすがに逃げ切り」
と言ってました。

5月の終わりにもっかいデジャヴにならなければいいなと思ってます。


でも寒いのは寒いはずで、
日本は札幌でも緯度は43 度ですが、ベルリンは52度でかなり北にあります。
ちなみにモスクワが55度なんで、「え、そんな緯度高いん?冬やばいんちゃうん」と思われたと思いますが、
冬はやばいで合ってるそうです。 
僕は3月の半ばに来たのでやばいのは今年の冬体感できそうですね。

ただ、緯度が高いと良いこともあって、
今こちらでは日が沈むのがだいたい夜の8時半ぐらいで
仕事終わってからでもまだテラス席でメシ食ってても昼間っから酒飲んでる感が楽しめます。
一方で気温は寒いんでコート着ながらなんですが、
ドイツ人は外で食えるなら基本外で食います。
会社にもテラスがあるのですが、
ちょっとぐらい気温が低かろうが風が吹いてようが陽が出ていたら昼飯はテラス席です。



さ、そんなこんなでベルリンで働き始めてからはや6週目、
そろそろ会社の様子がわかってきたのでちょっとずつ書いて行きたいと思います。
ちなみにハンガリーのときの会社の様子はこれこれ

 

■めっちゃグローバル

まず、会社の概要から簡単に説明しとくと、
事業としてはインターネット系のネットショッピングポータルみたいなことをやっているIT企業で、
社員は全部で250人ぐらいいます。設立から7年目。

世界20か国ぐらいでサービスを展開しているので、いろいろな国の社員が集まってきていて、
現時点で43か国籍の社員がいます。
右向けばエジプト人、左向けばモロッコ人、振り返ればノルウェー人で、前にはスペイン人で上司はドイツ人です。そんな感じです。
となりの部屋に行けばベラルーシ、セルビア、トルコ、台湾、アルゼンチン、コスタリカ、ブラジル
廊下を歩けばエストニア、ウクライナ、中国、ハンガリー、インド、ポルトガル、ウクライナ
さらには、つい20年ほど前にエチオピアから独立したばっかのエリトリアとかいう全く聞いたことない国の人もいます。

右向いても左向いても日本人の日本に比べるとめちゃくちゃグローバルです。


公用語は英語で、ドイツ企業ですがドイツ人は全社員の20パーセントぐらいしかいません。
そして日本人は今のところ僕一人です。



■フルーツ、シリアル、コーヒー紅茶がタダ
えぇ、無料で食べ放題なんですよ。
フルーツはけっこう種類があって、レモン、マスカット、リンゴ、桃とかかがあります。
最近の全社会議で可決されてアボカドが増えました。
アボカドがフルーツなんかという点は議論が分かれるところやと思います。
議論せんでもどっちでもえぇところやとも思います。

ちなみにモヤモヤするので今調べたところ果物だそうです。


果物であるとなると、当然次に出てくる疑問は
「アボカドはおやつに含まれますか?」
という疑問やと思いますが、
これは先生によって意見がわかれるところなので、担任に確認してください。

あと、アボカドの話をすると、
「アボカドですか?それともアボガドですか?」
という疑問にも当然答えていかないとダメだと思いますが、
これは英語のスペル的にavocadoなので、正解は「アヴォカド」です。Vの発音を大事にしてください。

アヴォカドに対する疑問も尽きてきたところで話を戻します。

会社には大小含め10個ぐらいキッチンがあって、
そこにはシリアルやコーヒーマシンとかがあって
各自勝手に作って飲んでくださいスタイルになっています。
さらに、はちみつも使いたい放題で紅茶に入れることができます。
あと、ショウガも置かれていて、
喉が痛い人はショウガを切って紅茶とかに入れて飲んどる光景をよく見かけます。

他にも一番大きいキッチンには包丁やまな板どころかオーブンやコンロ、鍋、ミキサーなどの器具が置かれていて、昼ご飯のために本格料理をしている人もいます。



■ビールもタダ
これは前の回に書きましたが、
大きいキッチンに大量に山積みされたビールがあり、
夕方6時以降はフリーに飲んでいいことになってます。
ただ、金曜はなぜか5時ぐらいにはビールを持ち歩いている人をみかけます。
というか僕らの部屋の横がテラスなんですが、
5時ぐらいからもうビール飲み始めた酔っ払いが集まってきてクソうるさくて仕事どころではありません。



■ゲームの類がめっちゃある
めっちゃ充実してます。
まず、会社にある一番大きい部屋がプレイグラウンドと呼ばれている部屋でバスケコートぐらいあるんですが、
その名の通り遊び場となっていて就業中もいつでもリフレッシュがてら使うことができます。

まず部屋の真ん中に卓球台がバーンと置かれてます。
壁際にはテレビとPS4が置かれていて、ウイイレバトルが繰り広げられています。
午後2時とかなんですが、ギャラリーがいたりします。ガチでこいつら仕事してません。

他にもボードゲームの類が山ほどあって、全社会議のたびにときどき「新しいボードゲーム買ってください!」という要望がでています。
ボードゲームはさすがにプレーに時間がかかるみたいで終業後にやってるみたいですね。

あと、特に人気があるのがこれ。キッカーというやつです。4人で2対2で対戦するやつです。
ハンガリーではチョチョと呼ばれてました。
これが3台あります。

DSCN1201-300x225













オフィスではskypeがメッセンジャーとして使われているんですが、
昼下がりぐらいになると、「kicker??」というメッセージが誰からともなく流れてきて、その後

「in」

という参加表明が集まるのを待ちます。
4inが集まったところで、参加表明していた人がそれぞれ

「go!」
「go!」
「go!」
「go!」

と書き込みます。
ここでgoが4つきれいに揃うと、4人はプレイグラウンドに集合してガタガタやり始めます。
inしとったのに上司とかに捕まってgoできんかったやつはひとしきりなじられます。

たまに30人ぐらい集めて全社で一番強いやつ決める大会が開かれていたりします。
そんでもって優勝ペアにはトロフィーとかが渡されるのですが、会社から予算が出てます。



■モスクがある
モスクというほど大した部屋ではないんですが、
イスラム圏から来ている従業員がけっこういるので、
休憩ルーム兼モスクとして用意されている部屋があります。
彼らは就業時間中でもお祈りの時間になるとここに集まってお祈りをします。

また、イスラム圏やアジア圏からの従業員が増えだしてからは、
それまでクリスマスと大晦日を会社で休日と定めていたんですが、これが就業可能日となって、
その代わりに自分の宗教や文化にとって大事な日に有給として使うことができるように変えたそうです。


■健康デーがある
なんか半年に一回か3か月に一回からしいんですが、
日本でいうところの健康保険組合の人たちが会社に来てくれて、
なんかあのー両手でなんか持っていろいろ測れるタイプの体重計でなんかいろいろ測ってもらえたり、
インナーマッスルの強さを測ってもらえたりとか、
筋肉のつき方のバランスを見てもらえたりします。
それで、それに対して専門のトレーナーの人からアドバイスがもらえます。

他にもスムージー飲み放題とか、マッサージとかが受けれたりします。

マッサージはめっちゃ人気で、15分単位で区切られている枠を予約をしないとダメなんですが、
僕はたまたま予約用のページのURLが全社メールで回ってきた瞬間にタイミングよく見つけて開いたんですが、
もうその段階で全枠埋まってました。確実にインサイダー情報があったものと思われます。

スムージーは作成した人が途中で帰ってしまったらしく、
その後を引き継いだ人は、ひたすらに「何が混ざってるかは私にはわかりません」と全員に言うてました。
なので僕が飲んだやつも何かわかりません。

ヘルスメーターのやつをやってみました。
筋肉量、脂肪の量、代謝、水分の摂取量、内臓年齢などなどがわかります。

結果をトレーナーに見せたところ、
「筋肉量は...ふつうね」
「脂肪の量は...ふつう」
「代謝はいいけど、まぁでもふつうね」
「内臓年齢も実年齢より三歳低いぐらいね。ふつうやわ」
と言われました。

あまりにもふつうなのでアドバイスすることはありませんという感じで、
「フライドポテトを食べ過ぎないようにね」という極普通のアドバイスをもらいました。

ちなみに同僚のノルウェー人は28歳なのですが内臓年齢は13歳でした。
それもどうかとは思いますが、とはいえなんかくやしかったので、
「これ何の年齢かわかる?」って聞かれたときに「精神年齢らしいで」って言うときました。
えぇそうですね、僕の精神年齢が13歳ですね。

その後インナーマッスル測定器を試したのですが、これもどんぴしゃふつうでした。

さっきと同じトレーナーが来て、
「あれもふつうこれもふつう...あなたはミスターふつうね!」とのたまわれました。
この時点でまだ測定していない筋肉バランスも結果の予想がついたので時間の節約のために測定はやめときました。

というか、こういった検査は就業時間中に参加できて、しかも労働時間にカウントされるんですが、
会場には常に50人ぐらいの人が来ていて、
それに対して、
ヘルスメーターは一つ、
インナーマッスル測定器一つ、
筋肉バランス測定器一つ、
そして各機器に対してトレーナーが一人ずつで、しかも各自めっちゃくちゃ質問するので一つ測定するのに1時間待ちとかになってるんです。
しかも仕事をしないために確信犯的に列に並んでる感じでしたが、
経営陣も並んでるんでいいんでしょう!!


■クラブ活動やサークルが多い
会社が正式に認めているクラブ活動がいくつかあって、活動費が会社からでてます。
例えば、僕はフットサルクラブに参加していて、週に一回フットサルをしていますし、
他にもバレーボールクラブ、ヨガクラブもあります。

個人が勝手に主催しているサークルもいっぱいあって、
バドミントン、テニス、スカッシュなんかがあるんですが、
サルサ教室がけっこう人気で終業後にプレイグラウンドに集まってサルサを踊ってるそうです。

僕も入社3日目でなんかやったれと思って、
同じチームのノルウェー人の仲の良い同僚とボルダリングサークルを立ち上げました!

そんな感じで乱立していくんですが、会社はみんなの交流に積極的で、
頼めばすぐにメーリングリストとかを作ってくれます。
そんなえぇ感じの雰囲気です。


■イベントが多い
会社主導のイベントがとにかくたくさんあります。

僕が入社したさっそく次の日がムービーナイトというやつで、
社員が推薦したリストの中から投票して毎月一回みんなで終業後に映画を見る会です。
ビールはもちろんピザとかが配られてみんなでワイワイいいながら映画を見ます。

一回目のムービーナイトは「ゾンビ―バー」でした。
このゾンビ―バーですが、社員からの圧倒的な得票で上映が決まった映画で、
タイトルから察する通り、ビーバーがゾンビになって襲って来るという映画です。
そして同時に察することができる通り、完全なB級映画です。
あまりにもB級過ぎて完璧におススメです!
公式サイトがありました。
予告編も見つけましたが、あまりにも全部をさらけ出し過ぎてるんで
予告編見ないでダイレクトに本編見てください!そして貴重な時間を浪費してください!


で、映画を見る前にまずはムービーナイトのルールが説明されます。
この日のルールは、映画中で「ビーバー」という単語がでたら強制的にビールを一口飲まないといけないというやつでした。

そんなもん100回は出るやろという単語が選ばれとるあたり悪意を感じます。
結局ビールを3本ほど空けるハメになりましたが、
ゾンビ―バーは酒を入れれば入れるほど楽しい類の映画というか酒なしではまともに見れない映画なので、
みなさんも同じ方式を試してみてください!


このムービーナイト以外にも、
全社集合朝メシ会が月イチであったり、
バーベキューがあったり、
メンバーの誕生日のたびにハッピバースデー朝メシがあったり、
各国のサービスが開始された週の金曜は記念パーティーがあったりそんな感じです。
他にもいろいろイベントはあるんですが、
毎年開催されるxletixとかいう過激なアスレチックイベントに毎年参加してるそうです。









さて、ざっととりあえずはこんな感じですね。

全体的にクレイジーでフリーダムな会社やと思われたかと思いますが、ほんまその通りで会社全体がサークルノリなところがあります。
おそらく ドイツの会社が全部こうではないと思いますが、ベルリンみたいなもともとがクレイジーな人が集まる街でIT企業であればどこも似たようなノリやと思います。

すごいなと思うのは、経営陣も投資家の人たちもこういう雰囲気を後押ししている点です。
普通、従業員にはもっと働いてほしいと思いますし、経費は節約したいと思うんですが、
そういうのがもうミスターふつうの発想なんですね。
実際、この雰囲気のおかげで社員の仲はめちゃくちゃ良くて、業績も上がっているみたいです。


さっ、今回はこんなところで、どうせ夏に向けていろいろおかしなことが起こっていくはずなので
またまた会社のことがいろいろ判明してきたら書いていきたいと思います。

でわでわ。


 

はい、旦那です。

今回はベルリン移住の報告の際に聞かれることの多かった
どうやってベルリンで仕事見つけたん?、というところの話をちょっとしようかなと思います。

最初に書いときますが、エンジニアの転職ですので他の業種の方は当てはまらない箇所が多々あると思いますが、それでも海外への転職について何も知らないよりはなんぼかマシやと思います。

今回は真面目成分しかないブログなんで、不真面目成分がほしい方は
僕の一押しブログポスト、アルバニア旅行編リヒテンシュタイン編でも見といてください。


ほないきまっせ!


1.求人探し
さて、まずハンガリーで転職活動したときには、最初はエージェントに登録してやってましたが、途中で気付きました。エージェントを使うのはきっと一般的じゃない、と。
そもそもハンガリーでは失業率が残念な感じやったんでエージェント使わんでも人が来てしゃーなかったんかもしれませんが、
手当たり次第に企業の応募するボタンを見つけては応募してましたが、それなりに何かしたらの返事が返ってくるので、「へー見とんやちゃんと」という感じでした。
あるいは、求人検索サイトからの応募でもなんかそれなりに感触はある感じでした。
日本やと、ある程度の以上の求人は求人検索サイトに載ってない場合が多いという印象ですが、
こっちはけっこういっぱい載せてある気がします。

そこで、今回はstack overflow careerというエンジニア向けの求人検索サイトを使いました。

そもそもstack overflowっていうサイトがエンジニアの方の間では有名で、
「これわからへんねんけど、知っとる人おらん?」
「おれ知っとるで、こうやったら動くで」
「ありがと」
的な投稿をエンジニア同士がしてお互いを助けてるサイトです。

このサイト内では、誰かが答えた回答に良い回答、悪い回答の投票をすることができます。
そこからこのサイトに登録しているエンジニアで良い評価の回答の書いているエンジニア、つまりえぇエンジニアを知ることができるわけです。
stack overflow careerではおそらく企業側もこういったエンジニアにアプローチできるんやと思います。
あと、もともとが英語が前提のサイトなので、英語だけでおっけーな企業が載ってると踏みました。

で、やり方は簡単で、まずは「English [プログラミング言語] Berlin」で検索します。
プログラミング言語のところには自分の好きなプログラミング言語入れてください。
あるいはネットワークエンジニアやインフラエンジニアであればネットワークエンジニアとかインフラエンジニアとか入れてください。

検索結果がこんな感じ

で、よく見るとvisa sponsorって書いてあるやつがありますので、このマークがついとるところを手当たり次第に開いて履歴書送る。これだけです。

visa sponsorのマークがある企業は、そのままなんですが、会社が積極的に海外の人材を集めていて、
visaの手続きもこっちでやったげるよ、という会社です。それだけで僕たち外国人にとっては有利そうですよね。
visa sponsorのマークのないとこもふつうに履歴書は受け付けてくれますし返事も来ましたが、一つも書類審査すら通らなかったので、やっぱり実際問題あかんのかなーと思います。
それでも英語で求人が書いてあるのは、現地に既に来とってビザのある人向けの募集ってことやと思います。

あと、手当たり次第に送ってえぇんかぃということですが、僕はこの段階では選り好みせず手当たり次第でとりあえずいいと思ってます。
理由はいくつかあって、
まず、例えば日本から就職活動をしている場合、現地の企業のことなんかわかるわけないので、このタイミングでは会社の雰囲気やら何やら判定しようがないので、
とりあえず面接に漕ぎつけて雰囲気を伺えればいいという点が一つ。
さらに関連して言うと、雰囲気は一社見ただけではその国のカルチャーかその会社のカルチャーかその人のカルチャーかわからないので
いろいろ面接をする方が比較できて良いと思います。

次に、日本よりも総じて書類選考で落ちやすいという点。
向こうの企業は割と条件に合致していない候補者は書類でサクッと落とす傾向があると思います。
じゃあ条件に合致しとる求人だけ送ればいいやんと思うと思うんですが、
求人票に書いてある限りでは自分に合致していても、
実は向こうの思惑がそこに乗り切っていないとかもありますし、その逆もありますし、
代々秘伝のタレ的に毎回同じ文面をコピペで継ぎ足し継ぎ足しで求人出してる会社もありますし 
また企業側も日々ニーズが動いているので、
本当に履歴書を送付する時点で求めている人がわからないので、やっぱり手当たり次第でいいと思います。
あと、同じ会社で複数ポジションがあったら全部に出してください。
後ろの担当者が違う場合もありますし、二つのポジション並行して進むとかも聞いたことがあります。

あと、こちらの企業は「なぜうちの企業か」という質問にあまり重きをおきません。
「ベルリンに来たくて、それでちょうどおもしろそうな求人があったから話が聞きたくて出してみた。」で全然おっけーです。たまに気にする企業もありますが、経験上かなり少数です。

最後に、気に入らんかったらこっちで転職したらえぇやんという話があります。
今回は転職活動でlinkedinを使わなかったのですが、こっちに来て住所をベルリン在住に変更したとたん、やっぱり引き合いがちょこちょこ来るようになりました。
現地にいると直に会って面接もできますし、会社の評判も手に入りやすいですし、転職も圧倒的にしやすいですし、visa sponsorのとこ以外もターゲットになりますからね!



2.課題
さてさて、こんな感じでこれでもう履歴書は送ったので、ただただ返事を待ちます。
だいたい1週間以内には来ました。

お返事のバリエーションとしてはたいてい3種類で、
単純にごめんなさいのやーつか、
うちではプログラミング課題をやってもらって、成績の良い方だけ面接にいけるやーつか
もう早速面接のやーつのどれかです。

プログラミング課題はオンラインでテストを受けたり、向こうの送ってきた課題を期限までに仕上げて提出したりといろいろとパターンがあります。
で、これを通過するとほな面接しましょか日程決めましょかという運びになります。


3.面接準備
面接に進む前に、企業についてHPを見たりプロダクトを見たりします。
見てみると、「ははーん、こういう技術を使っとんやろな」というのがアタリがついたりします。
面接ではテクニカルなことを聞かれるわけですが、たいていはその会社が使っている技術に関連したことが聞かれるので、その辺を予習復習しておくことができます。
あとは面接の最後では質問タイムがあるので、ここでいろいろと会社のことを見定めるためにも会社のことをある程度知っておいて、疑問点をまとめとく必要があります。
海外に実際行って様子を伺うことができないので、面接だけが接点になるので、なんとかこのチャンスに聞きまくりたいところです。

もう一つ大事なのがその国におけるその職業での給与水準を見ておくことです。
国によって職業別の給料は全然違いますし、
面接で給料について聞かれたときに突拍子のない金額を言わないようにしておく必要がありますし、
こちらでは給料は個人で違うのが当たり前なので、逆に言うと交渉でどうにでもなるところがあるので、そのためにも相場を把握しておくことが大事です。

あと、みん就的なサイトはやっぱりいろんな国にもあって、海外ではglassdoorというのが一般的やと思います。
ここで会社名で検索すると、どういう役職の人がどれぐらいのお給料で雇われたとか、社内の雰囲気とか、そういうのが見つかる場合があります。
一番すごいときには面接で聞かれる問題が全部書いてあって、しかも本番の面接でそのまま出たりします!
けっこう参考になると思います。


4.面接
さていよいよ面接なんですが、面接はskypeでやります!
たいてい最初の5分ぐらいで雑談とかして、
ほならプログラミング課題やってみましょかーとか、
ほなら今から聞くこと答えてもらいましょかーとか、
なんかそんな感じで技術的なことをだいたい1時間ほどみっちり聞かれまくるので、答えていきます。
これも難易度は企業によって、また応募しているポジションによって違います。

技術的な面接は1回の場合が多いですが、複数回の場合もあります。
問題の答えは答えられない場合、ヒントを出してくれる場合もありますし、
答えはわからないけど考え方はこうやと思う、でおっけーな場合もありますし、
「じゃあ違う範囲から出題するわ、気にせんといて」な場合もあります。

ただ、一つ言えることは、面接後に「給料はどれぐらい希望ですか?」と聞かれたときに、正答率がだいたい8割を切っていた場合にはもうまともな金額はとても言いづらいということです。

「え、あんなに答えられへんかったのにお給料はそんなにほしいんや、へぇぇぇ」的な空気に耐えられません。

なので、僕はだいたい正答率に応じて希望金額を増やしたり減らしたりしてます。
まぁ減らし過ぎてもあれなので下限はあるのですが、正答率が悪かったところはよほど行きたいなと思わない限り金額を下げて様子を伺うよりも、もうあきらめる方がいいのかなと思います。

あと、逆に高い金額を言う場合に大事なのが、ひとこと「お給料が高すぎるということが理由で僕の落とすのであれば、先に相談してください」と伝えておくのが大事です。
通常、相談なんかしてくれないところの方が多いと思います。



5.オファー

さて、面接に受かったらオファーがでます!
オファーには金額や条件が書かれているので、まぁそれを読んでみてわからないところやはっきりしないところは聞きまくりましょう!お給料も交渉するならしましょう!

日本の常識が世界の常識ではない場合の方が多いので、確認せなあかんことは山ほどあります。
僕の場合、今回はだいたいこんな感じのことを確認しました。

  • 労働日数と労働時間
    ドイツでは週6日勤務の会社もありますので、もしそうやったらやばいので確認しとかないとダメです。

  • ボーナスの有無。有るならそれはオファーの金額に含まれているのか
    ドイツの場合はボーナスはあったりなかったりする他、なんと12月にクリスマスボーナスという1か月分のボーナスがでる会社もあるそうで、そういうのが契約に入っているのかどうか確認する必要があります。

  • 休暇の日数
    ドイツはだいたい有給休暇は30日前後で、それとは別に病欠休暇が取れます。
    なんと有給とってバケーション中に病気になったらそれは有給じゃなくて病欠になるので、申請するとその分は有給が減らないという考えられへん仕組みがあります。
    さらに、子供が生まれると追加で休暇が増えるらしいです!

  • 試用期間の日数
    ドイツの場合は半年が一般的と聞きました。若干長い気がしますよね。

  • 福利厚生
    会社によってかなり差がある部分ですね。
    うちの会社もいろいろありますが、一番重宝されているのは「夕方6時以降はビール無料で職場で飲んでいい」というやつやと思います。
    これがあるためにほぼ毎日数ダースのビールが業者によって運びこまれてます。
    こんなやばい会社はうちだけかと思ってたんですが、この業者さんは同じような量を他の階の企業にも配達してるので、ドイツ全体でだいたいこんな感じなんかなと思います。

  • 勤務開始日とビザ
    これはかなり大事なんですが、企業によってはビザが何か月以内に取れない場合は契約を破棄しますということになってる企業もあります。
    ビザなんかちょっと何かあったらすぐ発給が遅れますし、別に遅れてなくても普通に一か月とかかかる場合もあります。こういう場合に、会社が待ってくれるのか、勤務開始日を変更してくれるのか、その辺を確認しとく必要があります。
    ちなみにうちの会社の最長記録はコスタリカ人のエンジニアで、ビザ発給に9か月かかったそうです。

こんなところでしょうか!
いざ入ってみてこんなはずじゃなかったみたいなことにならないように気をつけてください!




さて、全体的に転職活動の流れはこんな感じです。

エンジニアというか、技術職の人はテクニカル面接があるので、面接の難易度は高いもののそこで結果を出せる人はいくらでもオファーがでると思います。
実際僕も求人の少ない年末年始に一か月ほど転職活動して、
15社ぐらい履歴書を送って、3社面接して、2社受かったという結果やったので、
三か月もあればどこか受かるんちゃうかと思います。

エンジニア以外の人は 、テクニカル面接がない分語学力などがものをいうてくる場面が多いと思うので、
正直現地語がある程度喋れないとかなり選択肢は限られてくるかもしれないですね。

ただそれでもドイツぐらいの国になれば求人なんか溢れてますし、
特にドイツの場合はまず一旦ワーホリで来てこっちでアルバイトしながら職を探すなんていうこともできますし、デュッセルドルフには日本企業が多過ぎて行くとこ行けば日本語だけで生活できるとも聞いているので、
少なくともハンガリーでの転職活動に比べたらはるかに可能性があると思います。
 

 

どうですか!なんも難しいことはないんですね!
エージェントの代わりに自分で求人検索せなあかんのですが、それ以外は普通の日本での転職とだいたい一緒ですよ!

これを機に「海外行きたいねんけどどうしたらいいかわからへん」派の人たちは行動に移してみましょう!
メールくだされば何かしたらアドバイスできると思います。

でわでわ。 

皆様、こんにちは。

奥様です。元気です。

最近のマイブームは昭和の渋い曲をきくこと。
こんなんとかこんなんとか、旦那さんと二人で気に入ってつい熱唱してしまうこれとか
私は100%ロシア人なので親の影響とか一切関係ありません。
ということで自分でも思うけど、

なんでや。?q|゚Д゚|p?

胎内の子供クラシックをきかせるのはよくある話ですが、
昭和の曲をきかせるとどんな効果が出るんでしょうね。( ̄∇ ̄)

さて、今日は「妊娠」について。
我が身に降りかからないと知らないことだらけなんですよ、これが

実は会社にステキな先輩がいらっしゃいまして。

先輩は男性なのですが、
まるで自分が出産を経験したような、
いや、5-6回は軽く経験したかのような知識の深さなんです。

「おまえ、今は枝豆を食え。今は枝豆の時期や。」

と飲み会の帰りに突発的な指導受けたり、

「おまえ、テイセツか?おーちゃうんか?」

という専門用語が飛び出したり
※テイセツ=帝王切開の略、らしい。今のとこ私はテイセツの予定ナシです。

そして大変参考になったのは飲み会で先輩の奥様の出産を一人二役で再現してくれた時。
酸素ボンベ?も登場し、イキムまでのカウントダウン、
イキム時の演技もハリウッド級、もちろん奥様への愛情あふれてます

男性ばかりの職場で女性で子供のいる人もかなり稀なので
思わぬ師匠の出現でございます。感謝

そんな妊娠師匠から教えて頂いた素晴らしい無料のサービスがございまして。

その名も、
「そのママ」

自分の予定日を登録すると、毎日メールが配信されて
今赤ちゃんの何が作られているかとか、どんな状態かとかを教えてくれるんです。

「今は臍の緒にぐるぐるまきになって遊んでる時期だよー」

とか(まぁ確かにへその緒しか遊べそうなもんないしなー)

「まぶたが作られました。これで目を閉じることができます。」とか

えーーーー今まで目があけっぱやったん!?Σ(・ω・ノ)ノΣ(・ω・ノ)ノ

「身体の表面に膜がつくられました。これで水分が外に出なくなります。」とか

えーーーーーー今までだだ漏れやったん!?!?Σヾ( ̄0 ̄;ノΣヾ( ̄0 ̄;ノΣヾ( ̄0 ̄;ノ

赤ちゃんが抱かれて落ち着くのは、
おなかの中できいていた音(お母さんの声とかお母さんの腸が消化する音とか)を
同じようなかんじできいて落ち着くとか。
消化の音をきいて落ち着くのはこの時ぐらいな気がするなぁ〜。

そしてそして
きっと皆さんがよく知っている「羊水」について。
あの赤ちゃんが浸かっている羊水です。

羊水って3時間に1回そっくり入れかわるんですよ!!!
すんごい循環機能!ホンマに人間の身体なん?Σ(`□´/)/

確かに今まで夢を覚えていないぐらい熟睡の私も
夜中に1回は半分目を閉じたままトイレタイム休憩が入ります。

こんなに人間の身体はうまいことできているのに、
なぜ、なぜ出産をこんなに痛いものにしてしまったんだぅぁああああ〜ぁぁ〜〜〜!?!?
もうちょっとなんとかならんかったん?!!?!?!?!

ということで、私は最初から無痛分娩と決めておりまして
そそくさと予約致しました。

日本ではまだまだ一般的ではない無痛分娩のその様子を
時が来たらレポートをしようと思います。しばしお待ちを。

ウワサによると

鼻からスイカ


の痛みが

鼻からトマト

ぐらいになるらしーです。

旦那さんからドイツでの出産の打診もあったのですが、
流れがばっちり分かっている第2子ならありやけど、
さすがに新米のぺーぺーなので、確実に状況把握のできる日本で決行することと致しました。

ちょっとビビリ気味の私。
チキンです。チキン南蛮です。唐揚げです。じゅー

とりあえず、今は内部から蹴られたり、なんかぐるぐる回ってる感があったりで、
宇宙人感ありですが、身体が勝手に何をどうするべきか知ってるっぽいので
あとは子宮さんに任せて私はのんびり好きなことをしております。

image2(2)

はい旦那です。

ベルリンに引っ越してきましたよと、頑張っていきましょーいうてるんですけどもね。


今おもっくそ風邪引いてます。
ハンガリー行ったときも最初にえげつない風邪にかかって40度ぐらい熱出して3日間寝込んだことがありましたが、どうも外国人含む他の誰に聞いてもだいたいそうみたいで、
移住して来てから特に最初の1、2ヵ月の間はアンチウイルスソフトの更新ができてないみたいで風邪にかかりやすいみたいですね。
ハンガリーのときにアップデートした分でドイツもいけるかと思いましたが、住んでる菌が違うみたいですね。
ちなみに僕の会社は全部で44国籍の人がいるんですが、ドイツ人以外で、特に最近来た人は見事にみんな風邪になってるのでおもしろいですね。
ちなみに僕の友達でインドに住んでたことのあるオーストラリア人がいるんですが、
彼は最初の何ヵ月か下痢しまくって死にかけたらしいのですが、その後全くどこ行っても下痢はしてないとのことで、
どうやらインドでウイルス定義を更新したらもう消化器系は更新する必要ないみたいですね。


さて、前のブログでも書きましたがドイツでは3月末の週末がイースターの4連休でした。
イースターってなんやねんと、僕を含めてそう思う人はいつも通りウィキペディアを見てください。

キリスト教的なイベントですね、要は。
なんか卵の形のチョコを食うらしいですよ。
そんでその卵チョコがイースターバニーなるうさぎの手によって隠されとったりするらしいですよ。
見つけた子供だけが食べれると、そういう仕組みやったりするらしいですよ。
んで、この卵チョコは基本屋外に隠されるらしくて、
上司の家では庭にチョコが埋められとって掘り起こして食べようとしたら去年のやつでやばかったと言うてました。
そういう日です。休みです。金曜と月曜が休みです。4連休です。

さーて、4連休ということで、
まだ書類とかなんとかでやらなあかんことはあるものの、とはいえせっかくなので
ベルリンの街を観光してみようと思いました。

ベルリンといえば観光資源もまぁまぁ多めで、何といってもまずはベルリンの壁ですよね。
他にもアートの類が有名です。オーケストラも有名ですし、博物館や美術館とかもけっこうあります。
他にはクラブは世界一らしいです。普段全く行かないんで何をもってして世界一なのかわかりませんが、やばいんですよきっと。
劇場なんかも多いですし、クラシックではベルリンフィルが有名ですよね。
あとは宮殿もありますし、気球に乗って地上150メートルから街を見下ろすそんなやつもあります。
おしゃれなバーやレストラン、元空港を公園にしちゃったとかいう広大な公園もありますし、
少し電車で行けば郊外には湖や川、森や草原などがあって自然もあります。
世界一広い屋内型リゾートとかもあります。

ありますね!あるんですが、まずはカジノに行きましょう!!

なんでカジノやねんと、そう思われる方もいらっしゃると思いますがこれには理由がありまして、
僕は一度行ったところにもっかい行くよりは今度は新しいところ行きたい派でして、
先に自分だけで行ってしまったところももう行きたくないとなるので、奥様が来るまで行かない方がいいというか行くなと言われているというそういう状態なんですね。
でも奥様はカジノには全く興味がないし、カジノなら勝手に行ってもおっけーなので、おっけーです。

ハンガリーのときもまずはカジノに行きました!これ。
ベルリンにも何個かカジノがあるらしいんですが、今回は一番大きいと思われるポツダム広場というところの近くにあるカジノに行ってきました。

このカジノですが、入場料は2.5ユーロで、パスポートないと入れません。
中は全部で4階建てになってまして、地下がスロットとかマシーン系のやつがメインで、
1階はマシーン系と、あとはポーカー。
2階は謎に劇場?で、3階はルーレットとかブラックジャックなどのテーブルゲームができます。

連休二日目の土曜日の夜に行ったんですが、かなりの人数がいました。
1階ではおそらく100名ぐらいがポーカーをしてて、3階はもう人まみれでした。こっちも100人ぐらいかなぁ。
なんかやたらと人気でした。

今回カジノに来た目的はこのポーカーです。
テキサスホールデムという種類のポーカーで、世界で一番人気のあるポーカーと言われてます。
世界にはポーカープロと言われるこのテキサスホールデムだけで生計をたてている人がけっこういて、
優勝賞金が億を超えるトーナメントなんかもあったりします。
日本はそもそも賭博が禁止ですし、おそらくポーカーの位置に麻雀がいると思いますが、こっちではやっぱりポーカーが人気ですね。

普通カジノって、ブラックジャックでもルーレットでもだいたいそうなんですが、
お客さん対カジノの構図なんですよね。
なので長期でやると絶対に勝てないようにできてるんですが、
ポーカーはお客さん対お客さんなので、もちろん場代は引かれますが、
それでも期待値は自分次第というところがあります。
僕はちなみにギャンブルは好きですが、期待値的に確実に負けるやつはやらない主義です。


さて、このポーカーですが今までオンラインでやったことがあって、何回か友達とやったこともあったんですが、
ガチでカジノでやったことはなかったので、今回はそれに挑戦してきました!

ポーカーをするにはまず受付の人におれポーカーしたいねんと伝えないとダメです。
そうするとテーブルに空きがあればすぐに入れてくれますし、なければウェイティングリストに載せてくれて、
順番になればアナウンスで呼んでもらえます。

この待ってる間にポーカーで使うチップを仕入れにいきます。
Kasseとか書いてあるところでチップが買えるので、そこでユーロを差し出してください。
僕はこのチップというのが悪いやつやと思うんですが、
現金をダイレクトに使ってやったとしたら、あんなにポンポンポンポン使わないと思うんですよ。
あと、ユーロっていうのもあれで、ユーロに限らず基本的に日本にはカジノがないので海外で外貨でやると思うんですが、
いちいち円に両替しないと頭の中で価値を把握できないというところにミソがありそうで、なんかもうタダの数字に見えてくるんですね。

「ううん、僕は違うよー」
「私もそんなことないよー普通にチップでも気になるよー」
ってことであれば僕の感覚がもうやばいので急いで僕を止めてください。

ただ!これは常日頃から僕は思ってるんですが、
お金は使わなかったらタダの紙ですし、
20代のうちからお金を貯めるよりも、のちのちお給料が上がっていくことを考えれば、生活レベルが一緒でいいなら40代、50代とかで20代で使った分も合わせてお金貯める方が絶対簡単やし、別に40、50でちょっと使えるお金減ったって残りの人生にもうそんな影響ないはずなんですよ。
それに20代の若いうちしかできない経験があるはずで、それがのちの人生の収入増につながるならそれは投資ですし、
投資後の残りの人生でその投資した経験からある種複利的に儲かるわけなんで、僕は20代はある程度の貯金ができた段階で、残りは経験と能力に投資すべきやと思ってます。

思ってます、思ってますが別にチップに変えんでもえぇことは自分でもわかってます。


そんなこんなで待つこと15分ぐらい、名前が呼ばれてお席につくことになりました。
席に着いたのはいいものの、しっかりした場でポーカーをするのはほぼ初めてだったのでかなり緊張したのですが、
そんなのを察してくれてか、席に着くなりすぐに周りに座っていたお客さんが世話話を振ってくれました。
なにやら彼らの話によると、けっこう日本人でポーカーする人がいるみたいで、
毎週末日本人を5人ぐらいは見かけると言ってました。
いるもんですね、僕以外にもチップにお金を変える人たちが。

そう言うてる間にポーカーが始まったんですが、殺伐とした雰囲気なんかと思ったら
以外とみんなおしゃべりをしながらやるんですね。
負けた人も紳士にジョークを飛ばして和やかな雰囲気です。

テーブルを見渡すといろんな人がいます。
人種はバラバラでヨーロッパ系、アジア系、アフリカ系の人もいますし中南米系の人もいました。
あきらかに酔っぱらったノリで来てるであろうおじさんもいますし、旅行で来たんやろなって人もいますし、
目が明らかにガチで稼ぎに来てる人もいます。

で、彼らが思い思いの言語で喋ってるかというとそうではなくて、
実はポーカーには公用語があって、プレー中は英語以外は禁止なんです。
というのも、例えば僕が日本人の友達といっしょに座っていて
「何持ってんの?」
「エース2枚」
「めっちゃえぇやん」
みたいな会話をすると誰も日本語がわかるわけないので僕らだけがズルができるからです。
このカジノではドイツ語もオッケーでしたが、公平を期すために基本は英語なんですね。


さて、ポーカーはほぼ初めてと言いましたが、だからと言って手ぶらで臨む僕ではありません。
ハンガリーでカジノに行ったときもブラックジャックをするために家でガッツリとストラテジーを勉強してから望みました。もっと言うとカウンティングができるまで練習してから行きました。
今回もしっかりと世界的有名プレーヤーのフィルゴードンさんの本を読みこんでから向かいました。
なぜこんな感じで学生時代に勉強に情熱を持てなかったのかは謎です。

勉強の甲斐あってか、ビギナーズラックも手伝ってちょっとずつ勝っていきます。
結局4時間いて300ユーロ勝ったところでおうちに帰ることにしました。けっこう勝ったんじゃないかと思います。


まぁ僕はこんな感じでギャンブルが好きなわけですが、大丈夫ですよ!身を滅ぼすほどはしませんよ!
ていうかむしろギャンブルって認知症予防にもいいらしいですよ。こんなサービスを見つけました。
ルールわからん人も僕が教えますんで、おじいちゃんおばあちゃんになったときの趣味のために覚えたいって人は教えてくださいね。

でわでわ。







 

このページのトップヘ