奥様は商社ウーマン

商社ウーマンの奥様の都合でハンガリーに移住したあと、グローバルITエンジニアの旦那の仕事でドイツに移住した夫婦の日記。現在は年子の男の子二人を育児しつつ、日本で働いています。

2016年09月

奥様です。
旦那さんは仕事と育児の両立に追われ、執筆が完了していない為
またまた奥様です。

早速の題名ですが、今回は初めて宮殿最寄りに住んでいます。
東京で皇居ランがあるかと思いますが、こちらは宮殿ランが可能です。
うちに泊まりに来た場合に勝手についてくるオプションです。

よって最寄り公園はまさかの宮殿庭園です。じゃん。
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広大過ぎて人とあまり出会わないのでこれは公園デビュー無理ですね。
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厳密にはもっと最寄りのこれまた広めだけどここまで広大ではない公園があるので
そこでママさんナンパを試みる予定ですが、まだ勇気がちょっと出ません。
チキンです。

はてさて、着いて最初の一週間は旦那さんが休みをもらってくれて
私のドイツ慣れようプログラムが開催されました。
(こういう休みがどーんともらえるのはさすがで、いいですね)

家周辺のスーパーへの行き方を覚えたり、
(私は方向音痴です。よって数回の訓練が必要です。)
子供グッズを網羅したり、近くの公園いったり、近くない湖に行ったり、
旦那さんが仲良しのノルウェー人カップルと飲んだり。充実してました。

で、子供グッズの中でも重要なベビーカーですよ。
日本で買っていくか現地買いするかを悩んだのですが、母に
「気候が違うから現地で買った方がいい。
ベルリンは日本より寒いから、厚手の毛布が入る幅のベビーカーじゃないとダメ。」
と言われました。

このアドバイスは正解やったと思います。

結局、私たちが買ったベビーカーは上のシート部分が外せるのでバウンサーとして使えて、
雨よけのシートついて、冬用のあったかカバーが込み込みでついてきて、
展示品限りやったので400ユーロ(円ぐらい)でした。

この冬あったかカバーは中がフカフカで赤ちゃんを全面的に完全防備にするかんじで
これは日本でみかけたことのないやつです。北海道だったらあるのかな?
ドイツではどうもスタンダードのようです。
車輪も大きくて、ヨーロッパのガタガタの道を乗り越えれていいです。
ただ、だいぶ重いので地下鉄で持ち上げては気合いと筋力が必要です。

車輪にチェーンをつけてますが、盗まれない対策です。
うちは2階なのですが、エレベーターがない古いおうちなので
みんな1階にベビーカーを駐輪しています。
車いすも駐輪されているのですが、
持ち主はどうやって自宅にたどり着いているのか疑問のままです。

一週目は旦那さんがつきっきりでいてくれたのですが、
二週目からは独り立ちとなりました。

こちらでできた友人第一号(旦那さん経由の縁)に
素敵なカフェに連れていってもらいました

ということで、ベルリンカフェ特集第一弾でございます

その名も「1900 Cafe Bistro」
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1900年あたりをテーマにしたアンティーク調のカフェなのです。
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クッキーのつぶしたのを土台にしたケーキ(正式名称は何だろ?)と
ハーブティーが名物…と勝手に思ってます。
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カップの大きさがうちの3ヶ月のお子さんぐらいあるっていう!
左のカップに浮いているのはジャガイモではありません。林檎です。
他にいろんなハーブとジンジャーが入っていました。
右のカップに浮いているのはオレンジとイチゴとレモングラスです。

こんなおばあちゃんちがあったらいいのにな〜と友人と話していました。
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生活の中に自然体なかんじであるのがいいですね。

引き続きベルリンを行脚していきたいと思います〜〜
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皆様、こんにちは。奥様です。

ついに旦那さんを追ってベルリンへの移住が完了しました!(・∀・)
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今のところ、ドイツはハンガリーとロシアを足したようなかんじです。
ヨーロッパで、ちょっと社会主義時代の名残があって、北にある町というかんじ。
今後その印象も変わってくるかもしれませんが。

今回はいろんなママさんからリクエストがあったので
フライトの様子とベルリンのおうちについて書きたいと思います〜。

まず、2ヶ月半の赤ちゃんを連れてのフライトですが、
結果から言うと、成功です。v( ̄∇ ̄)v
無事にベルリンにたどり着いた上に、
今のところ病気になるとかの後遺症的なこともないので。

ベルリンはジャンボ機を受け入れできるような大きな空港がないので
日本からの直行便はなく、今回はテロなどを考えてヘルシンキ経由にしました。
本当はトルコ経由が一番安いんですけどね。
本当はトルコのことも好きなんですけどね。

日本→ヘルシンキ間は10時間近くだったけど、おおむね快適
前に紹介をしたバッシネットでお子さんは比較的終始すやすや。
しかも横にはお仲間の4ヶ月の赤ちゃんを連れた夫婦もいて、
これは泣いてもお互い様感があったので一安心。

知らなかった点としては、飛行機が安定的な体制になってからじゃないと
バッシネットをつけてもらえないということ。
離陸と着陸の時は赤ちゃん用シートベルトで
自分のシートベルトにつないでおかないといけないんですね。

未知のシートベルトにつながれ、うねうねとミミズ運動をする我が子。
しばらくするとこてっと寝ました。

ところで、気圧の変化で耳がつまった感覚になるかと思いますが、
赤ちゃんは自力で耳抜きができないので離陸着陸の時はミルクを飲ませないといけない
というのが事前情報でした。でないと、耳が痛くて泣け叫ぶとのこと。

寝る我が子。
轟音とともに離陸する飛行機。
泣き叫ぶのを予感して身構える私。

あれ?
静かやん。ぜんぜん起きへんやん。

この図太いかんじ、さすが我が子ですな(ホッ)

ミルクもスッチーさんに言えばいつでもお湯をくれるので作り放題。
作り置きしていったものと合わせて10時間を乗り切りました。
因みに、赤ちゃんのミルクの場合は機内に持ち込みできる液体制限はかからないのです。
没収されるかもと思ってダメ元で使いかけのミルク缶も持ち込みましたが、
問題なく通してもらえました。

横の4ヶ月の赤ちゃんはちゃんとおっぱいから飲めるお子さんだったので
観察の結果、比較のために言っておくと、
こまめに授乳ケープをつけたり外したりするのと、
お湯をもらいに哺乳瓶持って右往左往するのと、
大変さはだいたい同じぐらいな気がします。

向こうは旦那さんが付き添ってくれており、
私は母がヘルシンキまで一緒に来てくれていたのでが、
私も向こうのお母さんも映画を一本も見ることなくヘルシンキに到着しました。

ヘルシンキではあえて急がなくていいように4時間の感覚をあけたフライトにしました。

大好きなミントウオッカ(←絶品です)をご家庭用に購入したり、
ラウンジでのんびりしたりして過ごします。

私は職業柄、ちょくちょく飛んでいるので「プライオリティパス」を作っていて
これでラウンジに入れるのですが、赤ちゃんはもちろん、母も同伴できたのでラッキー。
ラウンジでは軽食やコーヒーが楽しみ放題でソファー席もあるので
長旅の場合はかなりありがたいです。

ラウンジはビジネスちっくな雰囲気なので赤ちゃん連れて入るのは大丈夫かな?と
思ったのですが、他にも赤ちゃんがいたので何やら大丈夫そうです。(ホッ)

ラウンジのソファーにロシア人のごっつい強面おじさんがふんぞりかえって
ワインを飲みながらケータイでビジネストークをしていたのですが、
うちのお子さんを見ると、ソファーを譲りますよーどうぞどうぞと言うてくれて、
改めて、ロシア人は赤ちゃんにとっても優しーい国民だったなーと思い出したり。

向かうのはドイツだけど。

それから、母はロシアに向かい、私は赤ちゃんと二人でEUに入りました。
(パスポートコントロールを通ってEUの域内に入ると
あとは国境ないかんじになるのです)

思えば、EU(ハンガリー)を発って1年と9ヶ月。
まさか、こんなに短い日本滞在になると思わなかったし、
こんなに早くまたヨーロッパに戻ってくるとも思わなかったなぁーと。
本当に人生何が起きるか分からないもんです。

さて、それまでわりとおとなしくしていたお子さんも
ヘルシンキ→ベルリンの区間にきて暴れ出しました。
家を出発して16時間ぐらいはたっているのでそら我慢も限界に達するやろなと思います。

ところが、日本では空港スタッフとかスッチーさんが
いろいろとお手伝いをしてくれたのに、
ここに来て誰も助けてくれない。Σ(´д`;)
優先搭乗すらなし!

抱っこ紐の中のお子さん6キロと貴重品リュック7キロぐらいと
お子さんのミルクとか吐いた時のための服の替えとかのかばん2つで
あまりにも身軽に動けない状態でこれはちょっと焦る。
そしてヘルシンキ→ベルリン区間にはバッシネットはないのでお子さんはずっと膝の上。
膝の上でミミズ運動をしながら泣くお子さん。

これは先が思いやられるなーと思っていた矢先、
横にきたフィンランド人女性が
「私も男の子二人を育てたから大変さが分かるわ」
といろいろと助けてくれました。

お子さんの身体の向きを変える間に哺乳瓶を持ってもらうだけでもだいぶん助かります!

かばんを上からおろすのも回りの男性たちに助けてもらい、
流れてくるスーツケースのキャッチもフィンランド人女性がサポートしてくれたおかげで
無事に旦那さんと再会できました!

ただ、だいぶん死んだ目になっていたはずです。

空港からはタクシーでおうちに向かったのですが、
運転手さんがタクシーにチャイルドシートをとりつけてくれました。
そこにシーツを引いてお子さんを置き、
取り付けを運転手さんに任せて自分の荷物をつんでいたところ
こんな出来上がりでした。
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思わず笑ってしまいました、この巧妙なシーツさばきとがんじがらめ固定具合。
因みにお子さんはフードの服を着ておりません。これはシーツです。

フライトについてまとめると、小さいお子さんを連れての飛行機旅は
案外ぜんぜん行けますが、まぁまぁのエネルギーを要する、ということです。
ただ、絶対なんとかなります。十分なオムツとミルクを持参していれば。

いろいろ検索した中で、私がなるほど!と思ったアドバイスは、
飛行機がかなり遅れる場合もあるので持参するオムツの量は余裕を持つこと。
赤ちゃんが吐いた場合(これ、よくある)赤ちゃんだけでなく自分の替えの服も準備しとくこと。

最後はベルリンのおうちをちょっくら紹介

1903年築なので110年ほど前にたてられたおうちです。(*゚∀゚)
これぐらいの古さの家に住むのはヨーロッパではまーまーあることで
私の親戚は1800年代に建てられたおうちに住んでいます。

でもここまで古いおうちに自分自身が住むのは初めてです。

ということで、おうちの気に入っているポイント

天井
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どの部屋にも何かしら模様が入っていますが、これは寝室のもの。
見上げると女神がお花の輪をもって飛んでいます。
なんだかちょっと美術館チックで好きです。


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この窓の形もなかなか良いですが、外が一面木というのもいいですよね。
外の葉を見ながら寝起きするのはかなり気に入っています。
因みに天井までの高さは3m以上あって、このカーテンもとてつもなく長いです。

気に入っていないところ、ずばり風呂場。
古いおうちの弱点ですね。
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事前に旦那さんから「エジプトのファラオの棺桶みたいな風呂やで」
ときいていましたが、本当に棺桶ですね。最後の狭まり具合とか。
あと、横の急に角度を変えて調整に入るあたり、絶対特注やし。
こんな特注するんやったら風呂場のサイズと形を改善してくれ、というかんじです。
お湯はちゃんと出るのでとりあえずやっていけそうです。
因みに奥にあるのはベビーバスです。
ベビーバスのサイズから風呂全体のサイズを割り出して下さい。

おうちの回り、というかベルリンのいたるところに
とても素敵なカフェがざくざくあって
このブログも気がつけばカフェ巡りと育児の話中心になってしまうかもしれません。
主旨(ブログ名に注目)を忘れないようにしなければ。

ということで、次回はおうち回りの話とか、盛りだくさんな一週目の話とか、
早速カフェの話と育児の話とかを書きたいと思います〜

ではでは〜〜

こんにちは、奥様です。

最近のお子様の中の流行は昼夜かまわず
上を向いた私のお腹の上で寝ること。

6キロ弱のおもりがおなかにのった状態で身じろぎせずに
まっすぐ上を向いて数時間眠るこの術。
金縛りの練習にもなるのかもしれません。

お子さんの首座り特訓の効果もあってだいぶん維持できるようになってきました。
2ヶ月ちょっとのわりによくやってると思われます。

最近いろんな人に「海外に行く準備できてきた?」ときかれるのですが、
どんな準備があるんやろと思いつつも…
誰かの参考になるか分かりませんが、
月齢2ヶ月ちょびの赤ちゃんとあまり言語を知らない国に海外移住する場合の
準備内容をお伝えしたいと思います。参考になるのかあやしいけども。

パスポートをつくる。(大変だった話はこの間書きました
あと、私は国際免許を取得しました。
日本の免許さえあれば取得は簡単なのでこちらを参照

航空券を買う。

そらそうだ。( -д-)ノ

でも意外と赤ちゃんとの旅の仕方って分からないですよね。
赤ちゃん分の航空券は席ないしいらないかと思われがちですが、
実はいるんですね。

そして多くの飛行機(特に長距離飛ぶもの)でバッシネットという
赤ちゃん用のベッドみたいなのが用意されていて、10キロ以下ぐらいの赤ちゃんは
このベッドに寝た状態で移動するんですね。
バッシネットの見た目はこんなかんじ。列の一番前の席についてるんです。
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バッシネットに入れる赤ちゃんの大きさの基準は飛行機会社によって違うので
これはネットで要チェック。

そしてこのバッシネットの数はけっこう限られているので
早めに予約するべし。
今回はヘルシンキ経由で飛ぶのですが、日本〜ヘルシンキ間で2個のみ。
赤ちゃんの航空料金は大人料金の10%でした。

スーツケースを買う。

そらそうだ。( -д-)ノ

赤ちゃんの席はないものの実は預けれる荷物はしっかり大人一人分いけるので
私の分+赤ちゃん分で2つのスーツケースでいけるんです。ラッキー。
ということで、赤ちゃん分を買いにいきました。

空港内の移動はガラガラ(スーツケース運ぶやつの正式名称なんやろ?)と
心優しい通りがかりの人と
業務だからしゃーなしサポートするしかないであろう空港の従業員をアテにしてます。

まー、なんとかなるやろ。

ベビー系の集まりにいく。

ベビーマッサージとか、地元のお母さんが集まってなんか遊ぶやつとか、
児童館ちっくなやつとか。

とにかく一通り行くだけ行ってみました。
月齢2ヶ月は一番若い部類ということが分かりました。
8ヶ月とか10ヶ月の赤ちゃんが多かったですが、みんなはるか先をいく
大人にみえます。(自力で座ってるやん!すごいやん!的な)

一通り行ったのはどういうものなのか、
交わされる会話とか教えられることとかを知っておくためです。

ここでママ友を作ってもしょうがないところもあるので、
子育て初心者故、これから海外でそういう集まりに
潜りこんでいくための予習、ということで。
こういうかんじなのね、と。
今後日本とドイツの比較もできたら面白いなともくろみ中。

ママ友ではない、昔からの地元の友達ともじっくり会えて
それは本当に心の支えになりました
こういうところも里帰り出産のメリットかもしれません。

使い捨て哺乳瓶と使い切りパックのミルクを購入する。

アマゾンはなんでも売ってますね。

自分の好きなものを食べ納める。

旦那さんにとにかく寿司を食っておけと言われたので
言われた通りに機会をとらえては寿司を食べ納め続けてます。

ベルリンはフライ寿司が主流らしいので。

あと、入り納め温泉とか、歩き納め京都とか、行き納め美術館とか…
数々の会い納めなどなど。

気がついたら帰ってきてるやんてかんじなので、
これは「納め」という口実でいろいろ楽しんでいるだけなのかもしれません、はい。

日本にいるからできるエンターテイメントをとにかくエンジョイ。

私の場合、最近のエンターテイメントは地元の友達に会うことと
図書館とTSUTAYAです。

あとは親と近くの海にいって泳いだりしてました。
お子さんはずっと大きな松の木の木陰に置いてましたが、
それでも焼けて顔の皮膚がちょっとむけました。
でもベルリンはすでに夏は終わったとのことなので北の国感満載です。
ということで今のうちにお子さんのビタミンDを一生懸命精製中。

余談ですが、私がお世話になっている公立の図書館が入っている建物に併設のカフェで
「女性 アルコール全品15%引き」キャンペーンを随時やってます。
あまりにも私にはアツいサービスなのでぜひとも利用したいところですが、
いちおう授乳中なので遠巻きに眺めるのみ。

図書館の入っているこの建物、他に役所や文化センターが入っているので
出入りする人の平均年齢が限りなくおじいちゃんおばあちゃんに近いのだが、
おばあちゃんを酒をエサに誘いこもうとしているのか?
女性公務員の酒盛り場所に立候補をしているのか?
意図が気になります。

この私のエンターテイメントたちですが、今後ドイツでは期待ができないので
以下に切り替える予定です。

地元の友達と会う → 新しい友達をつくる
図書館 → 電子書籍の活用
TSUTAYA → ビデオ・オン・デマンドのデビュー

友達以外の部分は全てネットでカバーですね。
すごい時代になりましたね。

私は10年前の大学生の時にロシアに留学をしたのですが(あら、年バレ)

当時は

wifiないし
YouTubeないし
スマホもないし

LAN線はオフィシャルじゃないかんじで引いてもらってたし、
てかなぜかLAN線を寮の窓の外に引かれていたので
風に揺れる&雪の積もるLAN線を眺めてはその日の天気をチェックしてました。
そんな引き方だからか、
インターネットも数週間単位で切れていたし
ネットを求めにいくといえばネットカフェだったし

当時も今の旦那さんと付き合っていたのですが、
コミュニケーションをとるのが至難の技でした。
スカイプはすでにあったものの、ネットが切れてるから。

そのころ、日本からみてロシアは遠い遠い国でした。

それが今はライフラインの一つである自分の国の
エンターテイメントが気軽に入手できるのが本当に大きいかもです。

そんなにすごい年とってるわけじゃないのに感慨にふけってまいますね。
あらま。

感慨にふけるついでに、私の好きな河合隼雄さんの本から
ちょっと気に入ったところを少しだけ抜粋して終えたいと思います。
私のようにいろいろ模索している人の参考になればと

何を模索しているのかというと、

今まで子供に全く縁のない生活を送ってきた私がいったいどうやって
コソダテゆーものをしたらよいのかとか、

世の中の「お母さん」像というのと「私」がフィットしないけども
どうやっていったらえぇのかとか、

産んだからといってイキナリ「お母さん」になれるわけではないこと、
って意外と盲点だったり。

隼雄さんは心のカウンセラーです。
隼雄さんの子育てについての本も最高です。

”子育て”について
子育てというものは、ほんとはオモロイことなんです。
自分の人生を楽しく生きようと思うなら、子育てだって、楽しまないと損ですしね。
ところあ、いま情報が多すぎて、「これは危ない」とか「ここが大事」とか
そういうのが多すぎるように思いますね。
(中略)
すべての子どもに共通の「よい方法」なんてないんですよ。


"母親"について
日本では、昔から母性の肯定的な面がすごく強調されてきたんです。
本来世の中に絶対よいものというのはなくて、
よく見たらよい面と悪い面があるはずなんです。
しかし日本は母性社会だから母性の否定的な面はなかなか見えにくい。
だから「お母さん」といったら「よいお母さん」でなければならない。
現代の女性は、そういう長い伝統を断ち切って個人として生きようと
思っているわけです。
(中略)
難しいけれど、母性を生きながら、
同時に自分の「自我」や「個性」を生きることが、
これからの女の人の大切な問題なんです。
つまり、母性と自我のどっちの生き方を選ぶかというより、
「私はその両方の間で、どのへんをどれくらい生きているか」ということを
考えながらやっていく。
その「どのへん」と「どれくらい」の色合いが、その人らしさなんです。


"夫婦"について
ぼくは、夫婦というのは、川の中に立っている二本の杭みたいなものだと言うんです。
そして夫婦の関係というのは、杭と杭の間に張る網なんです。
相手として近くの杭を選んだ人は、網は張りやすいけれど魚の収穫は少ない。
遠くの杭を選んだ人は、網を張るのに苦労はしますが、張ってしまうと収穫は大きい。
そのとき似た者同士で近くの杭との間で網を張るか、
違うところ、対立するところに魅力を感じて遠い杭との間に張ろうとするかは、
その人の運命としか言いようがないです。


如何でしたでしょうか?

私たち夫婦はどうなんだろう?
趣味興味生い立ちをみると遠い杭同士な気もするし、
でも価値観とかをみると近い杭同士な気もするし、
いずれにしてもけっこう良い収穫量なんちゃうかなと思ったり。

次回は実際の2ヶ月の赤ちゃんとの飛行機移動と
半年ぶりの旦那さんとの同居の模様について書きたいと思います。

ではでは〜〜

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