奥様は商社ウーマン

商社ウーマンの奥様の都合でハンガリーに移住したあと、グローバルITエンジニアの旦那の仕事でドイツに移住した夫婦の日記。現在は年子の男の子二人を育児しつつ、日本で働いています。

2017年05月

うへうへうへ。旦那です。

タイトルにも書いた通り、ドイツに来て1年経ちました!
というか、去年の3月の最初に来たので書くのをサボってるうちに1年と2か月経ってました!

5 月も半ばをまわって気温も順調に上がって来て、
ベルリン2度目の春を迎えています。


今思うと、去年一年はいろいろとあった年でした。

ベルリンに引っ越して来たというのも人生の大きな転換点でしたが、
長男も産まれ、父親デビューした年でもありました。

年齢も30代に突入し、
父親として今後どうやって子育てしていこうか、
仕事面では今後のキャリアをどうしていこうか、
奥様のキャリアプランともどうやって両立していくのかとか、

そんなことが薄っすら脳みそに浮かぶ暇すらなく、
とにかく毎日が忙し過ぎて時間が流れて行っているのですが、
せっかくの区切りなので、
この機会にいろいろと振り返って、
特にドイツに来たからこそ起きた変化、気付き、報告みたいなもんを何個か挙げていきたいと思います。



・ドイツ語全然うまくなってない
さっぱりですわ。

いや理由があるんです。聞いてください。最初は習う気満々やったんです。
というか今も習う気はあるんです。

ハンガリーのときもそうでしたが、やっぱりちょっとでも喋れると喋れないとでは全然生活の便が変わってくるんですよね。
他にも、ちょっとぐらい喋れるといろんな人とコミュニケーションも取れて断然滞在がおもしろくなるんですよね。

あと、ハンガリーと違って、
ドイツは世界トップの先進国であって、
何か不思議な運命の巡り合わせで住むことになる人が多いハンガリーと違って、
移民なり移住なり留学ない就業なり、
世界からいろいろな国がドイツを目指して入って来るような国です。

ちょうどアジアの人が日本に来るのと同じ構図で、
彼らが日本語を習うのと同じように
ドイツ語を学ぼうという人はけっこういますし、
実際ちょこちょこ喋れる人はかなり多いですし、
ふつうに喋れる人も多いです。

なので、僕の体感だと、全くドイツ語を学ぼうとしてない人の方が逆に珍しい感じがあります。
ハンガリーはその点、外国人でハンガリー語を学ぼうという人はかなり少なかったんじゃないかと思います。

ほんでですで、
僕が今の会社に転職を決めた当初は、うちの会社は就業時間内にタダでドイツ語のレッスンを受けれるという福利厚生をやってました。

これが大人気で、僕が入社した当初はなんと半年待ちでした。

で、半年経った9月。
まさに次が僕の番というところで、うちの会社はこの就業時間内のレッスンを打ち切って、
その代わりに就業時間終わってからドイツ語のレッスンに行く人にお金を出すという仕組みに変更しやがりました。

そして9月には奥様が赤ちゃんを連れてやってきたので、就業後に時間などあるわけもなく、ズルズルと今に至ります。

なので、今のドイツ語のレベルはというと、
お店とかレストランでほしいものが置いてあるか聞いたり、値段聞いたりぐらいはどうにかなるけど、
イレギュラーな返事には一切対応できずフリーズする、というレベルです。

これぐらいのちょっと手出したぐらいのレベルが一番あかんくて、
脳みその中で一つの言語領域として確立されていないので、
同じく中途半端なレベルのロシア語とハンガリー語と混ざりまくって悲惨なことになっています。

それぞれの言語で微妙に知っている語彙が違うので、なんか言うたはいいけど一文の中に3言語混ざってるとか、そんなこともあります。

やっぱりそれなりに長い時間話してきた英語と日本語は完全に分かれてるんですよね。
それ以外がその他で全部ひとくくりにされて脳みそに押し込められてます。

ここだけの話、来年ぐらいには帰国かなと思っているので、
おそらくドイツ語はこのままズルズルと何もやらないという方向性のまま今後も進んで、というか停滞しそうです。


・サバイバル力が向上した
ベルリンはIT系のスタートアップが毎年300~500社も立ち上がっていると言われていまして、
当然のようにドイツ内の人材では足りひんので、
東西南北全ヨーロッパからはもちろん、
ロシア、中東、アジア、あるいはアフリカからエンジニアを集めまくってなんとかやりくりしています。

そういった背景もあって、多くの会社で英語が会社の公式言語やったりします。

また、そんな感じで外国人が集まりまくっているので、
たいていのレストランやバー、お店では英語が通じます。

そもそも、ドイツでは別にインターナショナルな会社に勤めてないそのへんの普通の人でも
特に若い世代の人は英語を喋れる人がかなり多い気がします。

ハンガリーではそのへんの人には英語はさっぱり通じなかったので、
ドイツに来た当初は「やっぱベルリンは英語で楽勝やな」と思ったのを覚えてます。

でもそんなことは全くありませんでした。

肝心なところで英語を喋ってもらえません。

まず、役所の人は英語を喋らないと思った方がいいです。
ドイツは何せ手続きが多いので役所に行く機会は多いんですが、まぁそのたびに苦労します。

住民登録もドイツ語、
免許の切り替えもドイツ語、
子ども手当の申請もドイツ語でしたし、
税金の手続きもドイツ語、
アパートの各種申し込みなんかももちろんドイツ語、
病院の問診票もドイツ語、

しまいにはビザを発行してもらいに行く外国人局で「英語ムリ!ドイツ語でお願い」と言われてしまいました。

「いや、ここは外国人毎日来る場所やねんからさすがに英語喋れよ」と一瞬思いましたが、
よく考えたら日本も絶対英語対応ないやろな。まぁしゃーないかほしたら。


でもでも!日本と違うところは、ドイツは(というか日本以外の海外はおそらくほとんど)交渉社会というところです。
とりあえず、正しいものをもっていけばどうにかなる
あるいは正しくないものをもっていけばちゃんと受け付けてもらえない日本と違って、
窓口の人次第でいうことが全然変わってきたり、
申請に必要な書類も変わってきたり、
受け付けてもらえたり、はねられたり、めっちゃ怒られたり、
電話で申請に必要な書類聞いたのに行ってみたら言われてない書類が急にいると言われたり、
急に奥さんのビザの申請に旦那連れてこいとか言われたり、
そこをなんとかお願いして無理くりねじ込んでもらわないといつまで経っても何も進まないという場面が往々にしてあります。

それをカタコトのドイツ語でなんとか全部ねじ込んできた1年でした。

イッテQの出川イングリッシュばりにサバイバルしてきたと思います。

やっぱり海外で生きていくのに求められるのは気合と根性ですね。

いや、ふつうに語学力か笑


ちなみに、これに関連して海外に住んでいる身として常にリスクがあるなと思うのが、
なんか緊急のことが起きても、絶対に救急車なり警察なりまともに呼べへんということです。

そういうリスクも考えると、やっぱり最低限の語学力は必要ですよね。

ちなみにのちなみにですが、
ドイツでは移民のトルコの人で犯罪をする人がいるのですが、彼らはドイツ語喋れなかったりするので、
なんと警察がトルコ人を警察官に雇ってそのへんをカバーしているそうです。

日本語もカバーされるようにみんなでドイツで犯罪していきましょう!



・炭酸水派に移行した
急にどうでもいい情報で申し訳ないんですが、炭酸水派に移行完了しました。

炭酸水=意識高い系という図式があると思うんですが、まぁ一旦落ち着いて聞いてください。

ドイツは、ミネラルウォーターが、まずいんです。硬水やから。
今思えば、ハンガリーもまずかったです。

炭酸水やと、あの味でどうにかなるんですね。
二酸化炭素も水も味がしないのに、混ぜると味がするんですから世の中って不思議ですよね。

まぁとにかくそういうことなので、
炭酸抜きがマズい→炭酸の方がマシ→炭酸がうまい!という流れで徐々に移行しました。

意識は高くないですが、もう炭酸抜きには戻れません。



・ビール飲むようになった
ビールはそもそも苦いのが苦手で、
あとハンガリーでクオリティーが高い&安いワインに囲まれていたこともあって、
ドイツに来るまでは完全にワイン派で、ビールは敬遠していたのですが、
いざドイツに来てみると、やっぱりビールを飲む機会がかなり多いです。

みんな酒=ビールという感覚ですし、
会社にもビールが常備してありますし、
そのへんのお店でパッと買ってサッと飲めますし、
なによりラガービールばっかりの日本に比べてビールの種類がとにかく多くて安いので、
いろいろ試していくうちに自分の好みに合ったおいしいビールを見つけることができました。

今ではもうどこにいってもビールビールのビール派になりました。

あまりにもビールの頻度が多いので、
僕の周りの人はだいたいみんな栓抜き機能のついているキーホルダーを身に着けているか、
ペンとか鍵とかでビールの栓を開けるテクニックを身に付けているかのどちらかです。

猛者やと親指でフンっ!て空けたりします。

たくましく鍵で栓を抜くのがかっこよくて、
僕も男らしく後者になるべく練習していましたが、
残念ながら1年経過後も栓抜きテクニックを身につけられず、
毎回毎回友達に頼んで空けてもらうのも申し訳ないので、
ついにこの間栓抜き機能付きキーホルダーを買いました。

栓抜くのに5分ぐらい鍵でガチャガチャしていた今までが嘘のように
ラクラク栓抜きライフを楽しんでいます。



・ドイツ(人)のイメージが悪化した
そうですね、どちらかというと悪化しました。

というか、ドイツ人ってよく日本人に似てるって言われますよね。
なので、日本人ぐらいしっかりしとんかなと、
事前に期待値を高く設定し過ぎてしまってた僕のミスでもあります。

彼らは、
バンバン遅刻しますし、
締め切りも守りませんし、
日本人が思うようには働きません。

スーパーのレジとかもアホみたいに列できてます。

本当に自分のキャパ以上の仕事は一切しないという感じで、
日本人みたいに頑張って急いで処理するとかいう気持ちもないですし、
お客さん側はお客さん側で、
自分の番では本当にしっかりと納得がいくまで、
後ろにどれだけ人が並んでようが気にせず時間を使います。

結果として一日に処理できる件数に限りがあり、
そのためにうんざりするぐらいなんでも予約が必要です。

日本やと行けばまぁ待つかもしれないですけど基本的に飛び込みで行けば処理してくれるような
役所なんかも全部予約が必要で、
免許なんか切り替えに2ヵ月待ち時間がかかったんですが、
なんと切り替えの申請の予約が取れたのが3ヵ月先の日程でした。

ビザも、奥様は半年の期間のビザで最初入ってきたんですが、
それが切れるまでの間にビザの更新の予約できる日がなくて、
結局奥様は予約の関係ない早い者勝ちの開放日に朝の6時から並んでました。

銀行も口座開設するのに予約がいります。

こんな感じでなんでもかんでも予約予約予約の予約社会なんですが、
中でも一番やめてほしいのが、
病院に行くのに予約がいるというところです。

ある日子供が皮膚が荒れてきたので皮膚科に連れて行ったら、
次の予約は最短で一ヵ月後ですとか平気で言われました。

もうそのころには治っとるか取り返しつかんかどっちかじゃい!

じゃあなんや、「僕一ヵ月後病気になると思うんで、予約できますか?」的に予約しとんかドイツ人は!という感じです。

結局は、本当に風邪とか病気のときは飛び込みで行けば待ちに待って最後の最後に処理してくれるんですが、だいたい2時間は待ちます。
同僚はこの前5時間病院で待ったと言ってました。


あと、「担当者がバケーション行ってるので、帰って来るまで何も処理ができません」とかいうのも聞き飽きるぐらい聞きました。

「奥様と子供が再来週日本から来るから、保険証がほしいんやけど」と僕の社会保険の会社にお願いしていたところ、
ある日メールが帰って来なくなったので電話してみたら、
なんと担当者が案件をほったらかしでバケーションに行っていたというのがありました。


なんというか、日本人は振られた仕事を全部終わらせるまで帰れ(ら)ないのに対し、
ドイツ人は振られた仕事に優先順位をつけて、
その順番に沿って定時まで働いて、終わらんかったのはまた次の日、という感じで仕事を進めます。

なので、「あ、自分の件が優先順位下げられてるな」と思ったら、出向くなり電話するなり、なんらかのプッシュをしないと、
永遠に優先順位最下位で全然仕事が終わってこない、というかもう結果無視された感じになる、というのもよくあります。


ただ、ここで書いたことは大体どこのヨーロッパも同じで、
そういう意味でいくと、確かにドイツ人は他のヨーロッパの人たちに比べるとまだマシな方かもしれません。

でも、ドイツ人は日本人に似てるというのは確実にウソです。
そこ期待値上げていくと裏切られます。


・良いところも書いとく
公平を期すために、良い事も書いておきます。

まず、上で散々ボロクソに書いたことがそっくりそのまま理由になって、
バケーションは本当に取りやすい環境にありますし、
仕事以外の自分の人生のための時間をしっかり確保することができます。

全員が全員に寛容なんですよね。

みんな2週間とか3週間とか休みますし、
うちの会社だと、有休使い切ってもたからって無休で休んで旅行に行ったりしとるやつもいます。

また、定時に帰れることが明らかにわかっているので、
その点で子育てもかなりしやすいというメリットがあります。

育休も、育休手当は期限と金額に上限があるものの、
男女問わず最長で3年間取れるらしいです。


あと、ドイツと言えば高福祉・高税金国家のイメージがあると思うんですが、
僕は高福祉・低税金国家やと思います。

ベルリンに来た当初は、子どももおらず奥様もおらずで、
一番厳しい単身者の税金クラスに属していたので、
40%の税金が課された給料明細を見たときは引き算の恐ろしさに打ちのめされましたが、

奥様が来て税金の支払い率が変わり、
さらに子ども一人につき毎月2万円ほどの補助が(なんと18歳になるまで!)帰ってきているので、
結局今は家族全員の社会保険も全て含めて、
給料の30%弱ぐらいしか税金として取られていない計算になります。

それでいて病院はタダです。
ただの風邪だろうが出産だろうが全部タダです。
ものによっては各種薬、抗生物質なんかもタダです。

財布をポケットから出すことなく病院に行って、薬局に行って、おうちに帰ってくる。
すんばらしいですね。

学校も全部タダですし、
ベルリンは最近保育園もタダになりました。

また、失業すれば失業保険も最長で24ヵ月、以前の収入の60%が出ます。
自己都合退社でもすぐ出ます。

もしホームレスになっても、駆け込むところがあって、
そこに行けば住むところもご飯も全部どうにでもなります。

この辺の社会福祉の充実度はさすがと言った感じです。



・あんま謝らんくなった
日本人って、よく謝りますよね。

ごめんごめん。
すみませんすみません。

それに比べてドイツ人って全体的にあんまり謝らないんですよ。
それに合わせて、僕も外国人に対しては、あんまり謝らなくなりました。

といっても、なんでもかんでも謝らないわけではなくて、
いくつかのパターンで謝るのを止めた感じです。


まず、すみませんにもいろいろ種類があると思うんです。

①ふつうに自分に非があるやつ
「あ、ごめんごめん間違えとったわ」

②自分にけっこうな非があるやつ
「申し訳ありません、間違えました」

③自分に非ないけどとりあえず言うやつ
「すみませんこんな日に来ていただいて。台風になるとは思いませんでした。」

④自分に非ないけど、割と一大事になったときのやつ。
「すみません、ブレーキが壊れて壁に突っ込んでしまいました。」

⑤阿吽の呼吸で自分が責任を引き受けるやつ
(絶対に指示が間違えとったのに)「すみません、私が勘違いしていました」

⑥相手をフォローするためのやつ
(完全に全部説明したのに)「すみません、私の説明不足でした」

⑦謝った方が早いから謝るやつ
「ごめんごめん、僕が悪かったです。」

⑧相手を牽制するやつ
「すみません、なんかややこしい注文しちゃって」

他にもまだまだあると思いますが、ざっとこれぐらいかと思います。

これを見て思うのは、「ごめん」って言うてるだけで実は謝ってないってパターンってありますよね。

例えば、③④⑤⑥は、言われた相手も謝ったと思わないケースです。これを額面通り受け取ると、そいつはコミュ力がないと思われると思います。
⑦と⑧もそれぞれ別の意味で謝ったと思わないケースです。

これらを踏まえた上で僕が今どうしているかなんですが、

①なんかは今もふつうに謝ります。
②は僕はしっかり誠意をもって謝るタイプです。このへんは日本とか外国とか関係なく、僕は謝らない方が立ち回りが難しいし損が大きいと思います。

③④⑤はあとに回して、

⑥は場面と空気を読んで言います。むしろこれは数少ない日本人のすみませんスキルが有効活用されてコミュニケーションを円滑にできるケースやと思います。

⑦は時と場合と機嫌によるとして、
⑧は相手を見て使います。
日本人の場合は、ほぼ100%「ううん、大丈夫やで」という返答が期待できると思いますが、
こっちでは人によっては「せやで、それは無理やわ」と言われたりします。

例えば、スーパーで肉を薄切りにする機械があるのを知っているので、
「ごめんやねんけど、それ薄く切ってよ」とお願いしても「嫌や」とか普通に言われたりします。
この場合はむしろお客さんの立場を振りかざして最初から上からお願いする場合もありますし、
逆にめちゃくちゃ下から懐柔してお願いする場合もあります。

で、飛ばした③④⑤ですが、
これら全部、特に④⑤は確実に謝らなくなりました。

まず、③は外国人はマジでなんで謝ってるのかわからない場合がよくあるので、意味が通じないのでやりません。

④⑤は、「空気を読む」という日本人間の文化の上に築かれた「すみません」なので、
それをその文化のない相手にやってしまうと、本当に自分の責任となる場合があります。

状況的に見て、「あ、こいつは悪くないんやろな」と思われていたのに、そこで謝ることによって
「あ、なんやこいつが悪いんか」となってしまう感じです。
なのでこれは絶対にやらないようになりました。

ちゃんと状況を説明して、責任の所在を明らかにします。
日本人にはとても苦しいことですが、「空気読めよ。誰が悪いかわかるやろ」が通用しない場面では、自分を守るために、仕方ない場合は名指しすることもあります。

先ほども書きましたが、何事も交渉な世の中です。
出世もお給料も肩書も、決まったレールなんかありません。

ほっといたら誰もお給料なんか上げてくれません。

そういうところで、こういった場面で謝らないということは大事になってくるということを学びました。


・ブログからキレが失われた
えぇえぇ、なんというか今回の振り返りを書くにあたりドイツ来てからのブログを見直して思ったんですが、
というかもう今回のブログも今書いてて感じてるんですが、
なんというかドイツ来てからのブログはキレがあんまないんですよね~。キレが。

キレがなくなったんならほんなら代わりにコクみたいなもんが出るかと思ったらそれもないんですよね。

なんかこう~、
スープが残念なラーメン屋みたいな感じというか、
全体的に旨味成分が足りてないというか、
イノシン酸、グルタミン酸が乏しいというか、
ほんで別に栄養もないというか、
この表現も伝わりにくいというか、
そういう感じになってもてるんですね。なってもてるんですよ。

たまにもっと過去のブログを見返すことがあるんですが、
ハンガリーに来た当初は全部が新鮮で、
ブログのネタを見つけるでもなく勝手に見つかり、
構想を考えるまでもなく勝手に四方八方に文章が広がっていったんですが、
最近はネタ集めにも苦労していて、
炭酸水に移行したとかそんなことも書いてしまう有様です。

30代に突入して感性も失われていっているのか。


まぁこうして振り返ってそれを確信できたのはよかったということで、
明日以降新鮮な少年の瞳と感性に戻って、リフレッシュした気持ちでブログを続けていければなと思います!


ほなまたそのうち新鮮取れたてな出来事を記事にしてお届けします!
ではでは。

皆様、こんにちは。
お久しぶりです。

なぜ久しぶりになってしまったのか。
我が家はここ最近なんだか多忙を極めていたからなんですねー。

4月に旦那さんの両親が遊びに来てくれ、南ドイツを旅しました
→ブログに詳しく書きたい

一週間の間をあけて今度は私の両親が遊びにきて、
総じて2週間一緒にいました。

そしてこの2つの訪問の間の一週間もまた濃密で、
私は大学院の社会学の課題で女性の社会進出について小論文を必死で書き終え
→個人的にとても興味のあるテーマのためこの内容についてもブログに書きたい

さらに同じその一週間でお子さんが初めて39度の熱を出すという事態に見舞われておりました。

ということで、書くネタいっぱいなのですが、筆が追いつかない状況でございます。

徐々に頑張って追いつきますけん、しばしお待ちを

そして今も別の課題まっだなかにつき、今回は全く順不同ですが、
私の両親と行ったところについて書くことにします。

さくっと書く予定がやっぱり長くなってしまう、それがうちの夫婦の特徴です。

私の両親はなぜかドイツに遊びに来ているはずなのに、
メインで一緒にチェコに行ってました。

そういえば、ハンガリーに遊びに来てくれた時も
なぜか一緒にイタリアに行ったりクロアチアに行ったりして、
ハンガリー滞在は必要最低限というかんじでした。

はるばるヨーロッパまで来たし、の策略なんでしょうね。

※全く関係ないけど、過去の旦那さんの日本食をハンガリー人に
食べさせているこの記事にぶちあたりました。おもろいな。

で、今回行っていたのはチェコのKarlovy Varyという温泉スポット。

ここは街並がキレイで(天気の悪さにヨーロッパの遅い春を感じて下さい)
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まちなかに温泉が文字通り吹き出してます。
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やることといえば、ハイキングとか。これがうちのハイキングスタイル。
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私はお子さんの抱え過ぎでギックリ肩という前代未聞の症状になっていたので
とっても温泉に入りたかったのですが、(よく見たら入るの禁止らしいけど)

まさかの温泉に入る文化なしΣ( ̄ロ ̄|||)

温泉好きの一同、大ショック。

そうです。温泉は飲み物です。

みんなあっちゃこっちゃで温泉を飲んでおりましたが、
まぁ予想通りまずく、私は極力飲まないことにしたので温泉地帯にあやかれず。

でもお子さんとのんびり旅行にはえぇとこでした。

因みに、このKarlovy Vary(←どえらくカタカナにしづらい)の名産は
ハーブ酒のベヘロフカ(これ↓)
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日本のバーとかにも置いてあるので目にした人もいるかもしれません。
もしや飲んだことがある人もいるかもしれません。

私はハーブ酒が好きなのでこれも好きなのですが(度数も高い
旦那さんはハーブ酒があまり好きではないのでそんなにだそうです。

このベヘロフカのミュージアムにいったのですが、
製品ができるまでの歴史とかを面白く話してくれました。
ベヘロフカ製造のレシピを知っているのは世界で2人だけだそうですよ
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ガイドツアーだったのですが、希望の有無に関わらず、全部ロシア語でした。
ドイツでは有無を言わさずドイツ語の場合がちょくちょくあったりするので
なんだか嬉しくなります。

と同時に、アルコール製造に関する知識を深めたい人たちの出身国の偏りを感じます。

その他の名産はガラス製品です。
こちらは訪問者の出身国に偏りがそこまで見られないらしく、
いろんな言語のガイドが用意されてました。
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image2(16)
























チェコの後、うちの母はロシアに向かい、
(はるばるヨーロッパにきてるし近いし、という例の策略)
父だけがあと一週間ベルリンに滞在することになりました。

なぜならそれは父がロシアに行きたくないから。
でもフィンランドから日本には一緒に帰りたいらしい(フライト時間が長いから)

ということで、還暦間近の父と1歳間近のお子さんとの3人で遊ぶ日々が急遽訪れました。

父は事前にインターネットで調べてきた
ベルリンの不思議スポットにいろいろ行くことに(*・ω・)ノ

けっしてメジャーではなさそうな、
いや、でもむしろこれこそメジャーなのかもしれない…
そんなスポットたちでした。

廃れた遊園地

ベルリンの旧東ドイツ側には一つだけ遊園地がありました。
東ドイツが存在している間は大盛況だったのですが、
東西ドイツが合併してからは資本主義の波につぶされあっけなくクローズ。
荒れ果てていくがままに放置されているという、

そんな遊園地がなんとベルリンの中にあるらしい

荒れ果てスポットが好きな人がどんどん潜入してネット上にあげられている
こんな写真とか
Abandoned Berlin Spreepark Amusement Fun Park-9987
















こんな写真とか
ku-xlarge

















こんな写真とか。
promo-large2


















これは観に行かねば
↑荒れ果て系(ジャンル?)けっこう好き。

が、残念ながら、この遊園地は買い上げられてしまい、
持ち主により四方八方を塀で囲まれてしまったのです。
荒れ果て状況は変わらないままに。

塀の高さは2メートル。

お子さんを旦那さんにかつがせてよじのぼることは可能だけども、
塀に恐ろしい看板がかかっているので躊躇してしまいます。
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無断侵入が発見された場合は裁判沙汰になってしまうとのこと…。

これはさすがに潜入の代償が大き過ぎるということで
あきらめて、外からいくつか写真を撮ってみました。
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十分に廃墟感が伝わるかと思います。
青草と数十年前は多くの人が訪れたであろう建物たちの残骸…。
哀愁を感じます。
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そしてこの場所をどうにかする気が微塵も感じられません。

この場所の正式名称をお探しの方、「Spreepark」でございます。

「物」博物館

いったい何が展示されているのか。

、です。
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プラスチックコーナーとかこんなかんじ。そもそもそんな名称。
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本当に世の中っていろんな物であふれてるんやなー、
となんかしみじみしてしまいます。
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死ぬほどどうでもいい、王冠でつくられたねずみとか
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ナゾの一味
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愛嬌があると言えなくもないカバ。横の彼は誰なんやろ?
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そんなどーでもいい物をひたすらにただ展示する、それがこの博物館のユニークさなんですね。

そこに何か意味はあるのか。分かりません。
でもカトリックの祈る人の手のオブジェをまとめると異様な雰囲気が産み出されます。
こんなアート、あるかも。
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モナリザコーナーもいいですね。特に一番場所を占めているクオリティー低いやつ。
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なぜか「物」を観に来ている人はファンキー。ベルリンらしさが全面に出ています。
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予想されるかと思いますが、こんなコーナーも。
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目録は「身体のパーツ」という非常に客観性あふれるものでした。

さて、奥のスリッパにご注目下さい。
(はい、スリッパです。あと前のカップについての言及は割愛)
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旦那さん曰く、これを思いついた人は相当な天才か相当なアホ、とのこと。

はい、次〜〜〜〜
DSC02314
















撤去予定の建物がまるごとアート

これは写真が禁止だったので写真を載せれないのですが、
ある銀行の建物が撤去されることになりまして、
とてもベルリンらしいことにそこをアーティストたちが使うことになりまして、
建物の中を50人以上のアーティストが近代アートの作品にしています。

このアートプロジェクトのページ

どの部屋もそれぞれのカラーがあって、
宇宙人感があったり、ピンク全開だったり、映像が流れていたり。
階段もグラフィックアートでとてもいいかんじでした。
部屋だけでなく、どのトイレも作品になってました。←そして利用もできる。

写真に納めることができないだけでなく、
2017年5月末でアート作品となったこの建物が本当に撤去されてしまうということで

プレミア感がすごいです。

このビデオ(英語)でかなり詳しく紹介されているので行った気になって下さい。



昼間の平日だったけど、1時間半並んでやっと入れました。

日本でもこんなことやってくれたら楽しいな〜
そしてできれば撤去しないでほしいな〜

如何でしたでしょうか?

大人になってから父と遊ぶのもええもんです

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