奥様は商社ウーマン

商社ウーマンの奥様の都合でハンガリーに移住したあと、グローバルITエンジニアの旦那の仕事でドイツに移住した夫婦の日記。現在は年子の男の子二人を育児しつつ、日本で働いています。

2016年12月

皆様、こんにちは。

クリスマスシーズン中のベルリンから奥様です。
この記事がなかなか完成せず、クリスマス目前になってしまいました。
すいません。

クリスマスより1ケ月前に旦那さんからのプレゼントをもらいました
人生初のタブレットです

これでいつでもどこでもガリ勉ができる( ̄ー ̄)ひゃほーい
子供の睡眠を狙って勉強しているので、タブレットは隙間時間キャッチに最高ですよ

さて、最近我が家に居候さんがいらっしゃいます。
ちょくちょく登場しているノルウェー人カップルです
というのも、
二人は3ヶ月前に引越を決意(ドイツでは3ヶ月前に出ることを言わないといけない)
が、おうちがなかなかみつからず、文字通りホームレスになってしまったのです。

ベルリンでのお家探しの過酷さは旦那さんが数回に渡り紹介をしていますが
これとかこれとかこれ
これは私たちが子持ちで条件をしぼりまくったからなだけでなく、
自由な身の未婚カップルで起こることのようです。

厳しいということが改めて身にしみる…

お互いに気をつかうことももちろんあるものの、
前に寮生活をしていた時と似たような、毎日が新発見の楽しさもあります。

食事を作り合ったりするので、ノルウェー流のサーモン料理を教えてもらったりしています。
こんなかんじ↓
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魚がでか過ぎて、入る皿がなく、じかに天板にしこんだ。

オリーブオイル+バーベキューソース+レモン汁を混ぜたマリネ液に6時間ほど漬けてから
この液をかけてオーブンでじっくり焼くのですが、

これがウマい!!

魚にバーベキューソースは個人的にびっくりの発想だったのですが、
そんな固定観念を吹き飛ばして、ぜひつくってみて下さい。マジでうまいです。

そして飲んだノルウェーのイモ焼酎的なやつ。
次の日、旦那さんが珍しく死んでました。私もひきずってました。
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ノルウェー人カップルの彼女さんが料理好きでいろんなことを教えてくれました。
ラザニアのつくり方とか(えー、知らなかったです)
アボカドの向き方とか(えーえー、私の料理歴の浅はかさが露呈しますね)

私は味噌汁の作り方とか豚の生姜焼きを教えました

さて、クリスマス一色のベルリン

まず、ドイツの場合は遠くにでかけなくても、
近くのその辺の家が十分にクリスマスなかんじ。
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ファンキーなおうちタイプ
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青でまとめたよタイプ
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お花とのバランスがなかなか良い窓辺
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こちらは小さなお子様がいるのかな?ほわんとあったかいかんじです。
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マンションの中庭の真ん中にこんなクリスマスツリーが出ていたり
(というか、マンションの中庭にたまたま?生えていたモミの木に
頑張って飾り付けしたんだろな)
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美容室はモミの木を窓にはわせ過ぎて中が見えないけど(営業問題なしか?)
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これは全部家の回りをちょちょっと歩いて撮りました。

そしてドイツといえば、クリスマスマーケット〜!
これはさすがにちょっと出かけないといけないですが、
けっこういろんな駅でやっているので遠くに行く必要はありません。
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お子様の防寒もばっちりです。あつぼった過ぎて腕動かせない状況。
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またまた背景効果もあり、サマになっています。
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クリスマスマーケットに来るとなぜか絶対にソーセージを食べたくなるんですよね。
いつだって食べれるはずなのに。
この装置のせいで美味しそうに見えるんですかねー。
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不思議な人たちが活動していたり
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とにかくクリスマスの雰囲気が満載です。
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クリスマスマーケットでもいろいろ特色があって、
例えば北欧をテーマにしているものではアイスランドやスエーデンや
フィンランドのホットな飲み物を楽しめるのです。
あ、ちなみにドイツの定番はもちろん、
グリューワイン(=シナモンとかのスパイスを入れたホットワイン)

せっかくなのでアイスランドのものを試すもとにしました!

それはあっためたビールにラム酒とちょっとのオレンジピールを入れているのですが、

ビールをあっためた時点でまずいですね。

友達と、うん、これはないな、となりました。

この北欧系クリスマスマーケットでの暖房の手段は原始的にでした!
いいですねーーあったまりますねーーー
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そして追加課金であったかストーブの上に座って用意されたコートに袖を通せるという
ちょっとナゾのサービスも。(赤いのがストーブ)
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最後におまけですが、ベルリンの不思議な天候について。

11月のある日のうちの近く
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この日はベビースイミングのために地下鉄で7駅ほど北上したのですが、
駅を出てみてびっくり。

銀白色の世界
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10キロ以内ぐらいの移動でこの差!?
思わずテンションがあがりました。

ではでは、次はドレスデンというまちに行った話をしようと思います〜〜

へいどうも旦那です!

先日息子が5ヵ月になりました!
5か月というともう体重は8キロオーバーで、寝返りなんかも始めました。

おかげさまで元気に育っております。

9月に二人が日本から来てから僕の育児が始まったわけですが、
僕は普段から家事もするので、
育児も特に何も困ることなく順調にやっています。

もちろん、昼間は僕は仕事してるんで奥さんが専任なのですが、
その分、家を出る前と帰宅後は僕が積極的に育児を担当するようにしています。

うちはミルクなので、夜中の授乳なんかも交互に起きてやっています。


そんなこんなで僕の育児生活もそろそろ3ヵ月ぐらい経つということで、
子育て全般や奥様の話、夫婦の話、社会の話など、
なんかこの3ヵ月で思ったことをテキトーに書いてみようかなと思います。 


■出産と夫
僕はドイツから当時日本に帰国して出産に立ち会ったわけですが、
それはなかなか大変な出産でして、
奥さんが3日も4日もうぅ~うぅ~苦しんでいる姿は横にいて非常に辛いものがありました。

精神が擦り切れました。

というのも、特に何もできることがないんですね。

もちろんできるだけのサポートはしていたつもりですが、
とは言っても結局はずっと横にいる以上のことができません。

分娩台に押さえつけられてる奥様が
制止を振り切って跳ねまわる様子をみていると、
痛みを代わってあげたいと思いますが、実際は頑張れと言うのが精一杯です。

昨今、労働観が変わってきているとはいえ、
いまだに仕事で出産に立ち会えない、という状況はよくあることだと思いますが、
僕は仮病使ってでも親戚の一人や二人殺してでも立ち合いを強くおススメします。

出産の立ち会いから得ることは多いと思います。

また、苦しい出産という作業を、特に初産ならなおさら、
独りで乗り切るのは、ものすごい恐怖で孤独だと思います。

物理的には微力とはいえ、精神的には十分なサポートが可能だと思います。


まぁ僕は精神が擦り切れたとか言うてますが、
奥様も精神もお股も擦り切れたわけで、
そんなとんでもない痛みを乗り越え、
大好きな酒のない日々を乗り越え、
元気な赤ちゃんを産んでくれた奥様には大変感謝しております。


■母親の育児とプレッシャー
さて、産むのも大変ですが、
産んだら産んだで育てないといけません。

育児を始めて、育児関連の記事や本を読むようになって思うのは、
無償の愛をもってして子育てをする=「子育てにストレスを感じてはいけない、ストレスを感じているのがおかしい」という風潮が、特に母親に対して、あるのかなということです。

この風潮はとても女性にとって厳しいものだと思います。

こんなところでキレイごとにしがみついても何にもなりませんので断言しますが、
子育てはストレスフルです。
24時間365日、自分を二の次にし続けるということはとんでもないストレスです。

ですので、真っ向からこの事実を認めて、
その上で対策を講じるのが正しい姿なのかなと思います。

で、対策を講じたいんですが、
例えば、ストレス発散のためにベビーシッター雇って遊びに行ったって言うたら、
もう確実に不良ママ扱いですよね。

お酒飲みたいから今日は母乳じゃなくてミルクにした、と言うたら
こんなやつがちゃんと赤ちゃん育てられるんか、と言われるわけです。

無償の愛の名のもとにそんなことは許されないわけですが、
一体誰が許してくれていないのかというと、いわゆる世間というやつやと思います。

ひどく単調な論理と理想主義に囲まれて、
世の母親は毎日針のむしろの中にいるんだなと思います。

育児にストレスを感じる私は間違っているんやと自分を責めだすと、とてもまずいことになります。

愛情と育児ストレスは全然矛盾しません。

例えば子どもに愛情をかければかけるほど、
本とか記事の内容や他の親のやってることが気になって気になって、
どんどんどんどんやることが多くなっていきます。


例えば、
・ミルクの成分が壊れるので、ミルクは電子レンジじゃなくて湯煎で温めないとあかん。
→これは嘘です。病院でも電子レンジで温めているところはあります。
というか、むしろ冷たくても何も問題はなく、そもそも温める必要がないそうです。

・産まれた最初の一か月は病気の感染の恐れがあるから外に連れて出てはいけない
→海外ではふつうに連れて出てます。

・絶対母乳!
→ミルクでも大丈夫です。ミルクなら、旦那さんも協力できます。


日本人は、これは仕事とかでもそうですが、
苦労しないと大したことをしていないと思っている傾向があるように思います。

電子レンジで温めるミルクより、
苦労して湯煎で温めるミルクの方が愛情があるわけです。

子どものために家から一歩も出ない一か月に尊さがあるわけです。


子どものことになると、なんでもセンシティブになってしまいますし、
我が子に最高のことをしてあげたいのは、どの親も同じだと思います。

ですが、冷静な目で自分のやってることはやり過ぎではないのか見極めて、
適度に適切に息を抜くことが大事なのかなと思います。

しなくてもいい苦労はしなくてもいい苦労ですし、
自分の人生を必ずしも犠牲にしなくても、あなたの愛情は十分に尊いんです。


世間の目はあなたの愛情を過小評価するかもしれませんが、
あなたは自分に自信を持っていればいいと思います。

そして、息抜きというか、また育児生活にダイブしていくための息継ぎをしましょう。


ちなみに一番近い世間は旦那やったりします。
旦那の関わり方次第で、軽減できる負担もあれば、増長される負担もあります。

僕も奥様の負担を軽減する存在であらねばと思います。


■仕事の大変さ > 育児の大変さ?
育児の話をしていてよく周りの人に言われるのは、
「え、夜中に起きてミルクあげるのやってんの?お前仕事しとって奥さん仕事してないのに?」
というフレーズです。

ここから伺えるのは、
世の中的に、仕事の大変さ(あるいは価値)> 育児の大変さという認識があるのかな、ということです。


僕は、個人的には、仕事より育児の方が肉体的にも精神的にも大変だと思っています。

そう思う理由はいろいろとあるんですが、
まずそもそも育児はやってることは介護と似ています。

介護が子→親の奉仕、あるいは報酬を仲立ちとした他人への奉仕であるのに対して、
育児が親→子の奉仕であって、これは愛情の流れる向きと同じなので、
この事実が無償の愛の裏側に隠れやすくなっていますが、
介護がいかに大変な職業であるかは想像がつくと思います。

しかも、半年や1年といったスパンの間、基本的にまとまった睡眠は取れません。

あと、僕も一時期主夫をやっていたのでわかりますが、
社会との接点がなくなることはそれだけで多大なストレスです。
特にうちの奥様のようなバリバリ働いていたようなタイプの女性はなおさらです。

それでも、上の不等式が世の中的に広く成り立っている背景には、
概ねこんな発想があるんじゃないかと思います。
・仕事は家族のためにお金を稼ぐけど、家族はその稼ぎに依存している
・そもそも無償の愛なんやから育児が大変なはずがない

うちの家庭では奥様が日中家事と育児をしてくれているわけですが、
僕は育児は大変なものだと思っているので、
奥さんが何かしら出かけたいときにはリフレッシュのために赤ちゃんを置いて出かけてもらうようにしています。

実際、土日も奥さんを美術館とかに送り出してますし、
平日の夜も友達とご飯行くなら僕が家で留守番しています。


夫婦によって、どちらがどれだけ仕事をするか、したいか、
あるいは家事をするか育児をするか、
バランスというものはそれぞれ違うと思うので、
絶対に旦那も育児をやれというのは一概には言えないと思いますが、
例え奥さんが完全に働いていなかったとしても、いや働いていないならなおさら、
「おれは仕事しとるねんから、育児は全部おまえがやれよ」という態度は、肯定できるものではないと思います。

ちゃんと育児を分担すれば、
奥さんは育休の間に大学院の勉強だってできるんです。


■男性の育児とイクメン 
イクメンという言葉があります。

イクメンというのは、育児に参加する男性のことなわけですが、
イクジョという言葉がないことからもわかるように、

基本的に育児は女がするもの→男で育児しとる珍しいやつおるやん!→イクメン呼ばわりしよ!

という流れから産まれた称号だと思います。

僕の記憶が正しければ、イクメンという言葉が出てきた当初は
どっちかというと、「へ~珍しいやつおるな」、「え、そんなやつおんの?」ということやったと思います。

しかし、最近は日本にも女性の社会進出の波が訪れ、
「なんで同じように働いてるのに私だけ家事育児せなあかんの?」
「なんで私だけキャリアを我慢せなあかんの?」
という至極当然な不満も噴出する中、
さして間を置くことなく、
イクメンというのはただの珍しいやつから、男性のあるべき姿であるという認識に移行したと思います。


女性の自己実現が家の外で起こるようになってきたのであれば、
男性の貢献が家の中でも求められるようになってきたことも当然だと思います。

また、女性が主導で、特に女性差別を背景に形成する世論は強いものです。
知り合いの女性に、特に奥さんの友達なんかに「育児手伝ってるの?」と聞かれて「いや、やってない」とはとても言えません。


というわけで、自発的、あるいは半ば強制的、
程度も千差万別いろいろではありますが、
世の男性はイクメンになりはじめました。

うちは、奥さんもバリバリ働いていますし、
僕は家事や育児は男も普通にするやろというタイプなので、ごく当たり前のこととして育児をしています。

そうするとイクメンに認定されます。
自発的にやっていようが、結果としてまわりの人にイクメンに認定されると気持ちがいいものです。

しかし、一度イクメンになると、
今度はイクメンの称号を維持することが大変なことに気付きます。

仕事を終えて家に帰って一息ついてちょっと育児や家事を後回しにしてしまって、その間に奥さんにその作業をこなされたりなんかすると、
「あれ、イクメンじゃなかったの?」と言われているような気がします。

「ちょっと今日はストレスフルやったし、飲んで帰りたいな~」と思っても、奥さん子供をほったらかしにするとイクメンの称号が剥がれるので家に直行します。

さっきも言いましたが、イクメンであるべきというのは、割と強力な世論であり、プレッシャーです。
「旦那がこれやってくれないの」と奥さんが友達に言うたらもう終わりです。


そんな中、なんと最近イクメンブルーという言葉が出てきました。
仕事を終えて、家に帰って来てからの家事育児で、鬱になってしまうというものでした。

疲れていて、妻に助けを求めようと思っても、妻が一番大変だと思うと妻に頼ることもできない、という話もあるそうです。
育児の大変さを理解しているほど、そうなってしまうんだと思います。

僕もこの気持ちはとてもわかります。


一方で、この件に対する女性の反応はそれはそれは厳しいもので、
要約すると、「笑わせるな」というものです。

自分たちはそれにずっと耐えてきたんだと。甘えんなと。

もっともです。

もっともですが、旦那に気を使わなくていい、感謝しなくていい、
育児を分担するのは当然、という態度だと話がおかしくなるのかなと思います。


似たような話で、
ある人が過労で鬱になったときに、周りの人から聞こえてくる声は
「あれぐらいの労働時間で鬱とか甘えるな。おれの方が働いてる。」
「おれも若い頃はそうだった。社会を舐めるな。」
ということが多いですが、これと似た匂いがします。

つまり、敵は身内だったりします。

上で仕事より育児の方が大変と書きましたが、仕事が大変じゃないわけでは決してありません。


ちなみに、うちの奥様は僕を気遣って息を抜くように薦めてくれます。



「おれの方が仕事で疲れとるのに!」
「私の方が一日中育児でストレスやのに!」

と、お互いに自分の方が苦労してると思うと途端に負のサイクルですが、

「一日中育児で疲れてるはず、できることはやってあげたい」
「仕事で大変やと思うから、育児もほどほどにして休んだ方がいいで」

と、お互いがお互いを積極的に気遣うと、何やら物事は正しい方向に転がっている気がします。


こうやって偉そうに書いていますが、
僕たちもこういう状態になるまでにケンカもしましたし、
少し気を抜けば、自分の方が自分の方が、という状態になってしまいがちです。

でも、奥様にしろ旦那にしろ、
子育てという当たり前のことを通して、
何かしら追いつめられるというのは正常ではないと思います。

自衛も必要ですし、サポートも必要です。

お隣にいる人は、お互いをチクチク刺し合うために、お隣にいるわけではないと思います。




■赤ちゃんに寛容な社会
ちょっと話は変わって、ドイツという地で子育てをして感じたことを書いてみようと思います。

逆に日本で子育てしていないので半分想像と、逆の立場での経験をもとに書きますが、
日本では子どもを連れて外を出歩くことのハードルが高いと思います。

先に言っておくと、物理的なハードルは日本の方が低くて、
ベルリンでは特に駅もエレベータもエスカレータもないところが多いですし、
段差もめっちゃありますし、
家も古い建物なのでエレベータないですし、
公共のトイレも全然ないのでオムツ替えるところもないし、
そういう意味ではドイツの方が確実に不便です。

でも一方で、
外食をしたり、
お店に行ったり、
単純に電車に乗ったりするのも
かなり周りに邪険に扱われるのが日本の雰囲気なのかなと思います。

例えば、レストランで赤ちゃんが泣きだした場合、
こっちではみんな逆に赤ちゃんに微笑みかけてくれます。「元気やね~」的な感じです。
駅の階段ではほとんどの場合誰かがベビーカー持つの手伝いましょうかと声をかけてくれますし、
赤ちゃんを連れて歩いているだけでいろんな人が声をかけてきます。

僕みたいな完全に外国人の子どもでも関係ありません。
社会全体が赤ちゃんと子ども連れの親に対してめちゃくちゃ寛容なんです。

特にこの寛容さを象徴しているのは夜泣きに対する対応だと思います。

そもそも0歳時点から子どもの自立のために寝室を別にするヨーロッパでは
夜泣きの癖をつけないために、敢えてしばらく何もせず様子をみる、という手をとることがあります。
別に親は放ったらかして寝ているわけでもなんでもなくもちろん起きてるんですが、
赤ちゃんが自分で寝れる方法を覚えられるようにしばらくそっと放置する、ということのようです。
結果、赤ちゃんは学習して、次第に夜泣きをやめるそうです。

うちでは、「お腹が減ったときだけはミルクをあげよう、それ以外はできるだけ様子見」
という方針で最近やりはじめましたが、
もともと夜泣きをほとんどしない子で大変助かっているのですが、
今は本当にお腹が減った以外の理由ではほぼ夜泣くことはありません。
夜中に起きても自分でまた寝ています。

一方で、実際問題として赤ちゃんが夜泣きをすると近所の人に迷惑になるという単純な話があります。
日本では、夜泣きの放置はご近所トラブルにつながると思いますが、
ドイツでは子どもの起こす騒音については、
仕方ないこととして特に腹も立てずにそのまま受け入れる文化があるようです。

今のアパートに入居するときにお隣さんに「うちは赤ちゃんがいるのでうるさいと思います」と言ったら、「赤ちゃんは泣くものよ、気にしないで」とさらっと返されました。

日本では、きっとみんな単純に余裕がないんだと思います。
夜中まで働いていて、
やっと帰って寝れると思ったら赤ちゃんが泣いていて寝れなかったら「頼むから黙らせろ」となると思います。
ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗って、数分の遅刻も許されない社会で、
赤ちゃん連れの親子がベビーカーで場所を取っていたら「なんで通勤時間に乗ってんの?」と思うと思います。

一億総疲弊社会では、子供を産むのも育てるのも無理があるように思います。


■育休と男女平等について
最後に育休について。


今現在、奥様は育休を2年取ってベルリンに来てくれています。
奥様の勤めている企業はそういう点では非常に良い企業で、
2年も育休取れて職場復帰できるとか、実際奥様の会社以外であまり聞いたことがありません。

ちなみに、僕はこちらで税金を払っているのでドイツの社会保障を受けられるのですが、
申請すれば男性でも最大3か月?ほど育休を取ることができるみたいです。

ちなみに男女平等ランキング3位のノルウェー人の同僚に聞いたところ、
ノルウェーでは男性は10週間育休を取らなければならないそうです。

これは画期的だと思います。

なぜなら、男性にも育休を強要することで、企業は女性を冷遇する理由がなくなるからです。
もちろん、バカみたいな時間まで誰も働いてませんし、時短勤務も認められているので、
女性が仕事を辞める必要もありません。

ちなみに、イクメンに当たる言葉はありません。
概念を説明したところ、「それに当たる言葉は、父親じゃないの?」と言われました。
返す言葉もありません。


日本の男女平等ランキングは111位とのことで、
まぁこのランキングが何に基づいてんのかわからないのであれなんですが、
それでも上位ではないんやろうなということは確かだと思います。


でも、僕は一方で「だからなんなん?」とも思っていたりします。


最下位はイエメンだそうですが、イスラム教の国やねんからそら欧米からみたら男女平等ではないやろうけど、
本人らはそれで納得しとるんですから、それでいいんだと思うんです。
ヨーロッパ的な男女平等が世界中で適用されなければならない理由はないんです。

今回の記事で書いたような話をし始めると、
男女平等の話とか、文化的経緯とか、生物学的特徴とか、社会情勢とか
諸々ついても触れたいことは山ほどあるんですが、
そこらへんを言及し出すとマジで紙面が足りないので省きました。

結局は夫婦間で、そして子どもも含めて、
全員の人生を最大にエンジョイできていれば、それが正しい姿なんだと思います。

「イクメンがどうした!うちは奥さんが全部やるんや!それでお互い納得しとんや!」ということであれば、それでいいんです。

画一的な基準に悩まされて、
産後鬱になったり、イクメンブルーになったりする必要はないんです。


では、夜中の授乳が控えてますので僕はそろそろ眠ります!でわでわ!




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